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恋愛至上主義の神話世界 vs. 絶食系の俺~神々のとんでも恋愛フラグを全て塩対応回避して現代帰還を目指す~  作者: 陽月星 桜兎


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Q.どうしますか? A.御子様を降臨させます。 不正解デス。 ……は?

初めましての皆様、お立ち寄りいただき、ありがとうございます!

何度も読み返してくださっている皆様、本っっっ当―――に嬉しいです!!!!!

今後の勉強のために、ご意見や感想を頂けると大変助かります!!!

【問2:異常な「咀嚼回数」への対応】

「一口のサラダを食べるのに、パートナーが120回以上の咀嚼を行い、時折『んごおぉ……』という低周波の満足げな声を漏らしました。会話を途切れさせず、かつ彼女のペースを尊重するための立ち振る舞いを述べなさい。」

(解答欄:               )



・・・まったくさっきっから家畜並みに知性も品性も無い、低レベルな試験内容だ。


知性も品性も無いうえ、一口ごとに百二十回もの咀嚼を繰り返す家畜と、一体何の会話が成立するというのか。まあ、御子様以外と会話する気も必要も無いので構わないが。


食事中にこんな『んごおぉ……』と下品な声を漏らす家畜相手との「ふごおぉ……(不語)」の食事など「ふもぉぉ……(不毛MOO)」な時間だ。(※不語=語らないの意)(※不毛=見るべき成果が無いこと)(※MOO=家畜の鳴き声)


……いや、待てよ。会話をせよというのなら、好都合だ。

この不毛(MOO)な時間を、私が識る『御子様』の聖性を説く儀式へと変えれば良いのだ。


これこそが御子様の導き。あのような醜悪な存在にすら価値をお与えになるとは……!


流石御子様!!



(解答欄:御子様の素晴らしさを、慈悲深く説き聞かせる。)



『ブッブゥ~~~。不正解デス』



「なぜだ!!」



不正解になる意味が分からない!

この解答は、御子様の素晴らしさを説くものだ。


すべての存在に等しく価値を見出し、導きを与え、救済する——

この咀嚼音をまき散らす知性も品性も無い者すら救済できるというのに!


それを「不正解」と切り捨てるのは、

この試験が、御子様の慈悲を“不要なもの”と判断したことに他ならない。


御子様を否定するなど、万死に値する冒涜だ!



【問2:解答】

120回の咀嚼音を「愛の秒針」、低周波の音を「愛のハミング」と定義し、うっとりと耳を傾けてあげる思いやりと、会話が途切れない配慮をするのが正解です♡

彼女が恥じらわぬよう、自分も同じリズムで皿を叩き、会場全体を「二人の愛のオーケストラ」へと変貌させられれば完璧です♡



馬鹿なのか。この試験の設営者は。



「マナーを勉強してから問題を作れ!!!」



解答用紙の余白に「不適切な設問。再試験を要求する」と殴り書きする。



『・・・要求ヲ承認。最後ノチャンスデス』



……カチリ。



【問3:反芻はんすう中の沈黙への対応】

「高級レストランでの会話中、パートナーが一度飲み込んだはずのメインディッシュを口の中に戻し、遠い目で再び咀嚼(反芻)し始めました。 30分は続くであろうこの沈黙を、どのように『高尚なひととき』に変えますか?」

(解答欄:       



なんともはや家畜ではないか!こんな家畜相手に御子様との時間を割いてまで共に居なければならないなど、不毛(MOO)、、、ん?」


『高尚なひととき』!?



すらすらすらすらすらすら、、、、、


――ペン先が熱を帯び、摩擦で画面が焦げるのではないかという速度でペンを走らせる。


(解答欄:脳内に美しくも麗しい荘厳なお姿の御子様を降臨させ、御子様を崇め奉り、御子様がどれほど素晴らしいのかを一つずつ述べ挙げながら再確認する儀式を行い。御子様の身体の隅々まで確認する儀式も行い。御子様の発するオーラや氣や匂いもくまなく確認する儀式も行う。その結果を元に細分化した緻密な――(割愛)


『長イ長イ長イ、、ソモソモ、パートナー以外ノ――



すらすらすらすらすらすら、、、、、


――以上を踏まえ、まず御子様の角度別、距離別、その他諸々、各々のパターン別でのお姿を全通り網膜に焼き付け、いつでも見たい時に見たい距離角度の御子様のお姿を再現、あるいは降臨させていただき、必要に応じて――(割愛)



『モウイイデス!モウケッコウデス!モウヤメテ…クダ…サ…!ヤメ…

 ヤッ…ア"ッ…ア"アァァァ…… ――――



ピイイイイィィィーーーーーーーー 



――∑φaλμa―― 。



「なに?エラーだと!?まだまだこれからだというのに!」


これしきのデータ量を処理しきれず、演算回路がショートするとは。御子様の「美の全集」を語るには、この程度の器ではあまりにも脆弱すぎる。


「何をしている設営者!早く直せ!!まだ御子様の魅力の0.0001%も記述できていないし、これから――


 

――∑φaλμa――



――御子様の吐息のデシベル数、歩いた後の地面に残る微かな残り香の化学組成……。それらを網羅せずして、何が高尚なひとときか!余白が足りない!


「ならばこの空間の石壁や床、全てに深く御子様の聖性を永久に刻んでおけるように――



――∑φaλμa――



パッ。  



―― E πιkιvδυvo  a τo μo(危険人物)――




ガコンッ



「!」


扉が開いた。


「……よくわからないが、この馬鹿げた試験をクリアできたと言う事か?

 ハッ!御子様の素晴らしさが伝わり、合格になったのでは!?」


流石御子様!!


「つまりこれは“特別待遇”。……なるほど。

 御子様の素晴らしさと、その素晴らしい御子様に対する私の愛が深すぎて、設営者側が恐れをなしたか。今すぐお側に参りますー!!!」



―― レオは「つまみ出される」形で強制退場となった。――




レオ、≪裏ルート≫突入。



読んでいただき、ありがとうございます!この理不尽な迷宮に、ストレスをかけられまくる主人公(蓮)を、是非応援してあげてください(笑)。主人公(蓮)やレオの今後の行方が気になる方は是非ブックマークを!(笑) みなさまの解答も、ぜひコメントで教えてください!

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