魔獣討伐 パーティ分け
「明後日の授業は魔獣を討伐しに行くぞ!2泊3日になるから今日は早めに帰って準備をしておくように!」
登校したばかりの俺たちにオリバーから伝えられる
「「「ええ!?」」」
教室全員の声がハモる
「それって前回の学園の時に伝えとけばよっかったんじゃないですか!?」
少し食い気味にヴィクトリアがツッコむ
「まぁチーム分けとかもしたかったし持っていくモノも話し合って決めたほうがいいだろ?」
もっともらしい返答でみんなを黙らせるオリバー
「って事でチーム分けをしたいんだが……俺が独断と偏見で決めていいか?」
「バランスもあるしそれでいいと思います!」
一瞬みんなを見渡したルーカスが返事をする
こういう所がやっぱりリーダー気質だよなぁ
その行動に感心しつつ自分の出来なさを痛感する
「じゃぁ発表するぞぉ
1班、ルーカス、ソフィア、ルーク、ヴィクトリア
2班、ヘンリー、ジャック、リョウ、ニア、オーブリーこのパーティで魔獣を最低1体討伐してもらう事になる」
ニアの実力は未だにわからないがヘンリーとオーブリーが居れば弱い魔獣ならどうにかなりそうだ
「それじゃとりあえずパーティで話し合って作戦など決めてくれ当日戻れたら王都で宿泊するが下手したら野宿もありえるからなぁ」
「先生!じゃぁ王都の北の方まで行くんですか?」
「あーそうなるぞ!」
この世界の地理は俺たちの村が最南端でその北側に王都がある
更にその北の方が広大な森、魔族の森と呼ばれていて魔獣はその森から出てくる事がほとんどで
その魔族の森の北西東にも王都がありその先に村が点々としている
したがって国が4つと真ん中の魔族の森という感じになっている
どこの国も魔獣から村を護るように森に近い位置に王都が建っている
「先生!大事な事を聞かないといけないのですが!」
「なんだ?リョウ」
「野宿になった場合、男性と女性は別々のテントですか!?」
教室内がざわつく
「それはパーティ内で決めてくれ!ただ森での野宿は危険が伴うので一緒の方がいいと思うぞ!」
「先生!一緒の方が危険です!」
こう言い放ったのはもちろんヴィクトリアだ
なぜか俺を睨みながら……
俺とパーティ違うから!
ふとソフィアからも視線を感じたが目を合わせてはいけない気がしたので全力で気付かないフリをした
「他に質問はないか?」
「大丈夫でーす!」
周りを見渡し意見がなさそうなのを確認すると
「じゃ、あとは適当にやってくれ!」
そう言って教室を後にして行った
「それじゃこっちで話し合おうか!」
そう言い出してまとめ役を買って出てくれたのはヘンリーだった




