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Confession phobia  作者: nEin
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17/28

17.校外学習


学校の外へ出た2人.

でも、簡単にそんなことを学校が許すはずがないのです.


皆さんはむやみに学校をサボってはいけませんよ??


では、2人の校外学習がどんなものなのか、ご覧ください.




「ど、お、し、て…こうなったんだーっ!!!!」

「お、俺にも分かんないけど、多分、笑ちゃんの日頃の行いのせいじゃないかなぁ~っ??」

「こん、なに、真面目な生徒他にいないぞっ!!!」

「は、逆でしょ、逆!」


息も絶え絶えになりながら、私たちは走り続けた.

何でかって??

それは私たちの後ろを見てもらえれば分かる.


「待てこら猫乃!!犬島―!!」

「授業サボって何処行くんじゃワレー!!」

「犬島を解放しろ猫乃―!!」


どういうことなんだか教えてくれ.

因みに解放してほしいのは私のほうだ!!(主に学校という檻の中から)


「い、いぬ、じま.」

「何、笑ちゃん?」

「も、私、走れない. 後で必ず追いつくから、先に、行け.」

「俺が、笑ちゃんのこと、見捨てるわけないでしょ!」

「∑うわッ!!?」


ぐんっ、とお腹に圧力がかかる.

視界がブレ、世界が回る.

顔を上げて見えるのは後ろにいたはずの教師たちの顔.

がくんがくんと揺れる世界、浮遊感.

急速なスピードで、向いている方向と逆の方向に進んでいく不思議な感覚.


「え、ちょ、犬島!?」


私は犬島に担がれていた.


「へへっ、今の俺、ちょーかっこいー!!」


確かに.

女一人を担いでよくこんな速く走れるもんだ.

犬島はさらにスピードを上げ、教師たちとの距離をどんどん開いていく.

体力を消耗した状態でここまで速く走れるなんて…もしかして、今まで私に合わせてくれてたのか?


「いぬ、」

「口閉じてて、舌噛んじゃうと危ないから!」


それは痛い.

私は言われた通り口を閉じておいた.



■□■□■□■□■□■□■□■□゜。・☆



「はーっ、マジ疲れた.」

「指名手配犯ばりに追われたな.」

「笑ちゃん、普段一体何してんの.」

「大したことは何も.」


ショッピングモールに設置してあるテーブルを囲って座る.

水が美味しく感じる. 物凄く.

息を荒げている犬島にも、ペットボトルを差し出す.


「飲みかけだけど.」

「ありがと、助かる.」


犬島はペットボトルに残っていた水を一気に飲み干した後、ぷはっと息を吐いた.


「生き返るー!」

「お疲れ様.」

「何の何の!っていうかさ、」

「何だ?」

「前から思ってたけど、笑ちゃん痩せ過ぎ!もっと太りなさい.」

「大喰らいの女によくもそんなことが言えるな.」

「うーん、まぁそうなんだけどさ.太ったらもっとこう…胸も大きくなるんじゃない??」

「……お前の乳首引っ張って強制的に胸を大きくしてやろうか.」

「∑ごめんなさいやめて下さい!」

「まったく….」


人が気にしていることを….


「別に、胸なんか邪魔なだけだし.走る時だって、隙間通る時だって、きっと邪魔だろうし.」

「笑ちゃん??何ブツブツ言ってるの?」

「何でもない.」

「だいじょーぶ!!胸がなくたって、俺は笑ちゃんのこと大好きだから!」


……….

…….

….


「馬鹿めが.」

「うぐ….」


10分後のそのテーブルには、気絶した男子高校生と両手の拳を痛めた女子高生が座っていた.


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