ノラ
ずっと書けなくて、申し訳ありません。
実は、風邪をひいて、仕事は休めないので、こっちまで手が回りませんでした。
これからは頑張りますので、宜しくお願いします。
僕は、コフィとトムトムを、特殊な、おぞましい思想を持った人たちと思っていたが、二人は僕より、この世界を知っていた。
このカノンのような世界に、マイラをしようとしていたのだ。
僕は、その事もあって、深く考え込んでしまった。
なぜなら、カノン連合は、二七ヶ国と、とても成功したシステムだからだ。
山を挟んだ北のイ、ジョルムイよりも、数段、スマートで自由な都市と思える。
コフィやトムトムが憧れていたのは、こういう事なのか…。
確かに、今のマイラよりは、ずっと良い世界には見える。
ただし…。
これでは、ノラの人達は、生きていけない。
ジークさんたちが幸せになれない世界は、いけない気がする。
「ノラの人達って、世界中と交易している、って言わなかったっけ?」
「そうだよ。
カノンは、彼らが自由に出入りできる、数少ない都市群でもある」
「え?
でも…、あの子たちは?」
「自国では、ああやってるけど、ノラの人達と交易するのは利益も出ているし、ここの人にとっては、別な話なんだよ。
ノラの人達は、仲間がどうなっているのか知らないか、知っていても、別の部族の話、と思っているんじゃないかな」
マリンは言ったが、本当にそうなのか、はジークさんたちに聞かないと判らない。
その時、上空で見守ってくれてるツグミが言った。
「そこから北西の町サイフォで、争いが起こっているよ!」




