2章 第1話 ゴブリン退治
この物語は前作の『幼馴染と別れて貴族のご令嬢と結婚する』の続きである。前作がノーマルエンドで今作はバッドエンドやハッピーエンドである。2章となるが第◯話は続けてナンバリングする。
走馬灯のように思い出が蘇る。
俺は幼馴染のアンネと別れ貴族のご令嬢のマインと婚約した。
ある日、国王からお触れが出た。その内容は場合によってはマインの家が没落するかもしれないと。
俺はマインを没落させぬために、自分が伝説の勇者になることを決意した。
「リリーさんこれは?」
「クエスト表よ。好きなのを選ぶといいわ」
リリーさんは俺たちに今あるクエストの一覧を見せた。内容はモンスター退治やボス攻略だ。
通常モンスターは森などの人の入らぬ所にいる。王都にはまずいない。いるとしたら、草原とかにいるスライムたちだろう。
「んっこれは?」
「これはゴブリン退治ね。初心者でも簡単なクエストね」
リリーさんはそう言ったが、俺は別の所に注目していた。依頼主が辺境伯だからだ。
辺境伯は貴族では2番目に偉い人で上級貴族である。
そんな人からの依頼なら報酬もたんまりであると思い俺はゴブリン退治のクエストをとった。
「王都から東へと離れる辺境の地だから、馬車でも行ってもいいし、シルフを使って飛んじゃってもいいわ」
俺たちはリリーさんに言われるままにシルフでその辺境の村に向かった。
空から地上を見渡すと一本のカントリーロードが王都から村へと伸びていた。
「ここが雛見村か」
雛見村に降り立つと俺たちは村長さんに依頼の受諾を話した。
「この度は遠い所まで足を運んでありがとうございます」
「たしか、ゴブリン退治ですよね」
「ええ、小鬼退治です。
ここは里山の集落でして、近くの山から小鬼が降りてきては作物を荒らしたりして困っております。
なので小鬼を退治してはもらえないかとお願いしたのであります」
「わかりました。承りましょう」
「おお、そうですかありがとうございます。
小鬼はだいたい夜などに出ると思われますのでそれまで村でゆっくりしてください」
村長さんにそう言われ、俺たちは泊まる宿に案内された。大きな母屋のついた屋敷だった。
「ケヴィンさま大きいですね」
「ああ、二人には十分すぎるぜ」
と、思っていたが。
「ここは旅人を迎え入れる宿屋だよ。冒険者は君たちだけではないよ」
声がした。その方向を見やると少年がいた。
浅黒い肌を持つ少年。年齢は自分たちより同じかそれより下か。
「そうなのか。先客がいたとは知らなかった」
「ハッ、まあ魅力のない依頼だからね」
その少年の言葉に引っかかった。
「魅力のない?」
「ああ、そうだよ」
「でも、辺境伯からの依頼だよ。きっと実入りも……」
「ハッ、ばっかじゃねーの」
その言葉になんて生意気なガキなんだと思った。
「この村を見たかよ。里山で周りは田んぼか畑か。そんな貧相な土地で大金が降って沸くとでも?」
「いや、だから辺境伯から……」
俺が反論しようとすると、マインが割って入った。
「ケヴィンさま、おそらく辺境伯は名前を貸しているのに違いありません。本当はここの地方の知事や村長さんなのではないのでしょうか」
その事に頭が困惑する。どういうことだ?
「その娘の言う通りだよ。
辺境伯は名ばかりで本当は村長から知事へ、知事が辺境伯の名を借りて依頼を王都に出したんだ」
「ケヴィンさま、王国は広いです。なので地方には辺境伯が独自の自治を有したりします。
その土地にカントリーハウスを置いて統治あるいは、王都にシティハウスを置いて実質的に地方の知事が統治しているかです。おそらくここは後者の方かと」
マインが補足するように説明した。
つまり辺境伯から出る金ではなくて、この貧相な村から出る金なのか。しくじった、だったら受けるんじゃなかった。
「その娘は賢いけど、お前はバカなんだね」
「あぁ?なんだ」
「お前は何も知らない世間知らずてことさ」
このクソ生意気なガキについ手が出そうになる。
「よく調べもせずに依頼を受けるなんて愚かだよ」
「……そうだな、俺がバカだったよ。でもお前はどうなんだ?お前も依頼を受けたんだろ」
「僕は別にお金が欲しいわけではない。ゴブリンの様子を見に来ただけさ」
そう言うと、プイッとそっぽを向いた。
まあいい、こいつのことはほっとくとするか。別に協力するわけでもないし。
俺はマインと会話を続ける。
「しっかし、のどかなところだな」
「そうですね、ケヴィンさま。自然豊かなところです」
マインがそう言うと浅黒い肌の少年が食ってかかってきた。
「どこがだよ」
「えっ?」
「どう見ても人工的だろ」
人工物は家や農具ぐらいで、大きな工場もない。田んぼや畑で自然豊かだ。
「田んぼも畑も人間が植物の意思を確認もせずに強制的にそこに根付かせているじゃないか!」
少年の言う通りだ。
田んぼも畑も人間の食料になるために生まれ育てられる経済植物だ。家畜の植物版である。
「そうですね。すみませんでした」
マインがペコリと謝る。
「国民の食糧庫となる、立派な村です」
マインはフォローするように言うが、少年は尚も食い下がる。
「だから貧乏なんだよ。この村は」
その事に俺は疑問符がつく。なぜなのか、それをマインが教えてくれた。
「そうですね。その通りです」
「捨てられた村。村人は棄民だよ」
「返す言葉もありません」
「ごめん、マインどういうことだ?」
「王国は大国です。強いです。なぜその強さが生まれ維持できたのか。
それは王国の近代化に成功したからです」
低学歴の俺にはいまいちわからない。近代化とは?
「王国は貴族を従えた封建制をとってきました。
貴族の持つ土地の多くは農業でした。なので王国は農業大国でした。それを工業大国に変えたのは先々代の国王でした」
マインがつぶらな目を細める。
「農業から工業への転換で王国の経済と軍事は飛躍的に進化しました。同時に旧来の農業は衰退しました。
近代化に成功した今の王国でも、まだ農業を続けているということはあまり金持ちになりにくいのです」
「だから、棄民なんだよ。この村もいずれ捨てられるさ」
少年がそうは言うが俺も食い下がる。
「しかし、国民には食料は必要だ。王国は農業を絶対に守るだろ」
「そうだけど、それはピラミッドの底辺に居続けること強制させる。あまり儲からないにも関わらずだ。
儲かる工業に転身したりする者もいる。そのうち食料自給率も下がるならばどうするか」
「……領土の拡大ですね」
マインがうつむけながら言った。
「王国はその強い経済力と軍事力を背景に他国を併合しました。その地元民に農業をさせ、王国民の食料としてささげます」
「まさにこの村がそうだった。弱い国だった。
それを軍事力の強い王国軍がやってきて併合した。
元々農業をしていたからそのまま農業に従事てはいるが、王都や近くの工業都市に比べれば賃金の低いところだ」
その言葉に思い当たる節がある。自分の村も貧乏な村だった。花畑ぐらいしかない閉鎖的な村。
「地方は王都に吸い取られているんだよ。人も物も金も何もかも」
何か恨み節を交えてしゃべる少年に俺は問うた。
「お前は何者だ?冒険者ならここの村出身ではないのだろう?」
「僕が何者にも見えないなら何者でもないよ」
何か禅問答をされているようだ。もう少し突っ込んで訊いてみた。
「お前、名前は?」
「……ロレンス」
「そうか。紹介が遅れた。俺はケヴィン。こっちはマイン」
「マインです。よろしくお願いします」
マインがペコリと頭を下げる。
「気を悪くしたなら、すまなかったな」
「別に。ただその娘がのんきな事を言うもんで、つい答えただけだよ」
「先ほどは失礼な事を申してすみませんでした」
「でもマイン、この村は緑豊かだ。俺は好きだよ」
「そうですね。ケヴィンさま」
そう言うと俺たちの会話に再びロレンスが割り込んで来た。
「おそらく近い将来なくなるけどな」
「?どういうことだ」
「この里山の村はなくなると思う。その娘なら分かるんじゃないの?」
「……ニュータウンですか?」
「そうだよ」
二人が俺のわからぬ空気で呼吸する。俺はすかさずマインに問うた。
「ケヴィンさま、この村に来る道中一本の道がございましたね。あれは王国が敷いた道です。
舗装されていますので馬車が通りやすくしております。併合する前は舗装されておりませんでした。
なぜ併合後に舗装したのか。それは王国に依存するためです」
マインが語気を強めて言った。
「経済力のある王国王都に依存しないと生きていけない、あるいはそちらのほうが利便性があると思わせるためでもあります。
それ故に村から若者の流出も招きました。
それによって王都も人口が増えました。これが問題となったのです」
マインが一通り言い終えるとロレンスも加わる。
「王都は水の都。水路があちこちに張り巡らされている。その水質はどうか」
「よくありません。王都は下水が完備されてはおらず排泄をそのまま水路に流します。
人口が少なければさほど影響はありませんが、多くなるとそうは言ってはいられなくなります。水質汚濁が起きて水路が使いづらくなります。
なので王都はもっと地方に人を散らしたいのです」
「それがニュータウン計画だよ」
「ええ、寒村地や無人の丘などを平らにしベッドタウン化をすれば、王都には仕事で、住まいは郊外でとなります。
排泄も郊外なら王都の水路の水質も回復はします」
「王都は補助金で村を揺さぶるが、ここの村人はのんびりとしていてなかなか明け渡さない。
なぜならここから行く場所などないから。
もうちょっと中山間地域だったら村はダムの底に沈んでいただろう。結局は王都のいいようにされるのだ」
「否定はしません。ここの辺境伯は王都にシティハウスをかまえてます。
心は王都にありますから。地方の人々の事まで関心はあまりないでしょう。
それに併合した際に君主となる人物がいませんでしたから、王都から辺境伯を派遣したのですから」
マインとロレンスが同じ知的レベルで話し合う。それに俺は口を出せなかった。そしてロレンスが憂いを帯びて言った。
「そんななか、ゴブリンが出てきたとなった。これいかに」
村ぐるみの仕掛けとでも言いたげな物言いだ。
村にゴブリンが出れば開発も遅れるし土地の価値も下がる。
仮にベッドタウンにしたとしてそこに住み着きたいか。否である。そんな治安の悪いところに住み着きたくはないだろう。
ならばクエストは嘘か?それも否である。でっち上げを村長が言ったとしても知事が容認するわけない。辺境伯の名も借りているし。
そう思案していると、ロレンスの小さな言葉に耳を傾けれなかった。
「近代化の綻びが来ているのにな」
遠くから犬の遠吠えがした。時刻は夕方になったのだ。
「さて、そろそろか」
ゴブリンは夜にやって来る。日没となった今から夜明けまでにいつ来るか。緊張が張り巡らせる。
「マイン、気をつけろよ。相手は弱いと言われているゴブリンだけど、噂によると女子供には容赦ないらしいから」
「わかりました。ケヴィンさま」
「ハッ、ゴブリンのこと何もわかってないんだな」
ロレンスが割り込んでくる。
「どういうことだ?」
「別に女を孕み袋として見てはいない。そんなのどこかの噂や創作話だ」
「じゃあ、お前はゴブリンのことを知っているのか?」
「……王国の王都の治安や国力はわかっているよな?なぜ王都にモンスターがいないか」
「王都を兵力で強固にして寄せ付けないんだろ」
「ならわかるだろ、どこにモンスターがいるか」
「人の入らぬ場所、森とか山とか」
「そう、つまりここになる。ここは里山。人の生存圏とモンスターの生存圏の間にある」
「……つまり山から下りてくるのか、ゴブリンが」
「なぜだと思う」
「……害獣なら腹を空かせて人里に下りてくるが、ゴブリンもそうなのか」
「その考えで間違いではないが足りないな」
「なんだよ回りくどい」
「生存圏だよ。人とモンスターの生存圏がぶつかり合う。だから起きるんだ。摩擦が」
「…………」
「モンスターはもはやハンターたちに狩られる存在になったのかもな」
ロレンスがやや自嘲気味に笑う。
依頼されたクエストを受ける以上退治はするけど、なんだか環境保護団体のようなやつに絡まれた気分だ。
俺がやれやれと少し肩を落としていたところ、遠くからガサガサと物音がした。
そちらに顔を向けると、ゲタゲタと鳴き声があがった。
「来たか」
ロレンスが言う。察知したのか。
「がううう」
物陰から現れたのはゴブリンだった。
「マイン、行くぞ」
「はい、ケヴィンさま」
ゴブリン、村長曰く小鬼。その名の通り小さい体躯をしていて、手に木の棍棒を持っている。
こんな相手楽勝だが、慎重さを持たなければならない。
村が依頼するということは村民だけでは手に負えないということだ。
もしかしたら、もっと大人数で群れをなしてやって来るかもしれない。
だから陽動や囮の可能性も残しておくべきだ。
俺は辺りを見回した。草むらはあるが他にゴブリンが隠れているかはわからない。
だから、少しでもわかるため他にゴブリンをいないこと確認したかった。
「マイン、シルフだ。ここ一帯にシルフをやってくれ」
「わかりました。
我らの霧を払い給え『シルフ』」
ゴオオオオと周りにつむじ風が吹く。
大きく草や木々が揺れ、隠れていた者を現す。
やはり、いた。
数匹のノーマルゴブリンと一匹の特殊なゴブリンが。
「マイン、ゴブリンたちを窒息させるぞ」
「はい。
魔物らの目の前で包み込め『ウンディーネ』」
ざばあぁと水の壁がゴブリンたちに襲いかかる。数匹のゴブリンたちはもがき苦しみ、動けなくなった。
「よし、これであとは一匹のみ」
一匹、特殊なゴブリンがいる。その特徴は。
「マッドゴブリンだ」
ロレンスが答えた。
マッドゴブリン?なんだそいつは。
「うごおおお」
そのマッドゴブリンが吠えた。
如何にも狂暴そうだ。虚ろな目をして、千鳥足になりながら木の棍棒を無造作に振るう。
俺はマインにウンディーネで動けなくするように指示しようとしたが。
「やめろ」
ロレンスが阻止した。
「何故だ」
「マッドゴブリンだから」
「しかし、危険だろ。村人を襲ってかかる」
「違う、襲うのはそっちのノーマルゴブリンたちだ。マッドゴブリンはもう襲えない。じきに死ぬ」
「……どういうことだ?」
その問いに真剣な表情でロレンスは答える。
「共食いだよ。ゴブリンがゴブリンを食うとマッドゴブリンになる」
なんだって!?どういうことだ。
「ゴブリンの肉や脳を食べるとタンパク質の異常が起きて、プリオン病になる。
今のマッドゴブリンは脳がスカスカのスポンジになっていて、正常な判断ができない。
今は狂暴化する元気があっても、じきに立てなくなり息絶える」
「正常な判断ができないなら、襲うかもしれないじゃないか」
「……足を狙え。なら動けずに死に絶える」
「人間が殺すことに嫌悪感があるようだな」
「わからないのか?共食いしたということは、そうせざるをえない状況だったんだよ!」
ロレンスが熱をこめて話す。
「かつては弱いただのゴブリンだった。しかし山での生存競争に負け食べるものもなくなった。
ならどうするか?同胞のように山で飢え死にするか?
いや違う。選んだのは餓死したゴブリンを食べて生きながらえることだった。
しかし共食いによりプリオン病を発し、マッドゴブリンとなってしまった。
病弱状態で人間の生存圏に出てしまったマッドゴブリン。それを殺すのか?もういいだろう。あとは天命に任してやれ」
ロレンスがそうは言うが、しかしこちらには依頼がある。山で野垂れ死ぬか、人間に見つかって殺されるか。二つに一つだ。
他のノーマルゴブリンは山での餓死や共食いという地獄から逃れてきたんだろう。
しかし待っているのは人間の駆除という大量殺戮。
なぜなら、味をしめてしまうからだ。
山での餓死より人間に見つかるリスクのほうが楽に生きられると思い込んでしまう。
山で餓死するか人間に殺されるかで絶滅していくのだろう。
「悪いな」
俺はそのマッドゴブリンの両足を横薙ぎで切断した。
うごおおと声を上げ上半身だけでうごめいている。たしかに両足は病弱だった。
まさか一撃で断つことができるとは。
「それでこの後どうする?ノームで埋めるか?」
「……僕が山に返すよ」
ロレンスはそう言い、上半身だけで暴れるマッドゴブリンを抱えた。
小柄で上半身だけなので少年でも持ち上げられるのだろう。
そのままロレンスとマッドゴブリンは闇夜の山に消えて行った。
「こっちは死に絶えたか」
ウンディーネで窒息させた数匹のノーマルゴブリンたち。
剣先で突っついたり、身体の一部を削ぎ落としてみるが反応はない。絶命したようだ。
念のため周りを見渡してみる。他にゴブリンがいないか。
「どうだマイン、わかるか」
「いえ、私からは感じとれません」
「そうか今夜はこの程度なのか」
翌朝、俺たちはこの数匹のゴブリンを村長に見せ、報酬をいただいた。やはりそれほど多くはなかった。
ロレンスが指摘したこの貧相な村。マインが解説した王国の帝国主義。そして少しばかり村長が話してくれた村の歴史。
工業国が周辺の農業国を自国の食糧庫にするには理由があった。
単なる他国からの商業輸入ではリスクがあるからである。
戦争時に遮断されるリスク。敵国に海上封鎖されたら国民が飢え死にするから。
通貨の流出防止。自国または支配下の通貨圏に組み込むことで、富が外国に逃げない。
王国の近代化政策により多くの農民が工場労働者になり、国内の食料自給率が激減した。
そして過去には飢饉が起きた際も、王都向けへの輸出を止められず、農業国の人口が餓死や大量移民する大惨事となった。
すべては近代化政策によるものである。急速な工業化、都市化、資本主義化が進み、農村から工場へ労働力が流れた。
工業大国である支配する側が豊かで資本主義的な生活を送るためには、その背後に自分たちの代わりに泥にまみれて食糧を作り続けさせられる。
権利を奪われた農業地域という支配される側が絶対に必要だったというのが、近代化、帝国主義の隠された本質である。
「搾取され続けられたこの村にはもう何もないんだな」
風が肌を刺すと、俺たちは雛見村をあとにした。
「ふう、かわいそうにな」
ロレンスは上半身だけの息も絶え絶えのマッドゴブリンを地面に置いた。
その時、ロレンスの背後から忍び寄る影があった。
「よろしいのですか?」
「ああ」
「やつらの後をつけることもできますが」
「別にしなくていい」
「わかりました」
「それより南の方はどうなっている」
「順調です。じきに時が来るかと」
「わかった。南に向かう」
「お待ちしております。王子」




