表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/64

第五十二話 ▱初心者と殺戮者、合わせてー

「ジークフリート殿下。この聖騎士団長レドール、馳せ参じました」


「……そうか」


ジークフリート・ハリエンス。パトゥン王国、現国王

突如として招集をかけられ、暗黒界から全速力で舞い戻ったレドール


「面をあげよ、レドール」


そして顔をあげ、ジークフリードを見ようとした瞬間




レドールは、殺された



「すぅ………おい、カオス。これでいいんだな」


そしてどこからともなく声が聞こえた

一切無駄のない空間転移


「えぇ、それで大丈夫です。もうすぐ、リーヴが復活できる」


「口調が随分と変わったな、二代目のカオス様」


ふざけた口調で喋るハリエンスに対し、カオスは平然としていた


「イヴァインの名前は完全に捨てたのか?」


「いいえ。捨てたら、『願い』が発動できない」


八百年前、アルカードという無族に願いを取られたのは不覚だった

まだ混装(ギア)すらも獲得していない雑魚が、極天に到達している由縁の一つでもあった


「だが、私達は宝玉を持つ『龍帝』を殺せない」


「あぁ」


ハリエンスは塵になっていくレドールを見ながらに応えた


「どうするんだ」


「あのリルラに龍帝を殺させ、その後に私達が殺す」


「ッ……あいつにそこまでの力があるのか?」


「大丈夫だ。混装(ギア)を手に入れ、魔力量はえげつないことになっている。神と同等レベルだ」


「???……何故そいつは神になれん」


完全に消え切ったレドールからドロップした剣、ダーインスレイヴを手に取りハリエンスは適当に振り感触を確かめる


「簡単だ、レベルが足りん」


「ほぅ、そうか………」


カオスを少し見つめ、睨んだ後、王の間からハリエンスは出て行った


「………そうか」








私は今何をしてるでしょーかっ!

はい!正解っ!そう、みんなの予想通り草を刈っています!


経験値入るからねー

しかも、鎌の使い方うまくなってきたっすよ兄貴


先程、中級草刈り術を獲得しちまったぜ

ん、なんだいや

どれくらい刈ってるかだって?

ろ・く・じ・か・ん、そう六時かーん!


「………あのー、パトゥン王国ってどこに…………………あり、ますか?」


え、誰っ?


「…………ほほー」


やばい、よくわかんなくて ほほー とか言ってしまった

………パトゥン?何か聞いた事があるなぁ

あ、そうだそうだ、龍帝門潜ってパトゥン王国に戻ってきたんだった

で、暇すぎて芋虫になりそうだったから草刈ってたんだ

で、誰?


「一緒に行きます?」


「……ありがとうございます!」


私ってもしかしてこのゲーム慣れ始めた?

パトゥン王国へ案内できるとか、初心者を超えたか………

ふっ、討伐履歴の『看破龍』の文字が輝いて見えるぜ

えーっと、ん?なになに?他には何があるって?


いやー、はっはっは、ちょっと企業秘密

いやいやいや、そんなねぇ、まさかショボいわけないじゃないですか奥さん

ねぇ?


………おかしいな返答がない

ま、気のせいだね、そう、きっと

ゴブリン、スライム、スケルトン、ドラゴン……人間、エルフ、ドワーフ、リザードマン

やべー、人を殺しすぎてる


討伐数、人間311万か、そうか、やべー、史上最悪の殺人鬼だね!

よし、気楽に行こうっ!


「私、初心者でどういう装備が良いとかわかんなくて……」


「なるほど、私もわかんないからなぁ」


コップだなぁ

なにさ、コップの熟練度999ってカンストやん


「えっ」


いやー、はっは、私も初心者なんだなぁこれが


「い、一応職業は弓手(アーチャー)で……」


「え、そう?ちょっと待ってね」


弓なら数十万あった気がする

…………、お、伝説級の弓があるよ

……60個ぐらい

伝説とはなんぞや、…伝説か

耐久値一番高くて、威力が高いやつにしよう


「これあげるよ、私弓使えないから」


「………で、伝説………い、いいんですか?」


「うんうん、いいよいいよ」


「その……狩りとか一緒にやってくれます…か?」


ほう、なるほどね

いっかー、まぁ、リェンワっち作戦その②をするの二週間後だし


「いいよ」


「ありがとうございます!」


何か新鮮だね


「名前、なんていうの?」


「え?う。上のアイコンに書いてあります」


ほ、本当だ

こ、これは、私はまだまだ初心者かもしれない



『破天』達のなーかーでー

アルカードより上、つまり八番以上は混装(ギア)を持っています

アルカードのスキルがいかに化け物でも混装(ギア)を持っていなければ負けてしまいます

リェンワにルシ君が負けていたのもそれが原因ですねー


はいっ!て事でお読みいただきありがとうございました!

こっからが第二章、大詰めになるかもしれないですね!

いぇぇーい!頑張ってイッコー!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ