115.VIP
シルバーウィークで5日連続投稿を達成したぞ!
盛り上がったな。
「ふう~。こうか」
【ストレージ】
安心な俺は肩の力を抜いて話し、右腕を伸ばして魔法を唱えた。拳大で紫色の円形のストレージが手の平の前方に出現する。
「お見事!」
『パチパチパチ』
「こんなに簡単に出せるのか」
「まだまだ、手の魔力のみで十分ですので。それでは! この私の人差し指が、ストレージの中に入るかを試してみましょう!」
人差し指をアピールするパトンは、ストレージの前に優雅に移動して強く話した。
「いきますよ~。ハイ!」
バレリーナの様子のパトンは、片足立ちで腕と人差し指をストレージに真っすぐ伸ばして強く話した。人差し指の指先がストレージの表面を通過する。
「おや?」
想定外な様子のパトンは、目を丸く開いて声を疑問に漏らした。そのままのポーズで首を左右に傾けて人差し指を確認する。軽く飛び跳ねて前進する。
『ボキ!』
「あぎゃ!」
ストレージ内から悲痛な音が強く届き、悲痛な様子のパトンは手を素早く戻して叫び声を強く上げた。
「ふう、ふう、ふう」
「今、手が殆ど入ってたぞ」
引き続きなパトンは人差し指にふうふうし、複雑な俺は苦笑して話した。涙目のパトンは、俺を見つめる。そして、
「あっ、そうでした!」
何やらうっかりしたようだ。
「どういう意味だ?」
困惑な俺は、疑問に尋ねた。涙目のパトンは、汗を掻き始める。そして、
「あっ、私は特異体質でした」
うっかりしたようだ。
「ヌッフッフ」
【ヒール!】
陽気な様子のパトンは笑い声を漏らしたあと、人差し指に魔法を強く唱えた。人差し指が柔らかな黄色の光りに包まれる。
「う~ん、良く分からないが…、さっきの話は嘘か?」
「はい! 嘘のようですね!」
思案な俺は疑問に尋ね、復活な様子のパトンは俺に密着して強く話した。
「うっ、嘘のよう?」
「人から聞いた話を信じておりました! 私もまだまだ未熟のようです! お許しください! ですが! いや~、今までこのようなケースは全く御座いませんでしたので正直、感動しております! ルーティ様とは只ならぬご縁を感じます! 何卒、今回の件はお許しください!」
「わっ、分かった。知らなかったんなら仕方ない。許すから、密着して大声で話さないでくれ」
困惑な俺は疑問に尋ね、密着しているパトンは更に顔を近付けて身振り手振りを交えて強く話した。
「おっと、これは失礼」
「ふう」
平穏な様子のパトンは後退して話し、安堵な俺は声を漏らした。一息つく。
「バッジは、ストレージの中に保管しておいてください」
「うん? 安全じゃないって分かったのにか?」
「元々、防犯機能が備わっております」
「どんな機能だ?」
平穏な様子のパトンと困惑な俺は、交互に話した。
「よくぞ聞かれました! ルーティ様の信用されていない方がバッジを所持した際、その方にはそれはそれは恐ろしい災いが訪れます~」
「呪いか?!」
陽気な様子のパトンは怪談話のように話し、嫌悪な俺は思わずたじろいで疑問に強く尋ねていた。
「バッジの災いは呪いのように感じられますが~、そうでは御座いません~。科学です~」
「かっ、科学? 技術ってことか?」
怪談話中のパトンは身振り手振りを交えて返事を戻し、恐怖な俺は更にたじろいで疑問に尋ねた。
「左様で御座います! 呪いや科学、加えて技や魔法の根本は同じなのです。今のルーティ様に、ご理解いただけますかな?」
「まっ、まあ、十分に高度な科学技術は、魔法と区別できないって言うからな。なんとなくは」
「ルーティ様には、いずれ! その謎を解き明かす時が、訪れますぞ!」
『ドンドンドン! パフパフ! ジャーン!』
愉快な様子のパトンは口調を戻して疑問に尋ね、安堵な俺は姿勢を戻して返事も戻した。陽気な様子のパトンは上着の前を全開に広げて強く話し、中の可愛らしいぬいぐるみ達が太鼓とラッパとシンバルを演奏して音を強く鳴らした。
「おおっ! それいいな!」
「気に入っていただけたVIP会員のルーティ様のために! 今度ご用意いたしますぞ!」
『ドンドンドン! パフパフ! ジャーン!』
「VIP! 頼む!」
「ヌッフッフ!」
「はっはっは!」
愉快な俺は前のめりで強く話し、陽気な様子のパトンは背中から花吹雪を演出して強く話した。ぬいぐるみ達は再び音を強く鳴らし、反応な俺は握手を求めて強く話した。愉快な俺と同様なパトンは、熱い握手を交わして笑い声を強く上げた。
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