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冒険の書  作者: らぐらぐ
27/67

決戦!追走

間髪入れずに迫ってきている2撃目

ジャンプ1発で距離を詰められる


焦りと動揺から幹の上でバランスを崩し落下しそうになるが

これが功を奏し2撃目も空を切る


が、落下は免れない!

俺はわざと幹を蹴り落下速度をあげる

地面ギリギリで身体を反転させる事はできたが

両手両足を地面につける四つん這い状態という不恰好な形で着地する


確認はできないが3撃目が迫ってきていると予想し体勢を整える前に両手両足、全身のバネをつかって獣のようにサイドに飛び退く


と、ほぼ同時にフリージアがダガーを下に突き刺すような体勢でさっきまで俺がいた場所に着地する


ここでようやくフリージアとの距離ができる


「ねぇさん!急にどうしたんだ!?」


この問いにも無反応

まさか別の誰かなのか?いや、それにしては動きが完全にフリージアのそれである


距離ができ少し冷静になってきたがフリージアは攻撃の手を緩める気はなさそうで

地を踏み込んで迫ってくる


くそっ!どうなってるんだ!

とりあえずファストレイを自分にかける

緑色の光に包まれ速度が速くなる

一瞬だけフリージアとの距離が縮まらなくなる。が、フリージアもファストレイを唱えるとみるみるうちに追いついてくる


ファストレイは元の速度が約1.2倍になるのだが

当然の話だが元の速度が速い人の方が上昇値は高くなる

例えば10の1.2倍で12、元より2上昇しているのだが

元が5の人は1.2倍で6となり1しか上昇しない

当然だが俺なんかよりフリージアの方が元から速い


「くっそ!どうしたらいいんだ!」

万が一のためにプロテクトをかけておく

更に

――風に愛されし精霊よその息吹を

今ここに示せ――

「バースト!」

突風を起こしフリージアの速度を落とす、が、それも一瞬の事でまたすぐに迫ってくる


もう一度!

「バースト!」

今度は直接フリージアに向けずに地面の木の葉や砂埃を巻き上げ目眩しをする


これにはたまらず足を止めるフリージア


この隙に身を潜める

それほど長くは舞ってはいなかったが身を潜めるには十分な時間だった


このままあのフリージアをまく事が出来るのだろうか…

身を潜めている間は心臓の音が聞こえているのではないだろうかと心配になるほどドキドキしている


それにしてもなぜ急に襲いかかってきたのだろうか…


くそっ!

考えても埒があかないので今は一旦頭から排除しよう。


今、考えないといけない事はどうやって逃げるか…

いや、そもそも逃げていいものだろうか?


他人のなりすましならまだ良いが洗脳や操られてるとかのパターンだとそのまま放置するのはまずい気がする


あーくそ!頭が働かない!


ぞわっ……


嫌な予感と共に木の影に飛び退く

そこにはやはりフリージアの姿があった


考えが纏まらない間に見つかってしまったか…

しかし距離は十分に取れてる

この間合いを一瞬で詰められる事はないだろう



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