第四十五話 ▱戦争⑥
種族最強の証“天”
それらのスキル、称号は死ななければ失う事はない
ない、はずである
『吸天』アルカード・メフィスト
前無極天であり、宝玉により種族を変えた馬鹿野郎だ
だが、現『吸天』は生きている
確かに殺した、首から上を胴体と泣き別れさせた……はずである
三年前、一瞬だが見た記憶はあったが
すぐに見間違いだと思い忘れていた怪物
「何故…生きている」
「吸血鬼……だからですよ」
「無極天は、無族しかなれない称号だ……何故お前は吸血鬼になれた……っ」
「ぁぁ……そういうどうでも置いといて……我々……そう、邪教と協力しませんか?」
そう言って、邪神徒は手を差し出す
どうでもよくないわ…
腹に刺さった、短剣を見ながら魔法を構築しはじめた
▱
なんちゃら祭り、三日前
私は暇になって、主に暇すぎて、林檎剥きのスキルが上達してしまった私
私ってば最強ねっ!
じゃなくてね
うぃー、林檎切るぜー
一瞬でバラの形をした林檎になる
準備は完全に整った
では出よう!城をっ!
では行こう!街へ!
イベントリに林檎を入れる
カルマさんから届いたなんか薄汚れたマント的なのを受け取る
早速、装着でべよ
扉をゆっくり開けて、陸上選手っぽいスタートの構えをとる
クラウなんちゃらだったよね
よし、GO!
ちっか、もうついたし
よっし、開けるぞ………?
うん?待て、この門を開けたらバレる…
あー、近くに小さい扉があるー
よし開け、ゴマ
おっも、おっもっっっっっっ!
なんだこれ、テメェ
《黒の月コインを59万8800使用。スキルを獲得、熟練度が上昇しました》
—スキル—【初級.呪具装術:Lv1】を獲得しました—
—スキル—【初級.呪具装術:Lv10】になりましたー
—スキル—【初級.呪具装術:Lv10】を犠牲にし【中級.呪具装術:Lv1】を獲得しました—
—スキル—【中級.呪具装術:Lv10】を獲得しました—
—スキル—【中級.呪具装術:Lv10】を犠牲にして【上級.呪具装術:Lv1】を獲得しました—
—スキル—【初級.呪脚強化:Lv1】を獲得しました—
—スキル—【初級.呪脚強化:Lv10】を獲得しました—
—スキル—【初級.呪脚強化:Lv10】を犠牲にし【中級.呪脚強化:Lv1】を獲得しました—
—スキル—【中級.呪脚強化:Lv10】を獲得しました—
—スキル—【中級.呪脚強化:Lv10】を犠牲にして【上級.呪脚強化:Lv1】を獲得しました—
—スキル—【初級.呪力付与:Lv1】を獲得しました—
—スキル—【初級.呪力付与:Lv10】を獲得しました—
—スキル—【初級.呪力付与:Lv10】を犠牲にし【中級.呪力付与:Lv1】を獲得しました—
—スキル—【中級.呪力付与:Lv10】を獲得しました—
—スキル—【中級.呪力付与:Lv10】を犠牲にして【上級.呪力付与:Lv1】を獲得しました—
「呪力付与」
一旦息を落ち着ける
「はぁぁぁああ!!」
全力で、全てをもってっっっこのっ、扉をっ!、叩き壊すっ!!
衝撃波が、地面を揺らす
脚が痛い、びーんって
そしてこの扉は全く、壊れない
…いやヒビ入ってる……破れる。破れるっ!!
「はぁあ!」
そして、ドア以外が粉々に砕け散った
石がパラーパラー
ドアが前に倒れて大きな音が鳴る
よし、少し逃げようっ!
全力ダッシュで城から離れる……ふぉー!
後数十メートルの所に売り場みたいな所がある!?
いっけぇー!!!
そして、全力ダッシュの勢いは止まらず壁にぶつかった
その前にクシャって音が聞こえたが幻聴だ幻聴、気にしない方向でいこう
「………ぇ!」
「いった…ぃ」
お、右手が麻痺ってるぞ
やべーな、やべーな
うん?誰かに突かれたっ?
「お前っ!俺のポテチをぉ、弁償しろっっっ!!」
クシャって知っちゃったんだよね、ポテチ
て、事があってー弁償ついでにね、ポテチ買ったんだよね
………ポテチ嫌いなんだけどね
てことで、適当にポテチ配ってー……あ、コトゥムさん達っすよ?
はぁ、てかこの祭りなによ?どんな祭りよ
てか幹部が全然いないねー、みんなどこ行ったー?
あ、そうっすね私が友好関係結んでみたらって言ったんだったね、そうだったね
へー、この祭りコロシアムだっけ?あー、コロッセウムみたいな所でやるの?
「し、使徒様、な、何故、こ、ここに?」
「へ、なんか?」
ん?どーゆー事かなぁ?
ま、いいか
『さぁ!』
アナウンスがなる、お、フォーなのかい、そうなのかい?
……ちょっと意味がわからない
『リルラさん、前にっ!』
お、私の他にリルラさんがいるのかな?
リェンワさんの顔を見ると、私とアナウンサーを交互に見ていた
うんうん?
『リルラさーん?前へー?』
そして、真っ白な服を着た、私じゃないリルラさんが出てきた
………はい、はい!とーゆーね!はい
ありがとうございました、お読みいただきありがとうございましたっ!
はい、ありがとうございました!




