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(16)手間(てま)

 手間てまがかかれば疲れる。私達が暮らす社会では、如何いかに限られた時間の中で、この手間を取り除くか・・にすべての成否せいひがかかっていると言っても過言ではない。それほど手間をはぶくことは重要なのである。ただ、手間を省いて、その分、楽をしたりサボるのは如何なものか…? 私には分からない。^^

 とある村役場である。今日は隣町の議員達が出張見学にくるというので、その配布資料の作成にコピー機が朝からフル回転している。

「俺なら、とても身体からだがもたんよっ!」

「いや、ほんとっ! よく働くよな、この機械!」

「ああ、もう一時間はフル回転だっ」

「ああ、熱で焦げるほど熱いぜっ!」

「あと何部だっ!?」

「議員が30人だから…30×(かける)15-(マイナス)120=(イコール)… いくらだっ!?」

「知るかっ! まあ、いいや…」

「手間が大変だなっ! 3人で来いよっ!!」

「だなっ!」

 二人はつまらないところで意気投合した。

 手間は、機械でやろうと何でやろうと、多過ぎれば、疲れるほどかかるのである。^^


                  完

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