第五十五話 ▱雷系鍛冶職人、カルマさん!
「リェン…ワ?」
スライムもどきの話をした瞬間どっかに行ってしまった
くっ、場所を教えるんじゃなかった……
ん?あれー?リェンワさんの位置がフレンド機能で解るぞー?
え、そこにいく事とか出来るの?
いやー、…あはは、行ってみる?
押しちゃう?ボタン?この『Yes』をタップする?
そしてタップした
「お、リェンワ君」
その肩の奥、スライムもどきがいた
片腕失ったスライムもどき君が
「????」
あいつ、何で回復してないの?
え?ドユコトドユコト?
「使徒様……彼奴を殺しますか?……後々面倒くさいですが」
「やっちゃおう」
「じゃ、全員よびますね。すぐ来ると思います…け、あっ……」
あっ、て何やねん
不穏ですね、怖いですね、後あいつ死ぬんすかね?
…何で腕が回復しないんですかね
「使徒様、私は」
スライム擬きが何もないところから剣を出した
リェンワさんへ剣を構え、息を吐く
そして、瞬きの間にリェンワさんの前にいた
瞬間移動かな?
そして目にも止まらぬ速度で振り下ろしたんだと思う、気がついたら手が下にあった
その剣は簡単に真っ二つになった
「威力五万以下の攻撃が効きません」
「????」
ちょっと意味がわからない
てか、強すぎるやん
威力五万ってのがちょいとわからんけど
いや、だいたいだから……だいたいだから効く攻撃もあるよね?
頼むからあってくれ……!
リェンワさんにスライムもどきは吹き飛ばされ、木が倒れる
「リルラさんっ!遂にできましたっ!!」
「???カルマさん?、え、なんで……あっ、何か許可取ってたやつ?」
「そうですっ!わざわざ帝国に行ったりして作ったんですよ!」
「今……戦闘中なんだけ…ど?」
次の瞬間、横にスライムもどきがいた
karmaさんへと横なぶりに折れた剣を振るった
「プレイヤーキルをやめろっ!掴み損ねた稲妻ぁあ!」
………え、karmaさん強くね?
スライムもどきの剣がまた折れ、何か雷っぽい魔法が……バーンって撃たれた
そうバーンって、いやー語彙力ないからさぁ……そうバーンって感じだったんだよね
でもスライムもどきはダメージを受けた感じはないし、リェンワさんの攻撃程吹き飛んではいない
あ、やべっ。呪ってない、呪っちまえぇー
「ッ……」
スライムもどきが舌打ちをするのを横目に、karmaさんが話しかけてくる
「リルラさん…ドローン使ってないっすね?もしかして?」
「…………………もしかしたら使ってる…か、も?」
「…………そうっすよねー。はい、コントローラーっす」
????
まって、動かせない物を渡されていた?
……使おうなんて思ってなかったけど…
「今さ、あれ倒したいんだよねー」
私はスライムもどきを呼びさした
「………了解です、私魔法ステータス雷にブッパしてるんで」
「……ほほー」
やばい。またほほーとか言っちゃった
何ででしょーねー
「こないだレベル100行ったんすよ……!何でリルラさんは一万かわかんないっすけど」
「色々あったのさ、きっと、多分」
「雷帝、逆鱗っ!さっきのでMPやばい!」
karmaさんの体が雷に包まれる
いや、そーゆーこと言わない方がいいんじゃない?
わかんないけど、うん?多分言わない方が良かったよね
MP?ないとかさ…だって、スライムもどきさんがニマーって笑ったもんね
「???……使徒様、あいつに…魔法は効きません」
「まじ?」
「まじです」
「karmaさーん!あいつに魔法効かないってー!」
karmaさんはゆっくり振り返ると「マジスカ」と言いながら突撃して行った
いや効かないいんだよ?
「万雷双撃!……あ、やべっ!」
魔法の設置場所にミスったのか自分に当たる羽目に
どったのさ?そして自分の魔法で吹っ飛んでいく
ホームランッ!
スライムもどきが静かに呟く
「“色„」




