表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カラフル軍記  作者: ノイズa.k.a.天谷川
北方騎馬民族連編
27/65

二七話

はい

 秘密警察の隊長ニシキ対北方騎馬民族連の盟主マースイのタイマンはニシキの謎の文書によって一応マースイが要求を受け入れるという形で決着した。やがてチタン達と合流したニシキとドグマは兵糧に火を放った味方の軍勢を連れて本陣へと帰還したのだった。帰還して、当然大将のレイに報告と言う形になる。 




 「ふーん、で会議の約束を取り付けて来たと・・・」

 「はい、こちら側の強さは十分に見せつけましたので交渉は有利に進むかと」

 「つまらねえな! おい! んな回りくどいしないでさっさと叩き潰してこいよ!」



 


 などと一方的に七将レイに罵倒されているニシキを傍目に秘密警察のメンバーは今回の戦いでの功労者であるフールとドグマを中心に色々話し合っていた。話題はニシキとドグマの隠密行動についてだった。




 「いやー久しぶりに隊長が戦ってるとこ見たけどやっぱスゴかった!」

 「へえ。俺は見た事無いから分からないけれどそんな凄いんですか?」

 


 チタンの質問にドグマは興奮気味に答える。



 「凄いなんてもんじゃねえよ! ありゃもう鬼だわ! いやー! 何人も寄せ付けない強さってあんなのを言うんだろうなぁ!」

 「いいなー私も見たかった」

 「あー・・・なんか五十人倒した位で満足していた自分が恥ずかしい・・・」



 ドグマの言葉にランとフールが食いつく。チタン主観では自分よりも遥かに格上の強者であるランとフールがニシキの強さを疑いもなく肯定している光景はチタンにニシキへの畏怖にも似たの念を植え付けた。


 

 


 確かに帰還したばかりの件のニシキは普段の明るい雰囲気とは違い刃物の様な鋭い雰囲気をしていたがアレは戦いの中に身を置いていた戦士のオーラと言うやつなのだろうかと漠然と思う。話はまだ続く。




 「多分結成前から一緒にいる副長オレが隊長との付き合い一番長い筈だけど、多分一回も本気見た事無いと思う・・・」

 「マジですか・・・」




 フィアーの一言のもはやチタンは疑う事をあきらめてただ相槌を打つしかなかった。




 「すげえよ・・・ホント、敵のボスのマースイを子供扱い・・・俺も隊長みてえに強くなる為にまだまだ修行が必要だな」

 「いやいや秘密警察このなかでドグマが一番人間やめてるだろ」

 「あ、そーだった」


 

 ドグマとフールのやり取りに一同は笑いに包まれた。ソレと時を同じくしてニシキが戻って来た。散々に言われて少し疲れ気味だった。ランとドグマがニシキに近寄る。



 「すみません隊長・・・姉にいびられてしまって・・・」

 「あー大丈夫大丈夫、レイ将軍美人だから高官のジジイどもの説教されるよりずっと楽だった」

 「お疲れさまっス隊長」

 「お、ドグマ。今回はよく頑張ったな、褒めてつかわす」

 「いやいや、隊長の為なら四、五十人は楽々倒してみせるっスよ!」

 


 一連のやり取りを経て秘密警察『B3』の一行は、医療班として忙しく駆けまわっているチープを除いて全員集合したとして自分たちの陣へ引き上げて行った。

へい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ