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おだんご太平記  作者: 東のマ王
2章 立派な武士になれるように頑張っていたら仲間が増えたよ。

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2ー10話

信長「おっ、この団子も美味いな」


 あれから数日後、僕の部屋におだんごを食べに来た信長にいちゃんがそう話しました。


勘十郎「ねー、そのおだんごも美味しいよね」

信長「うむ、まさか団子の方に葉っぱを入れるとは思ってなかったが、悪くはないな。ぱくぱく……」


 信長にいちゃんはそう話すと上にあんこの乗ったよもぎあんのお団子を嬉しそうにパクパクと食べて行きました。


勘十郎「よもぎのおだんごも美味しいよね」

信長「うむ、なにより上にあんこが乗っているのが良いな。ぱくぱく……」


 信長にいちゃんってあんこが好きなんだよね。

 その辺りは父上に似ているのかな。


信長「ふぅ〜〜、ごちそうさん」

勘十郎「おそまつさまでした」


 おだんごを食べ終えて信長にいちゃんがそう話したので僕はそう答えました。


勘十郎「あっ、もう一皿食べる?」

信長「いや、腹いっぱいになったからもう十分だ」

勘十郎「そうですか」


 うん、信長にいちゃんがお腹いっぱいになったのならよかったね。


信長「あっ、そうだ。勘十郎この茶碗を一つ貰って良いか?」

勘十郎「えっ? お茶碗? 信長にいちゃんもお茶を初めるの?」


 信長にいちゃんがお茶の方に興味を持つのは珍しいかも。


信長「いやなかなか綺麗な茶碗に見えるし、湯を飲むヤツ用に貰えないかと思ってな」

勘十郎「そう言う事ですか。信長にいちゃんが欲しいのならどうぞ」


 お茶碗ならいくつもあるし一つくらい信長にいちゃんにあげても問題ないよね。


信長「そうか、悪いな。それじゃあコレは俺が貰っていくぞ」

勘十郎「はーい」


 コレで信長にいちゃんもお茶に興味が湧いてもし信長にいちゃんがお茶を始めたらその時は僕も飲ませてもらおうかな。


信長「それじゃあ、俺はそろそろ部屋に帰るか」

勘十郎「はーい、お勉強頑張ってね」

信長「うむ」


 信長にいちゃんはそう話すと僕の部屋から出て行きました。


勘十郎「さて、信長にいちゃんも部屋に戻った事だし、僕ももうひと頑張りしようかな」

ちよ「奥の部屋に行かれるのですか?」

勘十郎「うん」


 信長にいちゃんもうチョット待っていてね。

 信長にいちゃんが見回りで怪我をしないように僕頑張って服を作るからもう少しだけ待っていてね。

 僕はチヨと桜と一緒に茶室の奥の部屋へと入って行くのでした。

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