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冒険の書  作者: らぐらぐ
55/67

ソフィアへのプレゼント

翌々日は学園だったのでようやくソフィアに会うことができる

中一日あいただけだが……


帰りに渡そうかとも思ったけどプレゼントを買ったら早く渡したくなる性分で学園に行く途中に渡す事にする


ソフィアの家につき外からソフィアを呼ぶ


「ソフィアー!着いたよぉ!」

しばらくすると

家のドアが開き

ソフィアとソフィアの母親が顔を出した


「あ、お母さんおはようございます!ソフィアもおはよう!」

「おはようリョウ君なんだか今日は元気がいいね!」

「そうですか?」

ソフィアのお母さんが笑顔で微笑んでいる


「リョウおはよう!」


家から出てきたソフィアとお母さんに挨拶をし、学園へ向かい歩き出す


フリージアが卒業してからは2人で学園に行っている


いつも他愛ない話をしながら学園に行っているのだが……

まぁ他愛ない話なので内容は全然覚えていない


しばらく歩きナリト村を出たくらいで歩きながら袋に包まれた髪留めを渡す

「ソフィア、これ」


「何これ?」


「この前ねぇさんに何か買え!ってせびられて雑貨屋に行ったんだけどソフィアのと凄い似てるの見つけたから買ってきた」


「え?くれるの?」


「うん。ソフィアが貰ってくれるなら」


「開けていい?」


「もちろん!」


ガサゴソと袋を開け中身を確認すると


「嬉しい……」

そう言って立ち止まると

今度はその髪留めを握り締めたままその場にしゃがんでしまった


「ソフィア?」


ぶんぶんと頭を左右に振るソフィア

「ごめん。なんでもない。でもちょっと、ごめん」


「何でも無いって……大丈夫?」

無言で頷くソフィア


うずくまって動かなくなったソフィアを黙って見てることしかできない俺は

ふとシャロンさんの事を思い出していた


「リョウこれまた買ってくれたって事はあの時の事覚えててくれてるの?」


あーヤバい


「あー……シャロンさんにも聞かれたんだけど…」


忘れてるならソフィアに聞かずに私に聞きにこいと言われた事を思い出したが

やっぱりそれはソフィアに悪い気がして素直に謝り本人に聞く事にした


「本当は全く覚えてなくて…ごめん…ソフィアとフリージアとシャロンさんの雑貨屋に行ったのは覚えてるんだけど……ソフィアが凄く大切にしてくれてたからまた買ってきたんだ」


「……そっか…そうだよね」


そういうと立ち上がり少し小走りで走りとこちらを見て


「急がないと学園に遅れちゃうよー!」

と、いつものソフィアに戻った笑顔だった


「あ、ちょっと!待って!シャロンさんの所で何があったんだよー!」

小走りで追いかけながら問い詰める


「何でも無いよぉ!髪留めありがとね!」

そういうと前髪の髪留めを付け替える事なくバックに片付けてしまった


学園につき席に座るがソフィアはいつもと変わらないまま


まぁ、帰りにでもシャロンさんに聞いてみるか

そう思いながら

今日の授業を受けはじめた

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