誕生日パーティー
明日私の一歳の誕生日を迎える、目の霞は取れくっきりと周りが見えるようになる。
目が見えるようになり一番驚いたことは父の顔だ。
私を溺愛するぐらいだから髭ぼうぼうの王様系の顔だっと思っていたが顔はシュッとしていて少し髭を生やし左目に眼帯を付けているイケオジ顔であった。
眼帯は最初中二病なのかと思っていたがそうではなく戦の時、矢で目を射抜かれ失ってしまったらしい、想像しただけでも恐ろしい。
私は生後八か月の時新しい技そうはいはいを習得した。
アスラと言う何故メイドになれたのか分からないドジメイドのおかげで隙を見ては抜け出し母の元に遊びに行ったり、パパ活に行ったり楽しい日々を送っていた。
パパ活に行ったある日父はいつも通り私に赤ちゃん言葉ですり寄って来た。
だがその日の私は一味違った。なんかできそうな気がしたのでパパと呼んでみると案の定「パぁパぁ」と言うことができた。
父は大変うれしかったのか大いに喜び、自分の領地でお祭りを急遽開催したのだ。
そんな父が私の誕生日何をするのか楽しみでしょうがない。
待ちきれない私は今から父の様子を見に行くことにした。
やることはいつもと変わらないスライスがいない隙に逃げだす簡単なことだ。
どうやってスライスをいなくならせるかそれは泣くことだ。
赤子は泣くときにちゃんと種類を分けて泣いている私にはその知識があったため生まれたばかりのころから微妙に泣き方を変えているのだ。
「んぁぁぁーーーーーーーーー」最初のんを中くらいその後のぁを一番大きくしその後だんだんと声を小さくして泣く、そうするとスライスは優秀なメイドなのですぐさまおむつを取りに行く、どこぞのおっぱい採用ドジメイドとは大違いだ。
スライスが部屋から出て行った直後すぐさま泣き止みアスラの胸の中で暴れ遠くの高い場所に置かれたおもちゃを指さす、アスラは脂肪の塊しか取り柄のないダメイドなためおもちゃを取っている隙に簡単に外に出ることができるのだ。
いつものようにこのままハイハイして簡単に行けると思ったが今日はそうとはいかないみたいだ。
私の誕生会をやるからなのかそこらじゅうでメイドたちが掃除や準備をしている。
気配を消しながら少しずつバレないように進む、そして一番の鬼門に到着するそれは一本道の長い廊下だ。
ここを通ることができれば隠れながら確実に父の部屋まで移動することができる。
だがこの廊下には障害物は少なくあったとしても壁に飾ってある絵だけなので隠れることはできない。
それに加え今日はメイドたちが掃除をしていてどうやって突破するかわからない。
考えても何も策が浮かばず座り往生していたその時城に響き渡るほどの大声が聞こえた。
「アスラ、クリステラ様はどこにいるの」
私がいないことに気付いたスライスがアスラを怒鳴り叱ってくれたおかげで掃除をしていたメイドたちが急ぎ私の部屋に駆けつけている。
メイドたちが事情を知り私を探す前にすべてを出し切るほどのハイハイで廊下をハイ抜けた。
(アスラはこういう時には役に立つわね)
その後は何事もなく父の部屋にだどりつくことが出来た。
「クリステラか、セバス」
セバスチャンと言う父の執事がいたらしく捕まってしまう。
「パぁパ」と言ってみたが人前の父には聞かず部屋に戻されてしまった。
(はぁ明日までのお預けか)
一日が経過し私の誕生日パーティーが開催された。
残念ながら期待しいたほど楽しくはなかった、父との交流がある貴族や王族が来ていて物凄く豪華なパーティーではあったものの私にはこの世界の貴族や王様など知らないし、どれだけ豪華な食事を出されてもまだ食べれる歳ではないためお腹だけがすくし私を紹介するために色々連れまわされすごく疲れた。
次は祭りみたいに見てるだけで楽しい行事にしてほしい。
クリステラはこのパーティーで運命の人と会っていたことはまだ知らないのであった。
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