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(28)栄養(えいよう)

 人は栄養えいようとどこおると、健康でも疲れる原因となる弱く、つまらない生き物である。まあ、私もその一人のようだが…。^^ 今日はそんな栄養のお話である。^^

 とある官庁である。疲れた肩をみながら職員の豚林が愚痴っている。

「青色申告は毎年、疲れるよな…。栄養取らんとブッ倒れちまうっ! どれどれ、課長補佐にもらったドリンクでも飲んで栄養つけるかっ!」

 豚林がそう言ったとき、後輩職員の牛川が昼食休憩から戻ってきた。

「あ~~あっ!! 食った、食った! 食ってきましたよ、先輩! ははは…」

「ああ、そうか。…馬鹿野郎! そんなこと報告せんでもいいっ!」

「すみませんっ! 先輩、まだでしたよね?」

 分かってはいたが、牛川はやんわりとたずねた。

「おうっ! これから昼にしようと思ってたんだっ!」

 牛川は豚林が主査から係長を狙っていることも分かってはいたが、そこは言わずに笑顔でスルーした。

「そうですかっ! 栄養はつけないとダメですよねっ!」

「んっ!? ああ…」

 豚林もそこは否定しなかった。

 栄養をつけないと疲れることは、誰もが共通した周知の事実なのである。^^


                  完

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