1年生 女子
「ソフィア=アドルノ」
「は、はい」
改めてみるとかなりの美少女だ。こんな妹がいれば毎日愛でてるだろう
「よ、よろしくお願いします」
一言そういうとそそくさと自分の席に戻る
引っ込み思案。一目でわかるその性格だが不思議俺には懐いてくれている
「はい、次…は〜…ニア=ベルニーニ」
名前を呼ばれると隣のメガネをかけた艶のある黒髪ロングの子が立ち上がり教科書を貰い
全員の方を見直ると
「お願いします……」
最後列の3列目まで声が届いたのだろうか?というほどの、か細い声で一言伝えるとすぐさま着席したのだった
それをみたオリバーは注意、指摘することなく淡々と次の生徒の名前を呼ぶ
「はい、次は〜オーブリー=ユリアーノ」
「はい」
ルーカスの後ろの席のオーブリーと呼ばれた女の子はまさに魔術師の帽子と思えるツバの広いとんがり帽を深々と被っていた制服と同じ紺色の帽子で制服とのミスマッチ感は微塵も感じない
むしろ帽子もセットなのでは?そう思えるほど似合っていてその帽子から綺麗なエメラルドグリーンの髪と瞳透き通るような白い肌で華奢な女の子だ
「オーブリー=ユリアーノです。よろしくお願いします」
守ってやりてぇぇえ!!!
そう思いながら
教科書をもらいに自分の席に戻っていくオーブリーを目で追っているとジト目をしているソフィアと目が合う
「ん、っん〜」
なんとなく気まずくなり咳払いにも似た声をだし前を向き直る
そして淡々と続く教科書配布
「はい、ラストなぁ。ヴィクトリア=セレスティーニ」
「はい!」
キレのある返事をすると1番後ろの席から風を切り颯爽と歩いてくる
そして教科書を手にしこちらを向き直ったかと思うと
「ヴィクトリアよ!よろしく。私もそこのジャックと同じリナト村出身よ!9人と少ない学年だけど主席で卒業するつもりなのでよろしく!」
そういうと
キッ!と俺を睨みつけ自分の席に戻る
真っ赤な色の癖毛で癖の雰囲気はフリージアに似ている。目もその強気な性格を表していて小さくは無いが鋭い目である
普段怒りっぽくは無いのだが無意味に睨みつけられた事でついつい不要な一言を漏らしてしまった
「見た目と性格が一致していてわかりやすいですね」
「っ、っはぁ?!どういう意味よ!?」
間髪入れずに突っ掛かってくるヴィクトリア
今にも掴みかかってきそうな勢いである




