3.コアスキルと職業について
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無事チュートリアルを済ませた俺ことゲシェムは始める前に一樹に言われていた初期スポーン位置で待機していた。少し待てば一樹が来てくれるらしい。
「さてと、あいつが来る前に俺のステータスを確認してみるか」
と、俺はステータスを確認した。
name:ゲシェム (人族)Lv.1
job:
HP:100
MP:100
STR:10
INT:10
VIT:10
MND:10
AGT:10
DEX:10
LUK:10
CS:【改文曲筆;Lv1】
Skill:5p
【祝福の卵】
Ability
なるほど、コアスキルに関してはよくわからん。というか【祝福の卵】自体なんなのかわからん。
どうやったらわかるのかな?これもあとで聞いてみたほうがいいか。
「しかし、この世界は中世が舞台なのかね。作りこみがしっかりしてるなぁ」
どうやらいろんな人の頭の上にピンがたっているため、NPCとプレイヤーの区別がされているみたいだがどっちも本物の人間みたいなのだが、すごいなこのゲーム。
と、感激していると正面から俺のほうに向かってきている着流しをきた男が来た。
「お、おい。お前修か?」
「ん、インフルでここに参戦するのが遅くなった奴のことを指しているなら俺のことだが」
「おお!俺だよ一樹だ。ここでは『カズ』と名乗ってるからよろしくな」
「あぁ、わかったカズ。おれは『ゲシェム』と名乗ってる。言いずらいならシェムでも構わん」
無事、一樹ことカズと会うことができたので近場のカフェでいろいろ話を聞くことにした。
「で、これからどう動けばいいんだ?というよりも自分のスキルについて調べる方法はないのか?ついでにプレイヤーとNPCの判別の仕方を教えてくれ」
「一度に言うなって、相変わらずだな。とりあえず先に自分のスキルについて調べる方法だがな、ステータスウィンドウを開いてスキルやアビリティ、称号もだが調べたいものをクリックすると詳細が見れるようになっているぞ。先に見ておいたほうがいいんじゃないのか?」
「おう、そうしてみるわ」
ということで、スキルについて調べてみた
【改文曲筆;Lv1】そのモノを書き換えることができる。(一部分のみ)
【祝福の卵】このスキル所有者の経験値が5倍となる。
【祝福の卵】自体はアルファさんも言っていた通り救済処置であることがわかる内容だが俺のコアスキル癖ありすぎじゃないか?
「で、お前のコアスキルはなんだ?あっ、ちょっと待て先にフレンド登録するぞ」
と言って、カズが慣れた手つきで操作し始めた。
《player:カズがあなたにフレンド申請をしました。フレンドになりますか?Yes・No》
とりあえず、Yesにクリックしてフレンド欄にカズの名前がのった。
「一応、スキルの非公開は暗黙の了解となっているからなこのフレンドチャットで行うから」
「これ他の人には聞こえてないのか、じゃあ俺のやつ教えるからお前のも教えてくれよ」
「もちろんそのつもりだからな、先に言っておくよ。俺のコアスキルは【蒼天抜刀】というスキルで二刀流スキル補正の極大と特殊抜刀術の取得、水系統の魔法を習得可能ってところだ。そのため職業は侍ってやつで【刀術】のスキルを手に入れた。って感じだ。優羽とは違うパーティなんで言わないでおくぞ。プレイヤー名はユンだからな」
「おっけ、覚えておく。俺のコアスキルに関してはそんなに詳しくないな【改文曲筆】というものでそのモノを書き換えることができるというものだ。あと、俺がここの世界に来る最後の一陣プレイヤーということで【祝福の卵】という経験値ボーナススキルを取得された」
「………うん、いろいろ言いたいが。【祝福の卵】自体がお前に来たのはまぁわかる実際チュートリアルで聞いた通りの時間で進んでいるためこの1週間で滅茶苦茶進めている奴は84日いるようなもんだったりする。かくいう俺もそれに近いレベルまで来ていたりするからな。ただ、お前のコアスキルに関しては俺のとは系統が異なるのがネックだな。あんまり教えることができないな。今度知り合いを紹介しようか?あとピンについてだが…………」
その後、カズ曰くピンについてはプレイヤーは青、NPCはグレー、フレンドが緑で、パーティメンバーが黄色、赤とオレンジに関してPKプレイヤー等を指すらしい。
一応まず聞きたいことは済んだ。やはりコアスキルに関しては自力で進めるべきなんだろうな。
確かに教えてもらうほうが手っ取り早く済むかもしれないがどうしてもアルファさんの助言も気になるからなぁ。
「少し考えさせてくれ、それよりもその職業に関してはどうやればできるのか?」
「職業については初回だけ神殿にて就くことになるがそれ以外ではステータスウィンドウでできる。しかし上級職に進化する場合は神殿に行かねーとならんからな」
とりあえず知りたいことは知ったから、今後の行動について考えておこう。
「ひとまずは神殿にいこう、ジョブについておいたほうがジョブスキルをもらっておくほうが便利だからな」
「わかった、あと図書館みたいなものはあるか?」
「あるぞ、神殿と冒険者組合所のところの間にある大きなところだ。だが、別に行く必要もないのだがどうしたんだ?」
「まぁ、どのみち一番弱いからなどこのパーティでも足手まといになる。だったらソロで動いていたほうがちょうどいいからね」
「別に俺んとこくればいいよ」
「いや、カズも上のほうなんだろ?別に寄生してまでやりたくはないからな、あんま気にすんな」
「お前がそういうなら別に構わないが、『あの件』だけは気をつけろよ?またチーターとかいわれてしまうからな」
「……まぁ気を付けるには気を付けるが難しいことを言うなよ」
こうして、カズとはここで別れた。もちろんここのカフェはあいつのおごりであった。まぁ金ないからな。
さて、これからどうしようかね。アルファさんの助言通りに動くとするなら図書館に行くべきなんだけど、カズの言う話なら先に神殿に行くべきなんだよな。
「とりあえず、神殿に行ってみるとしよう」
もしかしたら本を読んでいたらレベルが上がるのかもしれないし、その点を考えると先にジョブを就くことにしよう。
はい、てことで来ました神殿。なんだろうか、最初の空間とは間違うのは分かるけど似たような感覚があるんだよな。と、少し神殿の様子をみていると奥のほうから神父がやってきた。
「ようこそ、神殿へ。おや、『異邦人』ですか」
「えっと、すみません『異邦人』とは一体何でしょうか?」
「おや、この世界に訪れたばかりの人でしたか。少しご説明いたします。あなた方がプレイヤーと称されていますが、この世界の住民にとっては『異邦人』として認識されています。また我々は『先住民』、『エウディア人』とも呼ばれています。まぁこれらの言葉は指標として呼ばれているだけですのであまり呼ばないでいただけるとありがたいです」
「なるほど、そういう区分けがあるんですか。それで神父様、ここでは職業を就くことができるとお聞きしたのですが」
「畏まりました。それではついてきてください」
と、神父の指示に従い奥の部屋まできた。
そこには謎の魔法陣と水晶玉があった。
「それではこちらの魔法陣の中へ入り、水晶に手をかざしてください」
俺は言われた通りに手をのせてみた。すると、目の前にウィンドウがでてきた
《以下の職業から選択してください》
と書かれていて、カズ曰くのっている職業は下位職業全てであるらしい。
とりあえず、職業をピックアップしてみよう。
【剣士】【戦士】【格闘家】【魔法使い】【狩人】【斥候】【僧侶】【魔物使い】【召喚士】【錬金術師】【商人】【鍛冶師】【職人】【漁師】【木こり】【料理人】【薬師】【農民】【酪農家】【遊び人】etc
その他もろもろあるが基本的にはここら辺の職業が出てきている。その他のはかなりマイナー過ぎるみたいで選ばれることがあまりないみたいだ。てか、職業自体が数が多すぎる。しかも、これが下位職業であるからその一つ一つに上位職があり、カズ曰く下位職業同士を合成して全く新しい職業を作り出すことができるらしい。
何にしようか。しばらくは図書館にこもるつもりだしな。それに合った職業ならなおさらいいのかもしれんなぁ。
少しの間調べていくと、面白い職業を見つけた。そのままその職業にして俺は図書館へと向かうことにした。
《ゲシェムは職業:【学者】に就職した》
《ジョブスキル:【研究】を取得した》
《アビリティ:【速読】【速筆】を習得した》
今話のまとめ
・職業は初回と上級職、複合職に関しては神殿にて行うこと必要がある。
・職業は最初は下位職業からしかできない。
・第二職業はキャラクターLv10になると取得可能になる
・上級職はLv50になると昇華可能である。
・複合職は互いのレベルがLv25になると合成可能となる
・力関係は下位職<複合職≒上位職<???(現在まだ???に至っていない)




