(38)考え過ぎ
考え過ぎは疲れる。これは誰もがそう思うことだろう。^^ では、どうすればいいか? だが、考えずに行動すればいい・・という結論になる。しかしそれでは場当たり的な行動となり、失敗も多くなるというデメリットが生じる。すると当然、やり直したり、取り返しがつかないミスを犯すことになり、やはり疲れることになる。^^ では、どの程度が考え過ぎなのか? という話になる。今日はそんなお話だ。^^
とある日の夕暮れ近くである。勤め帰りのサラリーマンが駅を出たところで迷っている。これから軽く一杯やって帰宅する腹づもりらしい。
「弱ったな…。今日はアノ店の美味いウナギが食えるんだが…。ソコの店の穴子の串焼きも捨てがたいからな…」
そして男は腕組みをすると考え始めた。考え始めたのはいいが、考え過ぎて30分ばかりも時間が流れた。するとそこへ、いい音色のチャルメラを流しながら夜泣き蕎麦屋が通りかかったのである。
「おっ! これも捨てがたいっ!」
結局、男は夜泣き蕎麦屋で軽くビールを飲みながら美味いラーメンを二杯食べ、気分よく帰途についた。
まあ、考え過ぎが強ち、悪い結果になるとは限らない・・という一例だ。こんな場合の考え過ぎは、瓢箪から駒のようないい結果をニャ~~! と招く。要するに、安くついたのである。^^
完




