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あの時、君はそこにいた2 → ロマール王国大戦  作者: マイノス
ガルナス王国遠征

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開戦前夜 << マイノス >>

 マールとペラーが帰還した。

 傭兵団は一人も欠けることなく、私たちのもとに帰還した。

 私とドノフはギルド予算も使用して、2つの傭兵団にたくさんの成功報酬を渡した。

 すると、長期の連続雇用ということもあったのだろう、友好度が100になり、追加報酬を渡すことで、私たちの村に彼らが居付いてくれることになった。

 私たちの村は開拓を始めた初期段階だったので、彼らの兵力は大いに助けになった。

 私はこのビッグレイクを守るために、一つの仕掛けを用意していた。

 もう時期それは完成する。

 それが完成すれば、私たちはもう安泰だろう。

 私はここ1か月の緊張から解き放たれつつあるのを感じた。


 私は久しぶりに自分の村の将校データを見ていた。

 ミナコとローラはどちらも騎馬適性があり、ミナコには弓適性もある。

 大きな戦闘に出すのはまだ無理だが、軍事訓練を終えたあとは、採集時は獣退治の許可を出している。

 また部隊の兵力回復時には、美奈子は服飾適正、ローラは菜園適性があるので、内政任務を担わせた。

 課金将校も順調に成長していた。

 特にチャンドラグプタは、島ギルドで登用してからずっと町や村の守備隊長を任せていたので、そのレベルは私より高くなっていた。


 そして私はマールを見た。

 彼女の絵柄は、少女の頃からは変化して、大人の女性になっていた。

 私はこのゲームで、マールと結婚したいと考えていた。

 このゲームには、結婚というシステムはない。

 だから空想上の一人遊びだ。

 なぜ結婚したいと思ったか?

 それは私が彼女を好きだと感じるからだ。

 ヤバいだろ?

 ゲームを遊ぶ人のほとんどの人は、ゲームのキャクターと結婚したいなど考えないだろう。

 無理をした重課金者だから、頭がおかしくなってしまったのか。

 それは一部あるだろう。

 でも本当の理由は別のところにあるのだ。

 私はまだそれを口にするのを控える。

 言葉にした途端、それは幻のように消えてしまう気がするのだ。


 さて、ゲーム内のギルド建造物完成のタイマーが、残り1日を切った。

 私はギルドメンバーに全体メールを送った。

 あと1日で、このギルドを守るすばらしいものが出来る。

 明日はその落成式をやろう。

 私たちの繁栄が約束される最初の日まで、あと24時間だ。


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