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冒険の書  作者: らぐらぐ
24/67

家は落ち着く

リジハマの村に着き慌ただしかった雰囲気から解放され吸い慣れた空気に心が落ち着いていく


「ただいまぁ」

「リョウ!おかえり!学園はどうだった!?」


そういいながらフローラが駆け寄ってきてくれる

「個性的な人ばかりで楽しかったよ!ソフィアとも話したよ」

「ソフィアちゃんも可愛くなってたでしょ?」

「あ、う、うん。そうだね」

なんだか気恥ずかしくなりつい吃ってしまう


リビングの椅子に座り学園であった事をフローラに話していたら

バターンっ!

「ただいま!!」

フリージアが帰ってきた

「もう、フリージア!ドアが壊れちゃうでしょ」

と、言っても聞かないだろうなと思ってるであろう声のトーンで叱る

「ごめんなさぁい」

いつもの反省してない返事を返し忙しく部屋を移動しながら

「学園はどうだった?」

と、フローラと同じ質問を投げかけながら自分の部屋にカバンを置きに向かう

「うん、楽しかったよ」

聞こえているかわからないが一応返事を返す


すぐさま自分の部屋から出てきたフリージアはリビングの自分の定位置に座り俺の話を聞き始める


2人に今日の何気ない出来事を話し、今まさに話し終わりそうというタイミングでカイルが帰ってくる

「ただいま!リョウ!学園はどうだった?」

「おかえりなさい」

「おかえりなさぁい」

3度目の話をしないといけないのかと少しうんざりしたがそれほど皆んな心配してくれていたのだろう

「とぅさんおかえりなさい」

「とりあえず風呂に入ってくるから食事の時に聞かせてくれ」

「うん。一緒に入って良い?」

「おう!入ろう」


そういうと俺とオリバーは脱衣所に、フローラは食事の準備、フリージアは自分の部屋へと戻っていった


フローラとフリージアにはもう話していたので風呂場でカイルに学園の事、と言っても大した事はなかったのだが覚えている範囲で掻い摘んで話していく


3度目となると話を要約して相手に伝わりやすく話せるようになり風呂に入ってる間に話し終わったのだった


風呂を出て食事をし家族で他愛ない会話をし

なんでもない事で笑い合う

元の記憶が薄れているわけではないが7年も家族としてこれだけ愛されると

この何でもないことが幸せなんだと感じる


自分の部屋に入り布団の中でそんな事を考えていると疲れていたのか、いつの間にか眠りについていたのであった

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