表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/100

(71)条件

 疲れる条件を考えてみよう。まあ、人やそのときの場合によって違う・・と言ってしまえばそれまでだが、細かな違いはともかくとして、要は大まかな概略の違いである。^^

 とある官庁の残業風景である。例年ならこんなこともないな…と溜め息混じりに書類用の文書をPCで入力する男がいる。元居である。

「ああ…なんとかならないのかなぁ、ウイルスは…」

 そこへ同じ課の関川が後ろから声をかけた。

「お疲れっ! 俺、終ったから先に出るよっ!  いつもの店で待ってる!」

「ああ…」

 元居はPC画面に目を落としたまま、力なく返した。そして、『そういや、あの店も今週一杯で休業か…』と、ふと思った。『どうも最近は悪いことばかりが浮かぶ』と、続けて元居は思った。そのとき予期せぬいい発想が元居の脳裏に巡った。

『おお、そうだっ! 休業するはずだったが続けると、親父、前向きに言ってたな…』

 元居は一端、下げたテンションを回復させた。というのは、店の運転資金の貸し出し条件が緩和かんわされたからだった。元居の残業による疲れる条件は消え去ったのである。

 条件がよくなれば、人は疲れることから解放されるのである。^^


                   完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ