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第五十六話 ▱隕石

「“色”」


「えっ!?」


karmaさんびっくりした様な声を上げる

どうしたの何かあったの?


「リルラさん、何か視界が真っ暗なんですけど…バグですかね」


「????何……が?」


パッチリ視界良好じゃが?


「呪力、魔力のどちらかが一万以下だと……呪いにかかります」


「……成る程?解説ありがとう」


リェンワさんは何でも知ってるねー

ちょっと待て、今まで理解しようとしてなかったけど、MPと魔力って何!?

え、ちょっとわかんないんだけど……

よしっ!ま、いいかっ!

大丈夫だ、問題ないっすね。いつかは分かることだよ、きっと、大丈夫ざます


「え、まって見えないんすけど?折角作った解除のルーンが効かないんすけど!?適当に銃撃っていいすか?」


「………私が死ぬから駄目」


「あ」


karmaさんが転んだ


「“百鬼(リア)”」


—呪神の寵愛の発動を確認、経験値を一部強奪されます—


経験値を一部強奪!?

なんだって!?……レベル変わっとらんな……じゃぁ、いっか


「お、何で召集したんだよ…?……うわーー、おま、イベントぶっ壊す気かよ……」


そこに転移して来たのはルシっちだ


「こいつを封印すれば良いだろッ!お前なら倒せるだろっ!」


「はぁ、使徒様が死んだら世界が崩れるだろうがアホンダラ?」


「ぁ?……ああくっそ、倒しても倒せなくても逃げても全ての選択肢がめんどくせぇ!」


スライムの腕が一瞬で斬り落とされる

いや、斬り落とされたんだと思う、多分斬った、筈?


ルシ君の後ろに謎の生物が出てくる


レベル500,000 キメラ ルシファーの製作物 名前:L-試作品397番


れ、れ、れれれ、れれーー!!

レベル五十万!?阿保?アホなのか?私一撃で死ぬやん?

いや、逆に考えるんだコトゥムさんの三分の一、そうだコトゥムさんの三分の一レベルしかないんだ!恐るるに足らず!

そしてキメラが動き出す

まるで地ならし。身体が震え上がった


ひぃぃぃ!おやめくださぁい!


「……次のイベント、良い案ないかな」


キメラは一体ではなく十六体、そして一瞬でスライムもどきに近づける程速い


錬金神(フーディア)、呪いが全然効いてないな」


スライムもどきはもう一本の腕が吹き飛んでしまったが、キメラの首を数秒の間にしてはねた

ルシ君が心臓を刺すが、スライムもどきが蹴りをお見舞い吹き飛ばされる


「開、放」


スライムもどきの右脚が吹き飛ばれ、空中で飛ぶスライムもどきが光の壁を張って必死だ


「あーッ!俺の千億がぁぁ!第十七悪魔の書グリモワール・レディア


黒い光が収束し、放たれる

空気が揺らぐ、スライムもどきが倒れる数瞬前、何とも言えぬ恐怖が場を支配した

あぁ、覚えている、身体恐怖している

放たれた魔法が数十倍になって返ってくる


リェンワさんと、karmaさん、そしてルシ君が全力でその攻撃を防ぎ通した

姿が露わになる


「カオス……」


「え、レーテさん?」


karmaさんの声が薄れて聞こえた


「危ないですねリーヴ、流石の一言ですリェンワ。すみませんね、此奴は殺させませんよ、では」


そして、私達めがけて隕石が落ちてくるのが見えた


「やっば」





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