2話
???「ふぅ〜〜、あんな大物にいきなり会うなんてビックリしたなぁ」
散々はしゃいで疲れたので家の中に戻って一休みする事にしました。
剣の稽古の途中だったけど、信長にいちゃんも休んで良いと言ったから問題ないよね!
あ〜〜、畳の上でゴロゴロするのって気持ち良い。
???「と、それはそれとして僕は転生したのか……」
この場合タイムスリップしたと言うのが正しいのか転生したと言うのが正しいのかよく分からないけど、僕は過去の武将の子供に生まれ変わったみたいです。
一応以前の事も覚えているけど僕はどうして転生したのかな?
パターン的には死んで転生するのが普通だけど……。
うーーん、思い出せないからソレは良いか。
どうやら僕は以前の記憶を全て持ったまま転生した訳ではないみたいです。
ええと、こう言う場合はどうすれば良いのかな?
あっ、お決まりのアレを試してみようか。
???「よし。それでは、ステータスオープン!」
名前:織田勘十郎信勝
年齢:5歳
レベル:3
体力 :96/100
霊力 :32/32
統率力:3
筋力 :8
耐久力:9
知能 :13
神通力:12
敏捷 :10
技能:剣術(初級)算術(初級)書道(初級)鼓舞(初級:2)風玉(初級:5)茶室召喚(初級:5)
技能ポイント:6
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転生したらまず1番初めにする事はそれかと思いそう唱えてみたら、目の前に透明なタブレットみたいな物がぷかぷかと浮かんで現れました。凄い。
???「ええと、コレを見ると僕の名前は織田勘十郎信勝なのか? なんだか名前が二つ続いていてオカシナ感じだけど、信長にいちゃんが僕の事を勘十郎って呼んでいたから勘十郎で良いのか」
???→勘十郎「うん、僕は今日から勘十郎だね」
今までもズット勘十郎だったから何も変わってないって気もするけどソレは気分の問題って事で1つよろしく。
ええと、コレを見ると僕のレベルは3で体力の所が96/100になっているけど……。
うん、コレはゲームで言うHPみたいな物でみんな最大値が100で100パーセントの状態から怪我をしたり病気をしたら数字が減って行くもの……みたいだね。
左側の数字が少し減っているのは信長にいちゃんに棒で頭を叩かれたからかな?
あれ結構痛かったよね。
それはそれとして、霊力って言うのはゲームで言う所のMPみたいなもの……みたい。
書き方は違うけどこんなモノがあるって事は魔法とか使えるのかな?
もし使えるのだとしたら楽しみ〜〜。
その下の統率力とか筋力の所は……くっ、1桁のモノが多いけど5歳児なら1桁でも仕方ないよね。
これからグングン伸びるだろうしソレを期待しましょう。
その下の技能と言うのは……おお! コレは魔法とかスキルの事だね。
どんなモノがあるのか1番楽しみ部分だね。
僕はどんなスキルを持っているのだろう。わくわく。
ええと、剣術は剣の稽古をしていたから自然と覚えたのかな?
初級なのは剣の稽古を始めたのはつい最近だから当然と言えば当然だよね。
次の算術は……コレも初級ですか。
元が大学生だったのだから初級より上でも良さそうな気がするけど、そう書いてあるのだから仕方ないか。
次は書道ですか。あっ、コレがあるから今までミミズがのたくったような筆で書いた文字がそれなりに読めていたのかな。
うん、スキルって大事だね。
そしてその次は、鼓舞ですか。
おお! なんかそれっぽいのが来た!
信長の◯望とかで出て来そうなスキルだね。
コレも初級なのは仕方ないけどコレにはその後に数字が書いてあるんだね。
あっ、コレは消費MPと言うか霊力を消費して発動させるタイプのモノで、鼓舞ってのは味方をやる気にさせるスキルみたい。
うん、魔法ぽくて良いんじゃないでしょうか。
それでその次は風玉……。
おお! コレはメッチャ魔法ぽいぞ。
これは試してみるしかないよね。
勘十郎「よし、風玉!」
そよそよ〜〜。
勘十郎「あれ? なにも起きないぞ?」
勘十郎「なにかミスったのかな?」
勘十郎「それならもう一度、ええーーい! 風玉!」
そよそよ〜〜。
右手を前に突き出してもう一度そう叫んでみました。
勘十郎「うぅう、これなんかメッチャ疲れる」
勘十郎「なんだか一応手から何かが出ているような気がするけど……」
勘十郎「初級だしステータスもそんなに高くないから今はこのくらいしか出来ないのかな」
大人になる頃にはきっと人を吹き飛ばせるくらい凄いスキルになっているかも知れないし、それを期待しましょう。
ええと、それで最後は……茶室召喚ですか。
えっ、茶室召喚……?
そんな魔法は初めて見た気がするけど、唱えると茶室が出てくるのかな?
一応これも確認しておきますか。それでは……。
勘十郎「茶室召喚!」
僕はどんな物が出て来るか期待に胸を膨らませながらそう叫んだよ。
誤字脱字を直しました。




