(93)訳(わけ)
(43)の原因と同じような話になるのだが、^^ 疲れるには疲れるだけの訳がある。その訳を取り除けば疲れることはない。とは、誰もが分かる話である。^^ ところが、この当たり前の話が、実は人々には余り分かっていない。例えば、今、巷に蔓延る新型ウイルスがそうだ。50年以上前には、そんな新型ウイルスなど存在せず、発生もしなかった・・という事実がある。よぉ~~く、その辺りの発生メカニズムや原因を解明しないと、人類はその対応に疲れるどころか、今後、滅亡する危機に遭遇するに違いない。さらにその影響力は全地球生命体に及ぶことだろう。一つだけそのメカニズムのヒントらしきことをお話しするとするとすれば、無秩序な文明の進歩に警鐘・・とだけ言っておこう。偉そうにこんな話を書いているのは、つい今しがたネットで観たアメリカのSF映画のせいである。お笑い下さい。^^ ただ、疲れる訳を取り除けば疲れないことだけは確かだ。^^
二人の茶飲み友達の老人が話をしている。
「最近、気候変動が激しいですなっ!」
「そうですなっ! お蔭で盆栽の手入れが大変ですっ!」
「鉢物は気候変動に弱いですからなっ!」
「この前も涼しいからいいだろう…と思いましてな、出しておいた盆栽が三鉢も俄かな猛暑にやられましたっ! 息子夫婦にもらった旅行チケットで一日、家を空けたのがいけなかったんですが…」
「そら、お悪いことで…」
「そのせいで、倍、気疲れしましたっ!」
「趣味の盆栽で疲れる・・というのも如何なもんですかなっ! どうですっ! 思いきって疲れる訳を除かれれば?」
「やめる・・ってことですかな?」
「やめろ・・とは申しておりません。少し精度を上げてお考えになれば…」
「精度ですかな?」
「はい、精度です! 要するに深読みをされれば宜しかろうと…」
「ということは、今風に言うところの情報分析ですかなっ!?」
「そう! 情報を集めに集めて、その訳への対応を先読みする訳ですなっ! 一日、お留守にされて盆栽をダメにされたのには、失礼ながら先読みが甘かったのがその訳では…? 私など、孫に最先端のデータとかいう情報収集に当たらせておりますっ!」
「なるほどっ! いいお話をお聞きしました。訳が不明で植木をダメにして気疲れするのは嫌ですからな。家も孫にそうさせることにしましょう!」
「そうされれば、よろしいかと…」
疲れる訳は、精度を上げて解明すれば疲れなくなるようだ。^^
完




