79.魔女の宅急便
陽気な俺は、クエストボードに到着する。
「いろんなクエストがあるな」
「あっ! 迷子の猫探し!」
「顔を引っかかれるやつね」
「よく知ってるな」
「えっへん」
興味な俺は、クエストボードに貼られている数多くの用紙を確認して明るく話した。興奮な様子のモモは指差しして強く話し、陽気な様子のノンは得意に話した。愉快な俺は笑みを見せて話し、得意な様子のノンは胸を張って話した。
「こっちに庭の草むしりもある!」
「魔女の宅急便なんてのもあるわ!」
「魔女の宅急便?!」
指差しを移すモモは再び強く話し、指差しするノンも強く話した。驚愕な俺は、思わず顔を素早く向けて疑問に強く尋ねていた。用紙を確認する。
「荷物のお届け。他は…、何も書いてないな。気になる」
「映画であったもんね」
「猫のジジの話よね」
「魔女のキキの話だ。って、そっちの意味じゃないんだ」
「おまたせ~。ふう~」
直感な俺は、用紙を入念に確認して話した。愉快な様子のモモとノンは笑顔で話し、反射な俺は思わず訂正して話していた。背後からマリーの声が届いた。俺達は背後に振り向く。書類を抱えて額の汗をハンカチで拭うマリーを確認する。
(疲れてそうだな。モモとノンのこともあるし、ここはひとつ下手に出て機嫌でも取っておくか)
「忙しいところ済まないな。今日はよろしくお願いします」
「うふっ。よろしくね~。そんなに堅くならなくてもいいわよ」
慎重な俺は配慮に思考し、頭を軽く下げて話した。子供向けの微笑みを見せるマリーは、セクシーにウィンクして話した。
「あら? 隣の女の子達はどうしたの? ああ~、もしかして~、もうナンパしちゃった?」
(ナンパか~。そう言えば、昔はMMORPGで一時間だけの狩りパーティって言って、よくナンパしてたな。あの頃が懐かしい~)
俺の左右のノンとモモを確認するマリーは、いやらしい表情を俺に近付けたあとに耳元で疑問に小さく尋ねた。懐古な俺は、思わず目を閉じて尊き日々を思い出して思考していた。
「見掛け通りに、手が早いのね」
「ん? どういう意味だ?」
「そのままの意味よ」
(なんか俺、悪いことしたかな?)
俺から離れるマリーは耳障りに話し、困惑な俺は疑問に尋ねた。不快な様子のマリーは顔を背けて話し、引き続きな俺は気のせいだろうと疑問に思考した。
「ねえ、お兄ちゃん。この人は?」
「知り合いなの?」
「ああ、紹介するよ。今日の講習をしてくれるマリーだ」
俺の袖を引っ張るモモとノンは疑問に尋ね、前向きな俺は明るく返事を戻した。
「なんだ。2人は妹さんだったのね。初めまして。私はこのギルドで働いてるマリーです。よろしくね」
(妹?!)
「妹のモモだよ。よろしく」
「妹のノンよ。こちらこそよろしく」
(しかも三連発?!)
納得な様子のマリーは笑みを見せて話し、不服な俺は思わず目を見開いて疑問に強く思考していた。満足な様子のモモとノンは得意に話し、失念な俺はしまったと疑問に強く思考した。
「ところで、2人も一緒に講習を受けるの?」
「うん」
「受けるわ」
「分かったわ。仲が良いのね」
(まずい! この流れで妹じゃないって言ったら2人はうるさくなるし、マリーにはまた変人扱い…、いや、今回はロリコン扱いされるかもしれない。なんとしてでもこの流れを変えなければ! そうだ!)
平穏な様子のマリーは首を傾けて疑問に尋ね、得意な様子のモモとノンは笑顔で返事を戻した。引き続きなマリーは明るく話し、直感な俺は今後の立ち位置に関わる一大事と強く思考した。
「マリー。実は、2人は俺の妹じゃないんだ」
「「「えっ? どういうこと?」」」
真剣な俺は顔を逸らして話し、困惑な様子の3人は口を揃えて疑問に尋ねた。
「本当は…、俺の子供達だ!」
「「「ええっ!」」」
「ルーティ、子供がいたの?!」
「「私達、お兄ちゃんの子供だったの?!」」
真剣な俺は顔を戻したあとに陽気に堂々と胸を張って強く話し、驚愕な様子の3人は再び口を揃えて声を強く上げた。引き続きなマリーは疑問に強く尋ね、困惑な様子のモモとノンは顔を見合わせて疑問に強く尋ねた。
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