#103:町全体を使った双六大会ってやってみたいですか?
ある日の休日のこと
麗羽「おーほっほっほっ! 皆さん、よく集まりましたわね」
フランチェスカ学園生徒達は麗羽によって校庭に集められていた。
一刀「何で学園長でも生徒会長でもないあいつに俺達が呼び出されなければならないんだか」
華佗「どうせくだらないことだろうよ」
及川「朝から叩き起こされるやなんて迷惑やなぁ」
麗羽「そこ! このわたくしが話すのですから静かになさい!」
華琳「それより麗羽、一体何の用よ! あなたと違ってこっちは忙しいんだから早く話しなさい」
麗羽「あらあら華琳さんはせっかちですわね。それだから胸と身長が成長しませんのよ」
華琳「何ですって!」
麗羽「さて華琳さんは置いといて」
怒りまくる華琳を無視し、麗羽は皆に言った。
麗羽「それではこれより袁家主催、『恋姫町町内双六大会』を開催しますわ!」
町を使った双六大会を宣言する麗羽
華琳「何でそんなことしなくちゃならないのよ!」
麗羽「これは町起こしの一環ですわ。もう町長からも許可をもらいましたのでね」
町長から許可を得ているのなら華琳とて文句は言えなかった。
麗羽「ルールは簡単。三人一組でチームを組んで町内を使った双六をし、スタートでありゴールでもあるこのフランチェスカ学園に戻ってきたチームが優勝ですわ!」
ルールを説明する麗羽だが
生徒「何でそんなことをしなければならないんだよ」
生徒「やめよっと」
出場辞退する生徒が多いなか
麗羽「なお、優勝チームには賞金として袁グループより100万円が贈呈されますわ!」
優勝賞金が100万円と聞き
生徒「やるぞーっ!」
闘志を燃やす生徒達であった。
そしてチームを組んだ結果
男子チーム:一刀・華佗・及川
桃香チーム:桃香・愛紗・鈴々
華琳チーム:華琳・春蘭・秋蘭
蓮華チーム:蓮華・思春・穏
月チーム:月・詠・恋
天和チーム:天和・地和・人和
麗羽チーム:麗羽・猪々子・斗詩
等々という主なチームが決まった。
斗詩「でもいいのかな? 町起こしは本当だけど賞金まで出しちゃって」
猪々子「そうだな、麗羽様の母ちゃんが知ったらきっと怒るぞ」
麗羽「黙りなさい! 賞金をあげる気なんて最初からありませんわ。何故ならわたくしのチームが優勝すれば他の連中に賞金を出さずにすみますもの。おーほっほっほっ! わたくしったら何て頭がいいのでしょう!」
こういうのを頭がいいというより悪知恵が働くと言う
そんな麗羽の思惑があるとは知らず双六大会が開始された。
麗羽「それではまずはわたくしから行かせてもらいますわ!」
ころっ!
麗羽がサイコロを振った結果
麗羽「おーほっほっほっ! さすがわたくし、いきなり6が出ましたわ!」
斗詩「いや、双六は6を出したからっていいわけじゃ┅!?」
猪々子「ほっとこうぜ。やる気を削ぐのはよくないしな」
6を出して上機嫌な麗羽を無視し
麗羽「えぇと6は┅」
麗羽達が進んだ先には┅
バァンッ!
魚屋があった。
斗詩「魚屋さんで何をするんですか?」
麗羽「さぁ、わたくしにはさっぱりわかりませんわ」
ちなみに不正がないよう麗羽にすらも試練の内容は伝わっていない。
そして麗羽に与えられた試練は┅
『女体盛りの体験!』
であった。
斗詩「にょ┅女体盛り!?」
女体盛り
裸や水着の女性の体に料理を置いて客に差し出すもの
現在では公然わいせつ罪となる確率が高い
猪々子「クリアしないと先に進めないわけだし、ここはスタイルのいい麗羽様か斗詩で┅」
麗羽「猪々子、あなたがやりなさい!」
猪々子「えぇっ!? 何で貧乳のあたいが!?」
麗羽「あなたの平たい胸なら皿代わりになるでしょう」
猪々子「そんな~!?」
麗羽に従うとこんな目に遭わされる。
しかし逆らうとどんな目に遭わされるかわからないため渋々従う猪々子であった。
一方
華琳「『カラオケで120点以上取れ』ね。ならここは私が┅」
春蘭「カラオケなら私に任せてください!」
秋蘭「待て姉者!?」
春蘭「すうぅーーっ!」
数分後、某ガキ大将に匹敵する爆発音がカラオケ店に響き渡り、店は全壊するのだった。
桃香「八百屋さんでの試練は『野菜を使って美味しい料理を作って食べろ』か」
愛紗「なら私に任せてください! 鈴々、食べるのは任せたぞ!」
鈴々「い┅嫌なのだ!?」
この後、嫌がる鈴々に無理矢理愛紗の料理を食べさせるのだった。
蓮華「猫カフェでの試練は『猫を十分間抱け』か、これなら┅」
ところが
ニャーッ!?
蓮華「何故逃げる!?」
蓮華達の迫力に猫達は逃げ、なかなか捕まえられなかった。
天和「『お寿司を50皿食べきれ』だなんて!?」
人和「いい試練ですけど限界です!?」
地和「スタイル崩れたらどうしてくれるのよ!」
及川「『女湯に30分間いろ』か、ここはわいしかおらへんな!」
ビュンッ!
一刀「あっ、及川!?」
一刀達が止めるのも聞かず女湯へ飛び込む及川であったが
及川「ぎゃあぁぁーーっ!?」
華佗「この時間帯はしわしわの老人しかいないから辞めとけと忠告しようとしたのに┅!?」
一刀「及川は俺達の代わりに犠牲になってくれたんだな」
友の犠牲に敬意を払う一刀と華佗であった。
月「『牛丼を十杯食べろ』って試練ですけど」
恋「┅おかわり!」
詠「あんた、既に三十杯は食べてるじゃない!」
といった感じで様々な試練をクリアしていくなか
ころっ!
麗羽「おーほっほっほっ! わたくしったらここまで全て6を出してますわ! 次の試練をクリアして6を出せばわたくしの優勝ですわ!」
上機嫌な麗羽だが
斗詩「でも試練は全て私と文ちゃんがやってますけどね」
猪々子「麗羽様ったら一度も試練やってないもんな」
既にボロボロな斗詩と猪々子
麗羽「とにかく、これをクリアすればわたくしのチームが優勝ですわ!」
そんな麗羽達の次の試練は┅
『写真館にて際どい写真を100枚撮れ』
というものであった。
麗羽「こういう試練でしたらここは斗詩が┅」
斗詩「麗羽様がいいですよ!」
猪々子「そうっすよ! 本当は斗詩の際どい写真を見たいけど最後はやはり麗羽様でしょ!」
本音を言うと際どい写真を撮られたくないため麗羽を推しまくる斗詩と猪々子
麗羽「そ┅そうですね。ここはやはり美の神さえも嫉妬する美しさを持つわたくしがいきますわ! おーほっほっほっ!」
斗詩「麗羽様が単純でよかったね(小声)」
猪々子「やっぱ最後くらいは麗羽様にも試練を味わってもらわないとな(小声)」
それも本音だったりする。
そして
麗羽「着替えましたわよ」
バァンッ!
際どい水着姿になった麗羽は
猪々子「それじゃあ自動シャッターで一気に百枚撮りますね」
麗羽「早くなさい」
と、その時だった。
ぼとっ!
カサカサッ!
麗羽「ひっ!?」
写真館の天井から麗羽の背中にGが落ち
猪々子「それじゃあいきますね」
ピッ!
猪々子がカメラを自動シャッターにした直後
麗羽「いやああぁぁーーっ!!」
ぽいぽいっ!
Gを払うべく水着を脱ぐ麗羽
そして
ぼとっ!
見事Gを追い払ったのだが
麗羽「はぁはぁ、さすがわたくしですわ! おーほっほっほっ!」
いつものようにポーズを取りながら高笑いするも
バァンッ!
ぷるんっ♪
全裸であったためおっぱいはもちろん股間まで丸出しであった。
そしてこうしている間にも
カシャシャッ!
自動シャッターが動き、麗羽の全裸写真が撮られるのだった。
斗詩「あれ、いいのかな?」
猪々子「まぁ本人も気付いてないからいいんじゃね」
麗羽「さて、試練をクリアしましたことですし、最後のサイコロを振って┅」
と、その時!
ぶみっ!
麗羽「えっ?」
ゴッチィーーンッ!!☆ミ
麗羽「げふぅっ!?」
麗羽は自分が脱ぎ捨てた水着に足をとられ、転んでしまい頭を打って気絶してしまった。
斗詩「麗羽様!?」
猪々子「気を失ってる場合じゃないでしょ!? 早くサイコロを振ってください!?」
麗羽「う~ん!?」
だが麗羽はなかなか復活せず、そうこうしている間に┅
華琳「私の優勝ね」
華琳チームが先にゴールしてしまった。
斗詩「あぁっ!?」
猪々子「そんな!?」
それから数日後
斗詩「聞いた文ちゃん、華琳さんったら双六大会で得た賞金を全額恵まれない子供達に寄付したんだって」
猪々子「やっぱ100万円でも華琳から見ればはした金なんだろうな」
真直「でも麗羽様が┅」
麗羽はというと
麗華「麗羽さん、あなたわたくしのいない間に勝手に賞金を授けるだなんて! お仕置きですわ!」
バッシィーーンッ!!
麗羽「あ~ん!? お母様、許してくださいませ~!?」
町起こしのイベントに勝手に賞金をつけたことで麗羽は母である麗華よりお仕置きとして尻叩きを食らうのだった。
麗羽「何でわたくしがこんな罰を受けなければなりませんの~!?」
更にその後、写真館での麗羽の全裸写真が流出し恥をかく麗羽であった。




