学園
「今日からここで、ここのみんなで他では学べない事を学んで大切な経験をしてください。そのために私たち先生が居るのですから。自らが正しいと思える、カタにハマらない学園生活を過ごしてください」
割と簡単な学園長の挨拶が終わると意外とあっさり入園式は終わった
ソフィアの村とルーカスの村の間に位置する森の中を広大に切り開いた場所にこの学園だけが建っている
森に囲まれた学園だが今いる広場はサッカーコートが3面は余裕で入るほどの広さだが
校舎自体はさほど大きくなく50人の生徒がちょうどいいと思える広さである
入園式が終わり学年の先生から教室へと案内される
この学年を担当してくれるのはまだ若く20歳になってないのではないだろうか
細身だがしっかりした体幹で魔道士というよりは剣士だろうと容易に想像できる
シルバーメイルなど装備すると良いところの騎士に見えるほどの美形である
案内されクラスに入ってみると生徒は9人で男5人女4人というバランスで
例の「二人組を作って〜」がない限りは良いバランスと言えるだろう
「好きな席に座ってくれ」
先生がそういうと皆、思い思いの席に着く
俺はもちろん1番前の席だ
前の世界では考えられないが勉強がしたくてしたくてたまらないのである
ふと後ろをみるとそこにはソフィアの姿がそしてその隣にはルーカスの姿
そのルーカスの前、俺の横の席にはメガネの女の子が座っていた
この子も勉強熱心なのか単に目が悪いからなのかはわからないがこれからお隣さんでやっていく仲になるのでとりあえず挨拶をしようとするが
「俺の名前はオリバーだ」
そういうと先生の自己紹介が始まったのだった




