第四十七話 ▱戦争⑧.麦茶の帝王
全てを駆使して、逃げて逃げて、逃げ回る
コトゥムさんの攻撃である爆発が連鎖して、顔を掠める
麦茶を使用して、盾を作り躱す、躱す
だが、麦茶が凍る
それを回避する為、黒化の呪いを使用して術式を破壊する
銃弾は届かない
—スキル—【黒食】を獲得しました。使用期限は一回です—
なにそれ?
氷と爆発が迫る
防いでも防いでも湧いて出る、ふざけるなと叫びたいほどに
「呪力付与」
氷を蹴って、銃を撃って破壊し、爆発と火属性の魔法を麦茶で止めつつ黒化
……阿保かっ!
転びそうになったら、麦茶を使って立て直し後方へ回避
後ろに攻撃が入ったらアルテマが対処
時々ロケランを撃っても、まず半径1メートルに銃弾が入らない
麦茶でスムーズに回避しつつ、武具麦茶生成で攻撃
全く通じない
そして、さっきまで氷と火だった魔法に変化が加わる
光と、多分闇?かな?
阿保強い、守れん!
麦茶で止めつつ、武具麦茶生成でどっかに飛ばす
だが、転機は訪れた
接近戦ゼロだったこの戦いに、コトゥムさんが私の半径1メートル以内きてしまった
だが、殴りはしなかった、至近距離での氷魔法
そして吹き飛んだ
—ダメージ—133ダメージを受けました。残HPは155です—
阿保やばいよねっ!
全力で、爆発を避ける
だが前を全く見てなかった、馬鹿やなぁ
氷が、目の前にあった
——あっこれ、死んだ
急いで麦茶を動かすが間に合わない
—ダメージ—152ダメージを受けました。残HPは3です—
死ぬかと思った!コトゥムさんが近づいている今がチャンス
呪怨を発動させ、コトゥムさんに触れる
コトゥムさんが吹き飛んだ
麦茶を操作して盾を作り、刃を作る
いっけー!刀よー
はい、そうだよね……そりゃぁ届かないよねっ!
だが……上を見ろ……麦茶の巨大な針だ!
解除して落とす
だが、コトゥムさんは魔法を発動させて壊そうとする
そんなのわかっとーよ
麦茶に戻し窒息死作戦決行!
絶対成功するって思ってた時期があったんだなこれが、一瞬で蒸発〜
なんでやねん
直後、なんでやねんと適当ツッコミしてる自分の前に何処からともなく光魔法が飛来する
コトゥムさんのじゃないっ!
やばい、死ぬ
残り1メートル
身体が動かない、動け、麦茶、動け身体っ
残りに25cm
傾け身体、死ぬこのままじゃ死ぬ
白い、その矢がクッキリと目に映る
残り10cm、無理だ間に合わない、死ぬ!
なんか、なんかないか
適当にスキルを発動する
効果がない、無理だ発動しないし、発動したとこでって感じだ
速いっ
残り5cm
死ぬ
麦茶も残り、20cmくらいで届くのにっ
覚悟を決めた、その瞬間だった
—称号— 〔麦茶の帝王〕が覚醒。【麦茶の極意】と【真・麦茶変換】を獲得しました—
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