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冒険の書  作者: らぐらぐ
59/67

魔獣討伐 1日目 朝

「かぁさんおはよう!ねぇさんは?」


「おはよう!フリージアは今日も早くからギルドに行くって言って出ていったわよ〜」


「そっかぁ…」


最近会えてないなぁと思いつつ席につき朝食をいただく

今日は温かいスープとふっくらしたパンそれとサラダがあった

落ち着いてご飯を食べれるのもこの朝までだなと思いながらゆっくり食べる


「とうさんも仕事?」

「そうよー。最近魔獣の目撃情報多いらしくて忙しいみたいよ!リョウも無理だけはしないでね」


心配そうな顔で見つめてくれる


「うん。みんなも一緒だし油断しないように討伐してくるよ!」


ニコッと笑い頷いてくれる


自分が食べた分を片付けて荷物を取りに部屋に戻り、もう一度忘れ物がないか確認する


「よしっ!バッチリだ」

独り言を言いながら荷物を担ぐ


今日は制服ではなく冒険服の状態で学園に集合になっている


「かぁさん行ってくるね!」


「うん!頑張ってきなさい!」

そう言って背中をドンっ!と押して見送ってくれた


途中でソフィアと合流し学園に向かう

ソフィアのチームは2日で1頭の討伐を目標にしているらしい


俺がソフィアのチームみ負けないように!とみんな気合入っていると話すと

「勝ち負けじゃなんだから本当に無理しないでね…」


ソフィアの言う通りだ一応、朝から確認だけしておくか…


「おはよぉ!」

「おはよ〜」


学園に着くとほとんどのメンバーが揃っていた

あれ?そんな遅くなかったはずだが…

みんな気合いが入ってるのかな


ソフィアとその場で別れて自分のチームの方に駆け寄る

「おはよぉ!」

「お?来たな」


こっちのチームのみんなはすでに揃っていた

「ごめんごめん。みんな早かったね!」


「みんな寝れなかったみたいなんだ」笑いながら答えてくれたのはヘンリーだった


まぁ魔獣に出くわした事ない人もいるし無理もないか……でも変な緊張は体力を消費してしまう


みんな揃ってる事だし今のうちに聞いておくか


「なぁ!みんなに1つ質問があるんだが」


「ん?どうした?」

ヘンリーだけが返事をしてくれたがみんな俺を注目して俺の次の言葉を待ってくれている


「この魔獣討伐でみんなにとっての最重要事項は何?」


「「「生きて帰ってくる事!!」」」


全員の声がハモって返答が返ってきた。なんならニアの声まで聴こえてきた


「ありがとう!」

良かった。これでもし魔獣を討伐する事!なんて気負いをしている人が居ると黄色信号だった。

みんな緊張はしているがいい緊張感みたいだ


そんな事を考えていたらヘンリーから


「やっぱりリーダーしたいんじゃないか?」

なんて聞いてきた


「いやいやちょっと確認したかっただけだよ!」

変な事聞くものじゃないなと

そう思い口を閉ざした


そうこうしているうちに全員集まっていたみたいでオリバーから集合の声がかかった

「みんなおはよう!集まってくれ!」


多分向こうのみんなも作戦会議中だったのだろう

「はぁい」と気怠そうな返事でオリバーの前に集まる


「今日は王都の北の森、通称『魔族の森』な入って王都から20キロ圏内で魔獣が居れば討伐を目標に頑張ってもらう

俺もちょうど中間の辺りで待機しているから何かあればすぐに連絡するように」


そう言うと

親指くらいの青い石を2チームのリーダーに渡される


「この石は一方通行だが声を届けられる。みんなの方から俺のこの赤い石に声が届くようになっているから魔力を少し込めて話すだけでいい、異常事態や危険な事があれば使ってくれ」


「わかりました」

「はい!」


向こうのリーダーはルーカスみたいだ

まぁ統率力あるし妥当だろう


「よし!最後に!この合宿の目的は魔獣を肌で感じる事と森に慣れる事!無理に討伐をしなくても魔獣発見の報告だけでもいいからな!」


「「「はい!」」」


「では!ここからスタートでここがゴールになるからこの時間をもって開始とする!」


「「「はい!」」」


さて、馬車が無難ではあるが……


「どうしようか?」

リーダーのオーブリーがまとめはじめる


「馬車が無難かな?」

俺が提案すると


ヘンリーも

「そうだね魔族の森に着く前に体力使うのも勿体無いし、もう少し作戦も練りたいし僕もそれが妥当かと思う」


「違う意見がある人は?」


ジャックもニアも首を横に振る


「それじゃ馬車で行きましょう!」


そこまで決まると善は急げ話は馬車の中で出来るから急いで学園の近くの馬車乗り場に向かう


ルーカスのチームも同じ判断だったらしく後ろからついてくる形になった


あ!忘れてた


「ジャックとりあえず乗り場までテント担ぐよ!」


そう言ってジャックからテントを預かった


「ありがとう!後でまた変わるね」

大きな盾と大きな荷物を持っていたジャックが小さなテントを渡してくる


「え?こんな小さいの!?」


「大丈夫6人くらいは余裕で入るサイズ」


もの静かにそう言うとニコッと微笑む


そっかそっか。と安心したついでに重要な事を思い出した


ニアの日本刀だ。

っは!と思いニアを見るとスラっと細身で背の高いスタイルにバッチリハマった日本刀が腰に携えられている


本物だ!やっぱり何かしらニアの村に伝わっているのだろう

この合宿中に少し話す時間があれば……


そう思っていると乗り場に到着した


そしてここで全員が重要な事に気づくのだった

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