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第四十二話 ▱戦争③

『後、一週間後の奉献祭……その時だよ』


リルラの城内説明が終わって数時間後、聖創界の部屋で通話するエルリック大司教

その相手が、エルリックすら従うという事だけは確かである


それは、邪神教…エルトの都、ルイクスの人々を殺戮する戦争の作戦会議


それはエルリックの、聖創界と暗黒界の戦争ではなく他の四つの世界を巻き込んだ大戦となっていた

全世界は聖創界を味方した


聖創界と暗黒界という、二強のどちらかが堕ちるだろう

『破天の十二使徒』達は確かに、レベル十万超える圧倒的強者だ


だが、奉納祭という名の闘いで奴らは少しぐらいは消耗する

しかも、『破天の十二使徒』達は全て、会場に集まるだろう

ならば、包囲する事も容易い


レベルⅩの『幻影魔法』を見破れる者はいない

少なくとも『神眼』という、阿保のようなMPを使うスキルでない見破れん

そんな実力者は城門守護に行っていないと《内通者》からの報告があった


通話が切れた


「一週間後…そうか、『神の使い』が来たなどと言っていたがそんな物雑魚に過ぎぬ」


神の使いのランクは3、新しく入った『破天の十二使徒』もランク3

簡単だ、こちらにはランク3如きゴロゴロいる

ランク8の者も数名いるのだ、《内通者》のランクも高い


勝ち戦か


油断してはならないと分かっていてもニヤケが止まらない

百万人のプレイヤーを一秒もかからない内に殺したという話は聞き捨てならないが私にも十秒足らずでできよう


奉献祭はエルト教の幹部を決める戦い、力自慢どもはそこに集まるだろう

音をたてながら木製の扉が開いた


「どうした」


「準備完了です、行軍致しますか?」


「……無論行軍しろ」


椅子から立ち、堂々とドアに向かって歩き始める

後ろにいた信者が椅子を仕舞った

時は来た、この世界が望んでいる


今此処に私は宣言する

憎き、邪神徒を殲滅に向かう至高の軍を讃え行軍させるのだ


ドアが勢い良く開いた、外は風のさざめきすら感じられる静かさだ

一気に視線を感じた


「勇猛なる騎士達よ!貴殿達の軍は古今東西、未来永劫語り継がれる至高の軍である!五界の神々達の祝福を受けん事を!」


大地に佇む、五体の龍の咆哮がなる

凄まじい熱気包まれた都市は一種の狂気を感じさせる


「行軍開始ぃぃぃいいいいいい!!!!」


私は、神になる

億の人間と万のモンスターが行軍を開始した






私は自室でぐったりしていた

イベントポイントで獲得できる賞品を見ながら悩んでいる

んー

《果ての魔王のイヤリング》

ん?なんじゃいこれは


「アルテマ」


黒い霧が立ち込め、リルラに体に吸い込まれる様にして入った

ちょっとこれ変換しよっかな


「これさ、アルテマの?」


『………いや、複製品だ。私のイヤリングは……こんなちっぽけな物ではない』


《果ての魔王のイヤリング》

→呪力に+1000


いやいや、強いじゃん

これが弱いと申すか魔王め


『お前もやはり神になりたいのか?それとも《願い》か?』


「何言ってるの?」


神になりたいのか、逆に神になれるのかな?

願いってのを強調していたけど、願いがどうしたの?


『なら、何故プレイヤーになった?危険じゃないか』


「…なんで危険な…の……?」


『あぁ、そうか貴様らは……知らないか』


????何言ってるのかわからない、うんドユコト?

よし、理解を放棄しよう

何か意味深なコメントばっかりだなぁ


『プレイヤーは端的に言えば、神を目指す者達の事だ』


???やっぱりちょっと意味がわからない








何と日間ランキング18位!!トップテンを目指してみる的な?


グッ◯モーニングの検定でポイントを獲得しよう

問題めっちゃむずくない?当たる?ま——むぐぐぐぐ


むぐぐぐぐむぐ(お読みいただき)むぐぐむぐむぐ(ありがとうございます)

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