・ボランティアについて
いつどこで参加したのかとかは、下手なこと書いて迷惑をかけたくないので、気にしないでください。
私の場合は大体こんな感じだった、ということでお願いします。
・ボランティアについて
無職になったらやろうと思っていたことがいくつかあった。
その一つがボランティア活動で、豪雨災害ボランティアがそこまで遠くないところで募集されていたので、無職になったあとでも募集が続いていたら、参加したいと考えていた。(わざわざ書くことでもないような気もするのですが、なにか参考になればと思って書きます。正直、最近情けないことばかり書いている自覚があるので……まあなんか、所詮そんな感じです)腰の調子はだいぶ良くなっていた。
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ボランティア募集のサイトを見ていると、インターネット上で活動可能な日に応募するようようだった。
ボランティアの注意点を見ていると、『ボランティア活動保険』に加入しなければならないとのことだった。入るよう指示されていたのは年度末までの保険で金額は350円だった。インターネット上でも加入はできたようなのだけれど、私は暇だったので市のボランティアセンターまで出かけて加入した。
それからボランティア募集のサイトに戻り、事前登録を済ませた。登録をしておくと活動日の数日前に、募集日程がメールで届くので、参加できる日に登録する、という流れだ。登録を済ませたら、あとはそのメールが届くまでは特にすることはない。
そして募集開始のメールが届いた。さっそく登録しようと思い、応募フォームを開いてみると『受け付けは終了しました』と表示された。まだ、受付開始時刻から30分も経過していなかったから、反映が遅れているのかと勘違いした。何回か試してみたが、全て上記の画面が表示された。そこでようやく気付いた。
全ての募集枠が速攻で埋まってしまったのだ。
1日だけの募集ではなくて、1週間分弱の分の募集だった。それが30分もしないうちに埋まるっていうのは、すごい、と思った。それだけ熱意を持った方たちがいらっしゃるということで、私はどうなのか、と考えるとなんだか恥ずかしくなった。確かに無職で何もすることがないなら人の役に立つことをした方がいいという気持ちもあったけれど、偽善的な気持ちがあったこともまた事実だ。私としては、熱意のある方を差し置いてまで参加するというのは違う。人手が足りなければ全然出られます、くらいの微妙な感じだった。
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とはいえ、せっかく保険に入ったし何もすることがないから(就職活動すればいいのでは)他に人手が足りていない所がないか、と探してみると、他県の市(そこまで遠くない)の募集でまだ枠が空いているものを見つけた。
ただ、なんというか、ボランティアをすること自体が目的になっている感覚があって、それはなにか不謹慎ではないかみたいな気がした。したけれど、登録した。枠が空いていたということは(少なくとも登録時点では)人手が足りなかったわけで、ちゃんと仕事するのであれば、どこから来た人間か、とか立派な志を持っているかどうかは、問題ではないはずだ。いつも通り、私が勝手に考えすぎているだけだ。そう納得させた。
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【高速道路の無料措置】
集合場所までは車で下道を通っていこうと考えていたのだけれど、ちょうど通ろうとしていた道が通行止めになっている可能性があった。であれば高速道路を使った方が、間違いがないと考えた。それに高速道路無償化の対象となるボランティアだった。
手順としては、応募フォームで必要事項を記入して申請。(降りるインターチェンジは活動場所から近いところがいくつか決められていて、入るインターチェンジ等を記入する感じだった)そしてその申請書をダウンロードして、(プリンターを持っていないので)コンビニで印刷する。往路分と復路分で2枚。
注意しなければならないのは、係員の方に対応してもらわなければならないので、スマートインターは乗り降りの場所に使えないということだ。それとETCレーンに入ってはいけない。
・往路
【入口】通行券を取る
【出口】通行券と申請書(往路)、顔写真付きの本人確認書類(運転免許でいいと思う)を係員の方に見せて通してもらう
・復路
【現地】申請書にボランティアの活動確認印を押してもらう
【入口】通行券を取る
【出口】通行券と申請書(復路、押印あり)、運転免許を係員の方に見せて通してもらう
※ 制度を利用する際はご自身でご確認お願いします。私の場合は上記で大丈夫でしたが、なにか変更があったり、私が勘違いしているかもしれません。
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【持ち物】
・帽子
・マスク(今回は使わなかった)
・長袖(途中から袖捲りしていた)、長ズボン
・軍手、ビニール手袋(軍手しか使わなかった、滑り止め付きの方がいいと思う)
・タオル(3枚くらい持って行った方がいいかもしれない)
・長靴
(※ 踏み抜き防止のソールも準備するように書かれていたので、安価なものを買って敷いておいた。これは釘などを踏んだりして怪我をしないようにするためで、実際釘を踏んだとかはなかったけれど、釘の刺さった板が落ちているのを見かけた。目に見えるものならいいけれど、ぬかるんだ泥の中に隠れている可能性もあるから必要だと思う。加えて私の長靴は底が柔らかくて、ぬかるんだ足場の悪いところで作業していると、疲れてしまうので、少しでもクッションが増えたこともよかった)
・合羽(晴れていたので使わなかった、雨の中の作業はさらに大変だと思う)
・着替え(上下。午前の分、午後の分、帰りの分と用意した方がいいかもしれない。私は替えのズボンを持っていかなかったのだけれど、それは甘かった)
・ビニール袋(汚れたもの用、多めにあるにこしたことはない)
・絆創膏(念のためポケットに入れておいた)
・眼鏡拭き(レンズが汚れてしまうため)
・昼食、水分
・高速道路無料措置の申請書、免許、携帯電話
・ボランティア活動保険加入カード
【ヘルメット(要るかもしれないと思って、安いものを買っておいたけれど必要なかった)】
改めて持ち物を確認すると、多いな、と思った。もしかしたら実際現地では必要ないものもあるかもしれないけれど、そこに行ってみるまで分からないから準備しておかなければならない。折角行ったのに、そんな装備では駄目です、となると悲しい。
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【当日】
早めに出たつもりだったけれど、結構ギリギリに到着した。
単純に距離があることに加えて、慣れていないところに行くのだから道に迷ったりすることも考慮して、もっと余裕をもって出発するべきだった。多少早くついたとしても、車の中で時間を潰していればいいだけだ。焦りながら運転すると非常に危ない。
集合場所で申込を済ませて名札をもらった。
このボランティアセンターでは保険加入がその場で可能なようだった。あとは復路の高速無料措置の申請書を提出しておく。帰りまでに押印されるそうだった。
集合してから、しばらく説明の時間があった。
それからいくつかのグループに分かれ、私たちのグループは商用バンに乗って被災されたお宅に向かった。(作業用具は別のトラックで運ばれた)
【泥だし】
作業は泥だしというものだった。
そのお宅では、水が私の腰の位置辺りまで来ていたそうだった。敷地内の植物の葉っぱの、一定のラインから下には土がついて茶色くなっていた。
そして敷地内の土の上に、流れ込んだ茶色くて柔らかい泥(?)の層ができていた。それをスコップですくい、土嚢袋に入れ、トラックの荷台に乗せる。私たちは土嚢袋を作り、トラックを運転される方はピストン輸送し続ける、ということだった。
底に穴の開いたバケツ(正式名称が何かあるのかもしれないですが)に土嚢袋を被せ、スコップで泥を入れる。あんまりパンパンに入れると持ち運ぶとき大変なので(自分はよくても他の人が運ぶときに腰を痛める可能性がある。そもそも私自身も腰が怪しい)ほどほどにしておく。
土嚢袋に泥がたまったら、バケツを上にスポッと抜いて、袋の口を、紐を引っ張って締める。ひたすらこの作業を繰り返した。
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初めは流れ込んだ泥と、元々の土の境界の判断がつかないのではないかと不安だったけれど、スコップを当てると明確に固さが違ったので杞憂だった。ぬかるんでいる所だと、長靴が自然に埋まっていってしまってやりにくかった。そういう所の泥は水を含んでいてすごく重いので本当に少しずつ作業した。ボランティアに来て、腰をやってしまったら、「そこまで頑張ってくれなくてもよかったのに……」という感じになるだろうから、無理はしないことにした。
小まめに休憩を取るように指示してくれる方がいてくれて助かった。私はこういう時、休みたいと言いだせないところがある。(それで倒れでもしたら、逆に周囲に迷惑がかかるのに子供じみていると思う)
午前の部が終わり、昼休憩に入り、私は車で休むことにした。……のだけれど、服は想像以上に泥だらけになっていた。なるべく無理をしないように、汚さないようにと気を付けたつもりだったけれど、無理だった。前面から見るとズボンの半分くらいが土色になっていた。幸い乾いていたのでまだよかったけれど、車が汚れないように気を遣った。ブルーシートが積んであったので、それを敷けばよかった。
商用バンの車内はそれを見越して、しっかりと養生がしてあった。泥汚れを後から洗う手間を考えると、最初にきっちり養生しておくのは正しいと思った。段取り8割というやつだ。(?)
日程では9時から12時、昼休憩を挟んで、15時までとなっていたけれど、説明、移動、休憩があったので作業していたのは、正味4時間弱くらいだったと思う。ただ、それでも慣れない仕事は十分大変だった。
私は何日か続けてボランティアの予約をしようかとも思っていたのだけれど、それは様子見しておいて正解だった。翌日、翌々日と背中と尻の辺りが筋肉痛になってしまったからだ。
家主の方も喜んでくれていたし、他のボランティアの方と話すこともできたし、参加してよかったと思う。私がゴチャゴチャと考えていたのはどうでもいい部分だった。1人分の働きをしたなら、それでいいのだ。
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こういうシステムが作られているのはすごいと思いました。ボランティアではなく仕事として依頼したら、結構な金額がかかるでしょうし。外だけではなくて、家の中の片づけや修理もあるでしょうし。
自分の住んでいる土地に警報が出ても、正常性バイアスで避難しないかもなあ、とか思っていたのですが、車が壊れるという話を聞くと、逃げないと駄目だ、と思いました。
ボランティアする方も偉いと思いますが、仕事をしている方もみんな立派だと思います。そのおかげで社会が維持されているので。仕事を頑張っていてさらにボランティアも、というはすごい立派ですが、募金とか、ふるさと納税とかでも何かあるのではないかなと思いますし。自分にできる範囲でいいと思います。(何を偉そうにという感じですが)
無理して体を壊してしまったら、大変ですし。また仕事を頑張るために、休みの日にゆっくり休んだり、楽しむことは大切だと思います。
私も仕事をしていたら、ボランティアには参加していなかったと思います。
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参加の受付をしたとき、近くの温泉の入浴券を頂いた。
折角なので入っていきたいと思ったけれど、流石にこの泥だらけのズボンで入店したり、風呂上がりにまた履くのはどうかな、と思った。私は着替えを上しか準備していなかった。これは失敗だった。調べると近くに服屋があったので、そこで安い半ズボンを買っていくことにした。
ただそれでも結局、服屋にはこの汚れたズボンで入店するしかない、となると少し躊躇した。ただ、脱いで入店するわけにもいかないし(でしょうね)、さっと入ってさっと買って出ることにした。ちょうど値下げで500円になっていた無難なズボンを見つけたので、それを買ってすぐ出た。車の中でいそいそと着替えたけれど、お店のトイレを使わせてもらっても許されただろうな、とあとで思った。
そして温泉に行く。受付で無料券を見せると、お疲れ様です、と言ってもらえたので嬉しかった。
いろいろあって2年近く、温泉や銭湯に入っていなかった。久しぶりに広い湯船で、体を伸ばしてゆっくりつかることができてよかった。
風呂上がりに体重計に乗ってみると、想像以上に痩せていたので驚いた。高校1年の時よりも痩せていた。(知らんがな)
それから帰路についた。往路と同じように、通行券を取って高速に入る。
高速道路に入るのも久しぶりだったので、サービスエリアでラーメンを食べて紙コップのコーヒーを飲んだ。なぜこんな豪遊を許したかと言えば、もちろん高速料金が無料になるからだ。なので実質無料だ。(?)
降りるインターチェンジではレーンが『ETC』と『サポート』の2つに分かれていた。『サポート』ってなんだろうか、と疑問に思ったけれど、とにかくETCは駄目なので、消去法でサポートの方に入った。精算機に係員呼び出しボタン的なものがあったのでそれを押してみる。
『どうされました?』
「すいません。あの、災害ボランティアのやつで、高速料金無料になるやつ、お願いしたいんですけど」ドライブスルーの注文みたいだと思った。
そして係員の方が対応してくださった。通行券と申請書(押印あり)を渡し、免許を提示すると、バーを上げて通してもらえた。また『お疲れさまでした』と言ってもらえた。
ボランティアをしたらみんなから労わってもらえるのか、すごいな、と思った。
(終)
読んでくださってありがとうございました。
通行止めが解除されれば、次回は下道の方がいいかなと思っています。高速道路は緊張して疲れてしまうので。(時間はそこまで変わらないので)
例によって間違ったことを書いている可能性があるので、参加される際は、ご自身でご確認お願いいたします。ご安全に。




