第四十八話 ▱戦争⑨
ふざけるな
死んで、死んで、死んでたまるかぁあ!
「死ぬか。行軍をやめさせるか。どっちにする?」
聖言教教祖、ランク9
神を目指した無族であり、その身体を何度も何度も移し替えて生き残り続けた愚者
大組織、『蜘蛛』の胸部を務める
務めているはずだ
だが、そんな男は今
何の特徴もない平凡な容姿をした二十代の男
しいて言えば、目が少し青みががっていることぐらいだろう
「すみません、直ちに行軍をやめさせ……ッ!?」
『蜘蛛』のボス
圧倒的な暴力と知力併せ持つ、『S』ランク冒険者であり序列二位
世界を創り、世界をオモチャにした一柱の神
「すみません。カオス様」
「……はぁ、いいや。もう白けた、いいよ行軍やめさせなくて」
「………ありがとうございます」
神は、リルラの状況を覗く
「……アグレンテル………いいね、面白い」
ぶつぶつと呟き出すボスを横目に、愚者はスキルを発動した
魔法を、自身のHPを捧げてより強力にしていく
私は神になる
私は世界を手に入れる
私は全ての神々を殺し、唯一神として君臨するっ!
完成するは最上級魔法
凄まじい隠蔽によって隠されたそれは、世界をぐらつかせるだけの力を持つ
「真星の末路」
凄まじい高密度の力が晴天に輝く
半径50cmに絞り、放った
教会が壊れていく
音速を超えた攻撃によりソニックブームが発生し、教会が崩れる
だが、まだだ
命中した事により、防御が下がったカオスに対し、本当の攻撃が繰り出される
「しねぇ、神がッ!!」
教祖とは思えないその発言は幸い誰も聞いていない
爆風が瓦礫を飛ばし、音が耳をつんざく
白く煌々と輝きながら飛来し着弾する様はまるで流れ星のようだった
違う、本物隕石である
凄まじい攻撃に地面が揺れる
そして、衣服の汚れを払い結果を確認する
「………あぁ、やっぱり君はお仕置きが必要だ」
目が見開く、身体が震えた
無傷の混沌神が、織りなした攻撃はただの蹴り
それは、神のキックだ
一瞬で隣にいた
血が出る、視界がぐらつき意識が朦朧とする
吹き飛んだ先は市場だった
教会が壊れ、民は避難していたようだ
まずい、これでは死んでしまう
ふと視界に青いアクセサリーをつけた五人の信徒が見えた
「少し病院に……」
そこで私は意識が切れた
「斬るなよアレス、わかってるな」
「わかったぞリェンワ、殴るんだなっ!」
「少しだけあっている、よし、連れて行くぞ」
なんとっ!五万pv超えましたっ!
神ってますね、もう残りないだろうなぁ、て思って手を突っ込んでみたらなチョコあるぐらい神ってますね
お読みいただきありがとうございましたぁ〜




