23.確認と可能性を……
前回のあらすじ
・フロアボスの見た目はバイ●を想像してください、ほぼあれです
・剣技などについてはのちのち入れていく予定ではあります(あくまで予定)
・割と切羽詰まった相手でした
さてあの猿を倒したことだが、まだ先へは行かないで休憩しよう。
俺はテントを張り、久々にルカも【召喚】して一息ついた。
先ほどの戦いで気づいたが今のままだとこの先の戦いでも困難極まる戦いが続くだろう。
普通なら別にそれでも勝てるからいいものの、今回では話が変わってくる。
そのため、純粋な強化をするために職業を考え直そうと思う。
今、選択している職業は
【●剣士】【星占師】【巴導士】【糸使い】【斥候】である。
【●剣士】に関しては近接戦闘において補正がかかる唯一の職業であるため外そうとは思わない。
それに実はこの【●剣士】に含まれている【創剣士】は剣を創ることに補正がかかり、作成速度が格段に変わってくる。それは『樹岩剣』にも適応されているため、様々な『樹岩剣』を創るときでも早く作ることができている。
これはこの先の戦闘においても必須になるため、余計に外すことはできないな。
【星占師】も同様、【アルカナ生成】や【占星魔法】においては俺の戦闘手段のメインを司っているといってもいいぐらいに活躍している。最近だと【天体魔法】も解放され、さらに手数が増えていてこれからも期待している職業である。
次に【糸使い】だ。こいつは下級職ではあるものの、俺の戦闘手段以外にも移動手段などのさまざまなところで活躍している職業だ。今のレベルが25であるため、このまま使用して上級職を手に入れていくほうがより強化すると思うので派生職の案はスルーしておく。
問題は【巴導士】と【斥候】だ。
【巴導士】に関しては基本的に使ってはいないのだが、【アルカナ生成】の機能追加もあるためルカの強化などに【使い魔】のスキルが関係するのであれば【巴術】と巴導士の強化はやっておかなければならないと思う。付与士よりかは弱体化してしまうものの俺自身への強化も図れることだし、これは放置しておいて問題ないだろう。この先に期待しておこう。
最後は【斥候】こいつだ。もともとはソロでの索敵能力向上のために選択していたが、【神読み】により万が一罠に引っかかったとしても余裕で回避できるし、そもそもルカの力を借りれば罠にすら引っかからないのだ。
しかも、こいつはアビリティしかない。それは職業がなくても熟練度が上がる。現にウィンドウには表示されてはいないものの【剣術】のレベルが40ぐらいまで上がっているのだ。
そう考えてくると【斥候】にしている意味はなくなるし、戦闘手段を増やすにはもってこいだと思う。
にしても、職業選択にも問題がある。
それは何にしようか迷うということだ。何でもよくね?とは思うだろうがよく考えてほしい。
近接戦闘においては【●剣士】をつかっていけばいい。
魔法に関しては【魔導陣】であらゆる魔法を扱えるし、【占星魔法】に【天体魔法】で強力で有能な魔法もある。なんなら強化手段として【巴術】という点もある。
変わり種だが【糸使い】では戦闘において中距離や相手の翻弄につかえ、移動でも大いに役立っている。
そんな中で戦闘手段を増やすための職業となるとかなり少なくなってくる。どうせなら【未知の探求者】と【例外の選択者】の称号もあるから誰も選ばなそうな職業にしたいという気持ちもある。
何かないかとウィンドウを確認していると………
「こん!」
「どうしたルカ?」
「こん、こん!こん!」
「………もしかしてこれがいいって言ってるのか?」
「こん!」
どうやらこの職業にしたほうがいいとルカが言っている。
にしても、こんな職業ってあるんだな……これもまた変わったものだなとは思っちまうよ。
でも、ルカがこういっているんだし確かに戦闘手段も増えてくれると思うからな。
と、考えると俺はその職業を選択した。
《職業:【斥候Lv9】から【道化師】へ転職しました》
《職業:【道化師】選択によりスキル:【クラウン生成】を取得しました》
《職業:【道化師】選択によりスキル:【愚者】を取得しました》
《職業:【道化師】選択によりアビリティ:【奇術】を習得しました》
《職業:【道化師】選択によりアビリティ:【アクロバット】を習得しました》
《職業:【道化師】選択によりアビリティ:【誘導】を習得しました》
ということで、【道化師】にしてみましたよ?
【遊び人】というのもあったがこっちのほうをルカが推していたというのもあったので【道化師】を選択した。
この職業は本来は遊び人と同様に非戦闘職であるが、使い方次第では普通に戦闘手段として問題なく扱える職業であり、遊び人とは異なる部分である。そのため遊び人と比べると必要経験値が多くなってしまうのだが、まぁこいつも【未知の探求者】に該当しているらしく、さらには【例外の選択者】にも入っているみたいなんだ。
では【道化師】で得たものについて調べてみよう。
【クラウン生成】は【アルカナ生成】と同様、道化師にとって必要な道具_曲芸道具が生成できるようだ。………これ以上なんかいうことあるか?そんなもんだろ?
しいていうならいろいろあるみたいなのでちょっと気になる物もあったりする。
次のスキルは【愚者】というものだ。
こいつは逆転の切り札みたいなものだな。何かが起こるというものだ……。特に際立ったことが乗っていないのが調べてもわからん原因である。
残りのアビリティに関しては説明できる。よかったよかった。
まずは【奇術】。これは純粋に【クラウン生成】により創った曲芸道具をうまく扱うためのアビリティのようだ。ちょっと試しただけでレベルが3に上がっているほど上がりやすいアビリティであるようだ。
曲芸なんてやったことないからありがたいアビリティだな。
次に【アクロバット】これも曲芸に必要なスキルであらゆる環境でも普通に動けるようにするためのアビリティのようだ。レベルがあがると様々な環境でも今まで以上の動きを発揮することができるようだ。
これは普通に戦闘でも助かるアビリティだ。
最後に【誘導】
こいつは対象に一か所に注目させるアビリティだ。これは曲芸においてのミスリードをつくるためのアビリティとして習得したのだろう。レベルが上がればより複数に【誘導】がかかるようだ。
こいつも戦闘において非常に優秀なアビリティである。
結果としてみると、いい意味でも微妙な意味もある職業ではある。
まぁルカが言うほどだしきっと役に立つのだろうな。
しばらく使っていくことにしよう。
まぁ戦闘手段を確実に増やしたかった俺としては今んとこ微妙ではある。
しかし、他の職業だとこのダンジョンですぐに活躍できるかというと否である。そのためにもこの【道化師】に一部可能性を抱いているのも確かである。
と、職業も選び終えある程度の休息をえたので次へ進むとしよう。
41階層
ここは一面砂漠に覆われていた。ルカは厳しそうなので一旦【帰還】させた。
しょうがないね、だって滅茶苦茶熱いし!
そして、辺りが広く壁が見当たらないため糸を張る場所もないため空中移動も難しそうではある。
「仕方がないか、ここからは徒歩になりそうだな……」
まだまだ先は長そうだと悟ってしまうゲシェムであった。
今話のまとめ
・実は【斥候】意外と必要なかったのだ
・【道化師】を選ぶなんてどうけしてるぜ!‥‥‥‥すみません、忘れてください…
・41階層からは砂漠のようです




