↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記憶喪失のボッチ冒険者  作者: 六青ゆーせー
PR
113/836

団地

「カノンは良い都市のようだね」


「まぁね。

これから問題点を見に行くよ」


ふーん、と僕は、マリンに空返事をした。


たぶん…、と思ったからだ。

たぶん、問題点の無い国なんて無いんじゃないか…、と。


彼らが、僕に全く問題点の無い国を作ってくれ、と言っているなら、それは、どう考えても無理だ。


例えば戦国時代のシミュレーションゲームで、日本を統一する国は作れる。

だけど、それはギリギリ反乱が出ないまでお金を徴収し、兵をジャンジャン集めて、武力制圧することでしかない。


そんな国に、マクルたちを残す訳にはいかないし、ジークさんたちにも幸せになって貰いたい。

そう考えると、戦争なんて駄目だと思う。


それなら…。

このカノンは、もちろん貴族は作ってしまうけれど、かなり良いシステムなんじゃないのだろうか?


マリンは僕を、カテドラルに案内した。

そこは、普通の何倍も大きなカテドラルだった。

そして、併設して、何か団地のようなものが建っていた。

赤ちゃんから、中学生ぐらいの子供が育てられていた。


だが…。

こんな静かな子供たちを、僕は見たことが無かった。


「ノラの子供たちだよ。

マイラでは、町の外で暮らすけど、ここは、そんな場所は無い。

脳が完成するまで育て、そして…」


隣は…。

すぐカテドラル…。


これは、コフィとトムトムが夢想した世界だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。