1年生 男子
「これから1年間よろしくな!みんな元気に個性を存分に出していってくれ!」
まさに好青年の爽やかな笑顔!
「名前を呼ぶから1人ずつ取りに来てくれ」
自己紹介が済むと教科書を数冊まとめて配り始める
「ルーカス!ルーカス=ボルガッティ!」
「はい!」
返事をし麻の袋に入った教科書をもらいにいくルーカス
「せっかくだし自己紹介もついでにしてもらおうか」
そういうとルーカスに目配せをする
「ルーカス=ボルガッティです。一応1年生の代表という立場をいただいてます!これからよろしくお願いします」
咄嗟の自己紹介にしては十分な挨拶だ
「ルーカスありがとう。次、ヘンリー=バッジ」
「はい」
返事をするとやや後ろから目が隠れそうなくらいの前髪で物静かな男の子が教科書を受け取りにいく
「ヘンリー=バッジです。よろしくお願いします」
そういうとまた静かに元の席に歩き出す
「はい、次、ジャック=カターニア」
「はい」
すぐ左横の席の男の子が立ち上がり教科書をもらいにいく
金髪で爽やかに整えられた髪をなびかせ挨拶を始める
「ジャック=カターニアです。タトウオシ村から来ています。学園生活楽しみにしてました!よろしくお願いします」
リナト村は王都に1番近くの村で村の中では1番の繁華街だ
爽やかだけど鼻にかけてない感じですぐに友達になれそうだ
「はい、次、リョウ=アズベルト」
「…あ、はい!」
どことなく他人事の気がしていて慌てて返事をする
心なしか教室がざわつく
教科書を受け取り
「リョウ=アズベルトです。よろしくお願いします」
簡単な挨拶で済ませて席に戻ろうとすると
「フリージアさんの弟というのは本当ですか?」
ソフィアの後ろの席の女の子から唐突な質問が飛んできた
「え?あ、はいフリージアは姉ですけど……?」
教室が再びざわつく
質問した女の子はそれ以来、口を開かない
どうして良いかわからずに立ち尽くしていると
「リョウありがとう、席に戻って良いぞ」
空気をよんでオリバーが声をかけてくれた
「あ、はい、ありがとうございます。皆さんこれからよろしくお願いします」
と、もう一声かけて席に着く
「はい、男子の最後はルーク=コンティーニ」
「はい」
見るからにタンク役が適任と思える男の子が立ち上がり教科書をもらいにいく
みんなの方を振り返り
「よろしくお願いします」
一言発すると元の席にそそくさと戻っていく




