116.応用
111話を投稿していた。
差し替えました。
「バッジの脱着の仕方も、ご説明いたします!」
「脱着の仕方? そう言えば、安全ピンみたいなのが付いてないな」
陽気な様子のパトンは強く話し、困惑な俺はバッジを確認して話した。頭上から桜が降り始める。
「よ~おっ!」
『パン!』
「はっ!」
「歌舞伎か?! どうやって衣装を変えたんだ?!」
歌舞伎のポーズを決めるパトンは桜吹雪の中で強く話し、手を叩いて音を強く立て、再びポーズを決めると同時に衣装を変化させて声を強く上げた。感動な俺は、疑問に強く尋ねた。
「無詠唱の~、ストレージを応用した演出で御座いやす~」
「そんなことができるのか! 見事な桜吹雪だ!」
歌舞伎な様子のパトンは抑揚を付けて返事を戻し、感激な俺は強く話した。
「バッジを~、胸に押し当ててくださされ~」
「こうか?」
「次に~、磁石のようにくっ付くとイメージしてくだされ~」
「磁石のように、くっ付く」
「さあ~、手を放して御覧なさい~」
引き続きなパトンはポーズを変化させて話し、高揚な俺は笑顔で話した。
「いやいや、これは革だぞ。そんな磁石みたいにくっ付くわけ、くっ付いた!」
「もう一度~、バッジを掴んで離れるとイメージしてくだされ~」
「いやいやいや、だからこれは革だって。離れるってイメージしただけで、離れた!」
「磁石の仕組みを~、あ、全て理解して応用すれば~、このようなことは必然に可能なのです~」
否定な俺は指示に従うあとに驚愕と強く話し、引き続きなパトンは髪の毛を振り回して話した。
「確かに。応用は、理解していればできて理解していなければできない。唯それだけのことだからな! だが、どういう仕組みだ?!」
「それも謎~」
「謎か~。いつか謎を解き明かせるのかな~。そう言えば、他にも謎があったような気がするが…、思い出した!」
余裕な俺は疑問に尋ね、引き続きなパトンは返事を戻した。思案な俺は、腕組して強く話した。
「以上~。脱着の仕方でした~」
『ボン!』
引い続きなパトンは話し、地面から爆発音が強く届いた。立ち昇る煙幕がパトンを包み込む。
「ブラボー!」
『パチパチパチ』
「ありがとうございます!」
感謝な俺は強く話し、拍手の音を立てた。扇子を両手に持つパトンは、煙幕を吹き飛ばして口調を戻して強く話した。
「パトンさんは、世界中を飛び回ってるんだよな?」
「はい」
「世界」
(いや待てよ。ここは目的と手段を逆にした方が、本心を見破られなくていいか)
陽気な俺は疑問に尋ね、満足な様子のパトンは扇子の舞を見せて返事を戻した。引き続きな俺は話しを中断し、顔を逸らして応用と思考した。顔を戻す。
「冒険のついででいいから世界の異変を調べてほしいって、ある人に頼まれてな。俺にはさっぱり分からないんだが、何か心当たりはあるか?」
平穏な俺は、阿漕かのような巧みな話術で疑問に尋ねた。
「世界の異変。ふ~む、真面目な話ですな。新種のモンスターが発見されていると聞いております」
「新種のモンスター?」
「分かり易いところでご説明いたしますと、体の大きさが、従来のモンスターよりも大きいようです」
「体が大きいのか~。他には?」
「新種のダンジョンやドロップ品なども、発見されているようです」
「ドロップ品! 他には?」
「他は不確定要素が多いため、今はなんとも申し上げられないところで御座います」
「なるほど。モンスター関連に多そうだな…」
「このような事で、ご満足いただけましたでしょうか?」
「十分だよ。あっ。ちなみに、最初の新種のモンスターは、いつ頃発見されたか分かるか?」
「モンスターは日々変化しておりますので、いつ頃までは…。唯、魔王が討伐された以降に発見数が増えたと聞いております」
「そうか。ありがとう。助かったよ。もし、また何か分かれば教えてくれないか?」
「畏まりました!」
興味な俺と丁寧な様子のパトンは交互に話し、歓喜な様子のパトンは背筋を伸ばして快い返事を強く戻した。
「準備できました」
「こっちも準備できたよ」
店員とユリの声が届いた。
「「せーの。お兄ちゃん!」」
モモとノンから、可愛らしい声が強く届いた。
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