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第一話 好々爺な神様とスキル名【オタク】part9〜「スキル【ログイン】じゃ!!」  

「お主も楽しく過ごせそうな可愛いカードの魔術師の世界も、あの方々の美しすぎる世界観は本当に完璧なんじゃが、あそこの世界は、次元を渡る世界や、対価を払い願いを叶えてもらう世界線が地続きで繋がっとる。」


「あぁ(察した)」


「じゃから、道が狭くてのう。

もしあそこの世界に許可を貰えたとしても、道が狭すぎて無理じゃ。

もし無理やり渡ろうとでもして見ろ、世界線のキャパが瞬時にオーバーして世界ごとボカンと大爆発じゃ!」


「ヒェッ……」


流石公式スターシステム……。ハイパークロスオーバー……。

他の公式クロスオーバーより、道が狭いのか……。

爆発こっわっ!!


顔を引きつらせて、慄く私を気にせず、早口で説明をし終わった、おじいちゃん神様は、ハァハァと息を切らし、ひざに手をつく。

………うん、著作権的にも、私のへっぽこポテンシャル的にも、既存の二次元世界に行くのは色々とマズイって言うのは痛いほど分かったわ。


うん、ヤバいな。


そう思って頷いていると、それを察したのか、息を整えつつ、おじいちゃん神様が姿勢を伸ばし、両手を広げた。


「じゃからこそ、誰も干渉できん、世界にお主を送ろうと思うたのじゃ。

ルナちゃんは島がほしいと言うとったし、ネットスーパーもアトラクションも思いのまま、お主の好きなように開拓出来る、わしが作った完全安全な、孤島リゾートをお主にプレゼントするぞい!!

姉妹がおらんのが、難点じゃが、心配せずとも。スキル【オタク】のテレビ電話機能を使えばいつでも別の世界にいる姉妹たちとおしゃべりできるし、元の世界の両親とも連絡出来るからのう、寂しくはないぞい!」


「やった!!ありがとう、おじいちゃん!!!」


「そして、祥くんにもスキルを授けよう」


「え?僕もですか?」


驚いたように目を見開く祥ちゃん。

当たり前だと思うよ?

祥ちゃんだって、転移するんでしょう?

スキル貰えないのはおかしいじゃない。


「スキル【ログイン】じゃ!!」

 

「「スキル【ログイン】???」」


おじいちゃん神様の言葉に揃って首を傾げる。




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