80.ふんどし装備
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「冗談だ。幼馴染だよ」
「幼馴染…。もう、脅かさないでよ~」
「「びっくりした~」」
「「「あれ?」」」
平静な俺は、素知らぬ振りでさらりと話した。呆然な様子のマリーは胸を撫で下ろすように話し、目を見開いているモモとノンは顔を俺に向けて話した。困惑な様子の3人は、仲良く首を傾けて疑問に話した。
「でもさっき、お兄ちゃんって呼んでなかったかしら?」
「私達、そうなるの?」
「どうなるの?」
「「「うん?」」」
引き続きな様子のマリーとモモとノンは、互いに顔を見合わせて疑問に話したあと、再び仲良く首を傾けて疑問に話した。
「もういいわ。ギルドは冒険者への必要以上の詮索を行ってはならないってルールもあるし」
「そうなの?」
「どうして?」
「冒険者のプライベートを守るためなの。細かなところは講習の時に説明するわね」
(クックック、はぐらかし作戦は成功だ。いきなり2人を幼馴染にすると、ええっ! 幼馴染にお兄ちゃんなんて呼ばせている変人さんでロリコンさんなの?! って、また変人呼ばわりプラスロリコン呼ばわりされる未来が見えたからな。未来を変えてやったぜ)
「フッ」
観念な様子のマリーは、未練なく話した。困惑な様子のモモとノンは疑問に尋ね、平穏な様子のマリーは優しく返事を戻した。策士な俺は勝ち誇るように思考したあと、口元を不敵に緩めて鼻を鳴らした。
「変人さんがいる」
『ドキッ』
顔を俺に向けるモモは無表情で話し、繊細な俺は思わず心音を大きく立てていた。
「何あの格好?」
「変人呼ばわりしないであげて。あれはふんどし装備って言って、特殊効果付きの高価な装備なのよ」
「へ~」
「ふ~ん」
(びっくりした~。あの人のことか。ふんどし装備なんてあるんだな)
不快な様子のノンは変人を見る目で疑問に尋ね、同情な様子のマリーは渋面で返事を戻した。無関心な様子のモモとノンは冷たく話し、安堵な俺はふんどし装備の冒険者を確認して非常に興味深いと思考した。
「あれ? お兄ちゃん、なんでそんなにいっぱい汗をかいてるの?」
「どうせ、自分が変人呼ばわりされるとか思ったんでしょう」
俺を見上げるモモは疑問に尋ね、同様にするノンは呆れるように話した。
「なっ、何言ってんだ。そんな訳ないだろう」
「お兄ちゃんは、自分が変人だってもっと自覚した方がいいと思うよ」
「モモ、変人じゃなくて異常って言った方がいいわ」
「もっと変人でもっと異常なお兄ちゃんだなんて、2人共、なんてかわいそうに」
「誰がもっと変人でもっと異常だ! たった今、変人呼ばわりしないであげてって言ったばかりだろ。もっとまで付け足しやがって。全く…」
動揺な俺は、思わず言葉を詰まらせて話していた。不満な様子のモモとノンは真剣に話し、涙を拭うマリーは2人を慰めて話した。不満な俺は思わず美味しい話かもと感じながらも憤怒に話していた。体をふんどし装備の冒険者に向ける。
(ロリコンを回避できただけでもいいか。変人や異常は昔からたまに言われてたし、今の俺ならマイナス思考をプラス思考に変えれるから問題ない。あのふんどし装備はいつか装備する気がする。変えた未来は成功だ!)
前向きな俺は、ふんどし装備でどや顔の自分を妄想して今の精神バランスは人生経験やスピリチュアルのおかげと感謝して強く思考した。仲良しな3人から談笑が届く。体を3人に向ける。
「3人共、遊んでないでさっさと講習を始めるぞ」
冷静な俺は、話を早く進めたいと話した。
「今度、色々教えてあげるわ」
「やった!」
「楽しみ!}
愉快な様子のマリーは笑みを見せて話し、感激な様子のモモとノンは笑顔で話した。
「何を話してたんだ?」
「女性同士の話よ」
困惑な俺は疑問に尋ね、神秘的なマリーは明るく返事を戻した。
「それじゃあ、あそこの席で講習を始めるわよ」
「「うん」」
(女性同士の話じゃ聞けないな…)
ご機嫌な様子のマリーは横長のテーブル席を示して話し、元気な様子のモモとノンは頷いて話した。冷静な俺は、これは仕方がないと思考した。
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