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あの時、君はそこにいた2 → ロマール王国大戦  作者: マイノス
ガルナス王国遠征

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様子見 << マイノス >>

 ビッグレイクギルドのギルドチャットは、賑わいを見せ始めていた。

 湖を利用した仲間内での交易が、グラフィック的に可愛らしく綺麗なこともあり、見ているだけで楽しい気分にさせると評判だった。

 四方の山岳地帯から取れる鉱物は、四方でそれぞれで特徴があり、相場の暴落は発生せずに採掘量と交易量はどんどん増えた。

 ただ私は、この村の人口増加率の低さを補う方法探しに躍起になっていた。

 そして、私は2つほど、その可能性を見つけた。


 一つは、商隊や傭兵団、冒険者集団、亜人種集団との友好関係の構築だ。

 友好度が100になると、彼らはこちらの村を拠点にしてくれる。

 傭兵団はそのまま部隊として活躍してくれるし、冒険者団も戦力になる。

 亜人種集団は部隊ともなるし、その中の一部は村に融け込み、人口としても加算されるようだ。

 商隊は戦闘向きではないが、戦力がないわけではない。

 重課金者の私ならば、それなりに強い商隊に変えられるだろう。


 そしてもう一つが、商館や訓練場などの施設の増設だ。

 これは初期は商業値や訓練度が上がるだけだが、レベル10を超えると、副次的な人口の増加もある。

 これは私たちだけの村が受けれる恩恵ではないが、何を優先して育成するかで私たちは不利を補える。

 各施設を見比べると、人口増加数の高い施設とそうでない施設があるからだ。

 人口は人口を増やす仕様にもなっているので、早期に人口を増やせば、その不利をなくすことが出来る。

 またモンスターの襲来被害は、人口を減らすので、これに対処する部隊を維持することで、結果的には人口を増やすことになる。

 このゲームは強化する部分がたくさんあり、それゆえに何をやってよいのかわからないというゲームに対するコメントがいくつかあったが、要素が多い分、目的をちゃんと見定めれば、困難な自体にも、解決策はあるようにも思えてきた。

 私はこれをみんな伝えるか、考えざるを得なかった。

 今すぐにいうべきか、それとももう少し落ち着いてから、今の活況な雰囲気を壊さないようにすべきか。

 私は悩んだ。


 私は現実世界の職場で、性質の悪い先輩に、目には目をと対処して失敗したばかりだった。

 何でもすぐに対処すれば良いというものでもない。

 少し、冷静になって考える必要がある。


 私は最終的には上司から信頼を失い、職場の管内で最も行きたくない職場No.1と評判の営業所に異動になっていた。

 そこには親会社から出向してきた、変に几帳面で仕事は全くできないと評判の、A所長のいる営業所だ。

 そして問題は、そのA所長ではなく、そのA所長が仕事がろくにできないのを利用して、やりたい放題パワハラをするB副所長がいることが問題だった。

 またもう一人いる副所長、C副所長というのも悪人だった。

 B副所長が社歴が長いので、C副所長は大人しくしていたが、私はこのC副所長と一緒に仕事をしたことがあったので、この男がクズで悪人であることを知っていたのだ。

 そして私も異動早々、B所長のパワハラに悩まされた。

 また同時期に異動になってきていた女性職員Dは、直接はターゲットになっていなかったが、その職場の雰囲気に怯え始めていた。

 私は平社員ではなかったので、「ここは管内で上位の営業所だし、頑張ろう」とその人を励ましたが、彼女は「この職場、本当にやばいよね」と、彼女の関心は営業成績そっちのけで職場の雰囲気ばかり気にしていた。


 そんな感じで、職場対応による失敗から最悪の職場に飛ばされていたので、問題に対処するときはよく考えてから行うのが良いと、私は反省していた。

 それゆえに、今回のゲームの人口の問題の対処をどのタイミング行うか迷っていた。

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