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Confession phobia  作者: nEin
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19/28

19.おデート


さて皆さん.

異性として意識し始めたお相手とのデートの時にはどんな服装をされますか??


経験豊富な方は、あまり悩むことなく決められるのかもしれませんし、

そういった経験が今はまだそんなにない方は、沢山悩まれるのかもしれません.


笑の場合は、どちらだと思いますか?


答えは、小説の中にあります.




「うーん….」


何処かへ出かけるときに服を選ぶ.

そんな時、読者の皆さんはどんなことを考えているだろう.

一緒に出かける相手のことだろうか. それとも色合わせのことだろうか. あるいは天気のことだろうか.

ちなみに、私が今考えているのは犬島が言った言葉だった.


『出来ればスカートがいいな.』


スカート、スカート….

スカートって、どんなものを選べばいいんだ.

読者の皆さん教えて下さい.


「何かお探しですか??」


半泣き状態になっている私に、優しく声をかけてくれたのは店員さんだった.

あー、店員さんが天使に見える.


「あの、スカートを、探してて. 最近穿いてないので、どんなものがいいのか分からないんです.」

「そうですか. それでしたら、こちらのスカートがオススメですよ.」


それからしばらくこの店員さんに付き合ってもらい、洋服を一式買い揃えた.

そして制服を袋に入れてもらい、買った洋服を着て店を出た.


「ありがとうございましたー!」

「お世話になりました.」


ここまでの所要時間、55分. 待ち合わせ時間までギリギリだ.

集合場所まで走る.

普段からあんまり運動しないせいか、すぐに息が切れた.


何で、こんな必死になってるんだろう.


ふとそんな考えが頭を過ったが、余裕がなさ過ぎて一瞬でそんな考えは消え失せた.


「あ、」


集合場所には、もうすでにヤツが来ていた.

服装のせいだろうか. ちょっとだけかっこよく見えるような気がする.


「お、お待たせ.」

「あ、笑ちゃん、って…. 何でそんなに息切れてんの??」

「日頃の、運動不足、の、せいだ….」

「走って来てくれたんだね.」

「御明察.」

「じゃ、行こうか.」

「うん.」


歩き出すと、犬島が荷物を持ってくれた.

慣れてる、のかな.


「…犬島は、今まで何人くらいの人と付き合ったことあるんだ??」

「んー? どうしたの、突然.」

「や、何か動作が自然だからさ. 慣れてるのかなーって.」

「慣れてるってわけじゃないよ.」

「生まれ持っての紳士気質か.」

「あはっ、そうかも.」


たわいない話をしながら、ウインドウショッピングを楽しむ.

時々横を見ると、必ず犬島と目が合った.

その度に、ビックリしたように顔を背けられる. 何だコイツ.


「なぁ、」

「ちょ、ちょっと待って.」

「ダメ、待たない. こっち見ろ.」

「あ、あと1分だけでいいから.」

「….」


じれったくなって、犬島の前に回り込んだ.

見上げた先にあった犬島の顔は….


尋常じゃないくらい赤かった.


「∑わ!? ちょ、見ないで!」

「お前大丈夫か!? 顔が苺みたいだぞ!」

「大丈夫!!大丈夫だから//!」


犬島はそう言いながら、両手で顔を覆い隠した.

こういう時は…どうしたらいいんだ. 家まで送っていくべきなんだろうか.


「あ! 椅子!!椅子があるぞ! そこで休もう!!」

「や、本当、大丈夫//!」

「いいから! 私が休みたいんだから座るぞ.」


何度も大丈夫だと言い、嫌がる犬島を半強制的に椅子に座らせた.

ポカリとか、買ってきたほうがいいかもな.


「ちょっと待ってろ. 飲み物買ってくる.」

「え、ちょ、待っ.」


戸惑い声をあげそうになったヤツの頭を2度3度撫でてやると、諦めたように大人しくなった.

うん、やっぱり犬と似ている.

なんて、不謹慎なことを考えている場合じゃない.

急いで行かないと.


少し不安そうにするわんこを置いて、私は食品コーナーまで急いだ.


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