ロンちゃん1
DaysAIで作成したイラストに妄想ストーリーをつけ、物語になりました。
小説を書くのは初めてですので、見苦しい表現もあるかと思いますがご容赦ください。
残酷な描写は、なるべく避けますが、戦闘や戦争を扱っていますので、苦手な方はご遠慮ください。
文中の挿絵の著作はjettsにありますので無断転載はご遠慮ください。
ゲストのイラストも無断転載はお断り致します。
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鉄塊の国を支えるAI先生〜鉄塊の国実験スピンオフ〜 不定期更新
鉄塊の国
一本の鉄塊が国を興した。
歴史は綴られる。
『鉄塊の国』時間軸ガイド簡略版!
このエピソードの位置:後方準備を終えてヴァルグラン最質量の山が動く。
「敵四足獣型約四千、鷲型六千の出現を確認。本体はガインが交戦中、シュピーネクリッファー健在で後退中。前線超量産型二千体及び主要魔導鎧配備完了。後衛魔法陣30%完成、シーラ殿下迎撃準備完了!」
皆の下船とヴァンガーアイによる戦況分析及び超量産型の魔力供給量の調整で手一杯のショーちゃんに変わり全軍に事務報告を流す。
私は元々口数が少ないし主張は苦手。でも、ハガネ様♥は教えてくれた、やれないとやらないは違う。
『やれるんならやりゃーいいじゃん』
私の中の苦手意識が反転した。私はマリア由来の高濃縮時間感覚が備わっていて、マリア程じゃないけど規格外の演算能力がある。
だから、油断するとベラベラ喋って人を置いてけぼりにする。だから、いつしかマリアと同じように必要最低限しか話さなくなった。
でも、ハガネ様が言った。
「ロンちゃんのロングトークは聞きやすく人に誤解を与えにくい。耳から情報入れたいとき最適な声なんだ」
手元にシーラからの命令が届く。全体を把握し的確に読み上げる。
「前線の斧、槍、螺旋は大型個体の出現に備えて消極戦闘。超量産型は分隊長単位で包囲作戦で敵の数を減らす事を優先。支援、遠距離各機は超量産型が仕留めやすいよう敵の分散を最優先とする」
最前線では戦いが始まる中、私の通信に従い全軍がまるでシーラの手足のように展開されていく。
『誰一人死ぬことを禁じる』
この命令は消極戦闘をしろって事じゃない。むしろ全員が命を懸けている、その命で味方を守る。
一方的な守りではなく相互の守護が誰一人死ぬことの無い特異な戦場を作る。相手を蹂躙し力で従わせる者には考えもつかないヴァルグランの戦い。
「ロンちゃん、全員の下船終了。行くよ!」
ショーちゃんの明るい声、これから私達が行く場所はあの戦闘の中心。そこに赴きガインに代わる。
私達にしか出来ないし、私達なら出来ること。だから、明るく散歩に行くかのように振る舞う。
強がりって言われるかもだけど違う。怖くないわけじゃないけれど不思議と自然に進める。
「ヴァンガーアイン、アップフルーク。フルバースト!」
ショーちゃんの叫びに応じてヴァンガーアインが大地を揺るがして一気に急上昇する。
「ミリテーア・ベシュロイン」
私の切り札の一つ戦略級魔術。軍隊丸ごとに加速をかけるというとんでもない規模の魔術。前回の魔力欠乏で魔力の器が広がり使えるようになった力。
ヴァンガーアインの山が如き巨体がフルバーストを超える加速で突き進み予定地点に到着。変形口上をあげる。
「動かざること山の如く、全てを防ぐ堅固なるヴァルグランの大いなる守護神。顕現せよヴァンガーアインのもう一つの姿! フォアヴァンダルン、バトルフォーメーション!」
ショーちゃんのオーバーヴァンガーと私のウンターヴァンガーが分離と合体を行い生まれいでる山の化身。
ヴァンガーアインバトルフォーメーション
黒鋼の巨神の実に五倍以上の人型の巨神。満を持し右足を突き出して加速を付け落下して行く。
「ショーちゃん、ヴィレンフィールド全開放。細かい出力調整は任せる。敵、仮称シュタルク・ハルプゴットにヴィレンバスターキックをぶちかます!」
バトルフォーメーションでは私がメインパイロット、ショーちゃんがコパイロットになる。細かい調節を丸投げして気合いを入れてヴァンガーアインを操る。
「「ガイーーーン!たぶん痛くないからそのまま一緒に決めるぞぉ!」」




