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OFW〜Old Free World〜にて我は記憶する  作者: しぐれ煮と甘露煮
【機甲糸師】編
36/61

34.我らの使い魔たち、衝撃の事実

前回のあらすじ

・機甲糸師は俺(煮もお)の好みです

・UREというのはめったに落ちません。彼女のもソロ特典とかであったりします。

・ルカの進化はまた次回!(もう疲れたのだBy煮もお)

 

 休んだ翌日、だいぶ身体が動けるようになったがもう少し休むことにする。

 


 さてステータスの確認にUREについて調べたところで、ルカの進化についても調べておこう。

 

 使い魔や召喚獣、テイムモンスターには進化してさらに強化することができる。

 で、ルカに関しては進化する系列が一種類であるのでさっさと終わるね。


《使い魔:ルカが進化可能です。進化しますか?  Yes・No》


 もちろんYes一択でしょ!


《使い魔:ルカは狐から二尾狐に進化しました》


 「こん?こんこん!」

 「おぉ、しっぽが増えたなぁルカ!可愛い」

 「……おぉ、確かに可愛い。しっぽモフモフ、いい!」

 「お?ケモナーなのか?じゃあもしかして第五職業は【召喚士】とか【魔物使い】とかか?」

 「…ん、違うよ。【巴導士】だよ?」

 「へぇ、俺と同じやつじゃん。まぁ【巴術】に関してはほっとんど使ってないけどね」

 「…やっぱり?あなた全く使ってなかったものね。でも、これって普通に使えるものね」


 彼女も【魔の権威】は持っているため彼女のコアスキルで併用すればより強力な攻撃ができるそうだ。

 なんともまぁうらやましいことで……ただ色々気を付けないといけないので魔法特化の職業である彼女はセンスがあるんだろうな。


 「じゃあ【使い魔召喚】するのか?」

 「…もち!【使い魔召喚】!」

 

 と召喚陣が発生した。

 無表情である彼女が柄にもなくワクワクしたような表情を浮かばせている。



 しかし、その召喚陣の煙が晴れるとそこに現れたのは獣………ではなかった。


 「はぁい、わたくしが使い魔でーす。よろしく、我がマスターよ」

 「………そんな、モフモフじゃない」

 「あららぁ、我がマスターは獣が好みでしたか。ソーリー、わたくしは悪魔にてございます」


 と、召喚されたのはまさかの人というより悪魔のようだ。

 見た目は悪魔には見えねぇ、執事やんけ。

 

 「えぇっと、彼がペティの使い魔でしょうか?」

 「イエース、わたくしが我がマスターの使い魔『メフィストセレス』といいまーす」

 「……えっと名前あったの?」

 「はい、わたくしは悪魔時代の名前が残っていますが今はあなたのマスターですので新しく名を与えてくださるとうれしいです」

 「………じゃあ『ファウスト』でいい?」

 「……おぉ、なんと良い名だ。ではわたくしは今から『ファウスト』と名乗りましょう!」


 こうしてペティに新しい仲間、悪魔『ファウスト』が加わった。


 「……あと、私のことマスターって言わなくていいよ。ペティにして」

 「わかりました、ペティ様。………お二方、今ダンジョンにいますがこれから悪魔の進軍があります。どうされますか?」

 「「………はい?」」





 

 

 ファウスト曰く、どうやら『ビリーブ』へと悪魔の大群が押し寄せるとのこと。

 

 「これってもしかしなくても」

 「………うん、イベントだと思う。だけど、武闘大会のほうだと思っていた」

 「わたくし達というよりもあいつらはそれを知ってため、それに乗じて動こうとしていたんです」

 「なるほどな。だが、こっちは薬草採取に集中している。そっちにまわせないんだが」

 「………私のフレにたのんでみるけど多分厳しいかも」

 「俺もカズたちにお願いしてみるか」



 と、俺たちはフレンドに頼んでみる。


 すぐに返信が来た。


[その情報はマジ?わりぃ、武闘大会に登録しちまったわ。一応大会が始まるまでは『ビリーブ』には待機しておく。そっちは無理なのか?]

[こっちも急ぎの問題を抱えている。武闘大会にも参加はできない]


 「………だめ、こっちは武闘大会に参加するからってもう『オルカン』にいるみたい」

 「一応、カズには頼んだがこっちも厳しいみたい。だけどある程度は見てくれるようだ」

 「……【蒼聖】のリーダーと知り合い?」

 「あぁ、そうだけどあいつってそんなに有名なの?」

 「………うん、彼も二つ名があって【蒼天】という名がある。確かに彼はすごいよ、レイドボス戦の時に一度共闘したけど多分時空魔法じゃないスキルをもっている」


 ほへぇ、だからPVPの時の動きが異常に感じたのか。


 「で、お二方はこれからどうしますか?」

 「あぁ、俺らはここからさらに下に行く。ファウストさんはどういう立ち回りか聞いておきたいのだが」

 

 とペティのほうを確認する。しゃべってはいるけど彼は彼女の使い魔である以上、情報を簡単に漏らすわけにはいかないだろう。

 

 「‥……別に大丈夫、話していいよ」

 「わかりました、ペティ様。わたくしは魔法と格闘家_というより脚がメインの脚闘士というものです」

 「へぇこれまた珍しい職業なことで」

 「ですが、使い魔として召喚されてからはレベルががくんと下がっているようですね。どうやら進化の系列さえ書き換わっている感じです」

 「そうなのか、というかファウストさん「ファウストで結構」…失礼、ファウストは元はどういう悪魔だったんだ?名を持っている以上かなりの位であったろうに」

 「それはですね――――――というやつで、いわゆる―――――――――――です」


 なぜか彼が話している一部が聞き取れない状態が起きた。ペティの様子を見てると同じ状態になっているようだ。


 「……すまん、よく聞こえなかったんだが」 

 「おや、それは……どうしてでしょう?」

 「………多分、ファウストはかなり重要な立ち位置だったと思う。それこそ今後のイベントやシナリオ展開としてここに召喚されるべき存在ではなかったというべき」

 「じゃあ、なんで召喚されたんだ?」

 


 と、謎に感じたがとなりのやつの様子を見てすぐに思い出した。


 「ルカが原因かもしれない」

 「なぜそうなりますか?」

 「こいつのコアスキルには敵の福を我が福として扱うというのがある。かなり妄想論ではあるんだが、運営に対しての福をこの召喚に持って行ったという線はないか?」

 「………飛躍しすぎだと思う。もしそうだとしてもなんでOFWの世界のことが対象に起きたの?」

 「この世界は加速していること。これって現実世界だとサービス開始から2週間ぐらいしか経過していないがすでに168日つまり半年程度はこの世界は進行している。そうなると運営はこの世界にいないと運営が間に合わないと考えると、ルカの【福禍鬼霊】の対象になっているのかもしれない」



 まぁ、これに関しては考えても無駄だろうなぁ。ぶっちゃけどうしようもないことだ。


 「……もしそうだったとしても何もできないからね、とりあえず運営に対して黙とう」


 俺のせいなんだろうなぁ、黙とう。



 





 





 「じゃあ61階層へ行くか!そっちは問題ないか?」

 「………問題ない、さっさと攻略しよう」

 「そうしましょうか、妹さんの命を救いましょう」


 どうやらファウストは悪魔としての矜持がなくなったようで見た目も悪魔の時とは変わっているようだ。

 そりゃ執事のようなのが悪魔の見た目ってなんだかなぁ。

 まぁ悪魔と考えないようにしとこ。



 意図せず3人と一匹に増えたが気にしないで行こうか。


 

 あと少しで【聖樹草】が生息されているであろう場所へたどり着けるんだ。

 

 



 俺たちは61階層へ足を踏み入れたのであった。

 

今話のまとめ

・使い魔は元から存在しているものや、0から発生したものです

・武闘大会は悪魔襲撃イベントの身の傘です

・運営は泣いていいと思う(私も泣きたい)

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