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No.2
俺は高校から家に帰る最中だったはずだ。
高校から始まった土曜授業。半日分休みを奪われたそれからようやく解放され、俺は意気揚々と家までの道を歩んでいるはずだった。
そこで大変なことに気づいた。そう、校門を飛び出してからの記憶が綺麗さっぱり無いことに。
「頭ぶつけるだけでこんな簡単に記憶って飛ぶんだなぁ」
誰ともなしに呟く。
「とりあえず何処なのか調べてみるか」
スマホを学ランの胸ポケットから取り出しつつこぼしたその言葉はすぐに絶句へと変わった。
「え⁉︎ え⁉︎ えぇ…」
画面には「インターネットに接続されていません」の文字。山の中や地下では見たことがあったが草原のど真ん中では初めてだった。




