(85)遊ぶ
遊ぶことで疲れるのは、まあ~仕方ないな…と諦めもつく。^^ 仕事で疲れるのはどういう訳か諦められないからリフレッシュで疲れを取ろうとする。遊ぶこと自体がリフレッシなのだから、これで疲れるとしても自業自得で、ど~しようもない。^^
夕闇が迫ったとある会社の事務室である。二人の男が話をしている。
「堀川さんはいつも仕事熱心ですが、遊ぶのはお嫌いなんですかっ?」
「ははは…私は仕事イコール遊ぶことなんですよ、鴨川さんっ!」
「仕事イコール遊ぶこと? なんですか?」
「そう! 仕事イコール遊ぶことなんです」
「私にはその感覚、よく分かりませんねぇ~」
「ははは…分からなくたって結構です。おそらく、そう思えるのは私ぐらいでしょうから…」
「仕事イコール遊ぶこと? ははは…私にゃよく分かりませんねぇ~」
「ええ、分からなくていいんですよ」
「そんなもんなんですかねぇ~?」
「ええ、そんなもんなんです」
「それじゃ、私、先に帰りますっ! お疲れの出ませんように…」
「はい、どうも…」
鴨川は流れるように事務所を出ていった。後に残った堀川は、鴨川の流れるように帰るさまを見ながら、一歩づつ歩くようにパソコン画面の書類文字を追った。
遊ぶという感覚は、仕事で疲れることが遊ぶこと・・と思える人もいて、人それぞれで違うということになる。^^
完




