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冒険の書  作者: らぐらぐ
39/67

チーム力 2戦闘開始

ここに着くまでにソフィアがファストレイを全員にかけてくれている


――火よりも熱き炎の精霊よ黒き核に集まり我に仇なすものを討ち滅ぼしたまえ――

――この星を支える全ての大地よ我が声を聞き入れろたまえ―

「ファイヤーボール!!」

「ダートウォール!!」


俺がファイヤーボールをソフィアがダートウォールを同時に発動させる


と、同時にルーカスが駆ける!


ルーカスは体こそ大柄だがなかなかのスピードを持っている


ボコっボコっと音を立てながらフリージアの近くの土が盛り上がってくる


盛り上がってる最中にギリギリのところをファイヤーボールが通過

計算通りだ


ファイヤーボールを放った俺もルーカスの後を追い、駆け出す!


ファイヤーボールが直撃すればひとたまりもないがそんなヘマをねぇさんがするわけがない


ファイヤーボールの目的は視界を遮るのと、なによりファストレイを唱えさせない事


コチラは全員速度を既にあげてあるのでこれでスピードはほぼ互角なはず

あとは人数有利で押し切る!


ダートウォールでコチラの動きの情報を完全に遮断して距離を詰める


ここまでは計算通り


ドゴォォォ!!!

ファイヤーボールが弾ける音が響き渡る

全員がダガーを抜きフリージアを襲うダートウォールの右側からルーカスが飛び出るそれを見て俺は左から飛び出す


これにもカラクリがありダートウォールはフリージアが少し左よりになるように出現させてもらっている

これで少し早く着くルーカスと俺との時間差を無くしほぼ同時にフリージアに斬りかかる事ができる


そして作戦通り同時に急所を狙い斬りかかる!


ガキィーン!


同時に防がれる!

ダガーの二刀流!?

「っち!」


だがここで弾かれないように切り付けたまま押しつける

まさに力技!ここで距離を取られたら負けだ


左右の鍔迫り合いの一瞬の状態でソフィアの魔法が効果を発揮する


「グラビティ!!」


重力操作の魔法で簡単相手ならこれだけで跪かせ拘束することが出来る

詠唱が少し長く狙いが定めづらいらしくなかなか使う機会がないのと術のレベル自体も高く使用できる人も少ないらしい


が、効いて仕舞えば効果は絶大で

見る見るフリージアの動きが悪くなる


「ダートウォール!やるわねぇ」


不敵に笑いながら呟くと

ダートウォールを自分の足元に出現させフリージアを含め俺とルーカスの足場がグラグラと揺れ

俺とルーカスはバランスを崩し、たまらず飛び退く


ソフィアが出したダートウォールより少し高く盛り上がったその上で詠唱を始めるフリージア


――神々が作りし世界の理よ空よ大地よ木々たちよこの星に従い導かれる者たちよ我が願いを叶え自由を与え星の核となり得る力を我に与えたまへ――


「グラビティ」


静かに唱え自らに効果を発動させる

重力操作の魔法なので逆に軽くする事も可能なのだが……

「使えたのか……」


つい愚痴が漏れてしまう

驚愕したのは俺だけではなくソフィアが1番ショックを受けている

多分今までグラビティを使える人と出会った事がなかったのだろう

まぁ、出会っていたが使えると知らなかっただけなのだが


これで俺たちの勝ち筋は薄れたものの作戦はこれだけではなかった


「次行くぞ!」ルーカスの叱咤が飛ぶ


一瞬、我を忘れ負けを認めそうになった俺とソフィアはルーカスのお陰でまた戦える精神状態へと戻ってこれたのだった


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