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OFW〜Old Free World〜にて我は記憶する  作者: しぐれ煮と甘露煮
【巴導士・星占師】編
19/61

17.その後と次

前回のあらすじ

・ゴーレムマジ硬すぎ

・魔法は時に剣より強い

・【蒼聖】の職業判明(新)

・【(そう)剣士】とは一体?


 ゴーレム戦の翌日

 

 さて、ダンジョンを攻略して地上へと戻ってきました御一行。

 【蒼聖】の皆はとりあえず上位職や派生職になるため転職を行っている。

 その間、カズと俺は報酬について調べていた。

 

 「これで以上か、基本的にはポーションとお金がメインって感じだから今回はかなり経験値に振り分けられているのだろう」

 「それにしては俺のレベルがほとんど上がっていないけどな」

 「仕方ないだろ、キャラクターレベルに関しては50になっている以上上がりずらくなってしまうのは仕方がないだろう。むしろジョブレベルが上がっているのは業績とも言っていいだろ」

 「そうなのかもしれないのだがな、この【剣士】の派生職もよくわからないんだよなぁ」

 

 そう、この【剣士】の派生職【(そう)剣士】というのがまた意味が分からないのだ。

 

 「ルビを見てみればそう剣に関することだがなんで●なんだろうな?」

 「調べてみたらどうだ?」

 「それもそうか、ちょっと待っててな」


 と、その派生職について調べてみた。


(そう)剣士】『そう』の名の就く剣術を複数持つ者に対しての職業。あらゆる『そう』剣術を習得している


 なるほどな、この取得条件はかなり特殊過ぎるのか。

 剣を一から生み出していたため【創剣士】としての条件が解放されている。

 さらに二刀流で常に戦ったため【双剣士】としての条件、さらに剣をぶん投げていたのも相まって【操剣士】としての条件も解放されたということ。いや最後のやつテキトー過ぎない?


 「つまるところ、その●に含まれる『そう』ってのは三種類のそう剣を指しているっていうことか?」

 「そうみたいだね、しかもそれ以外も条件次第では取得可能みたいなんだがジョブを選択してしまうと取得はできないみたいだ」

 「それでも破格の性能ではないのか?」

 

 そう通常ならその三種類のうち一種のみ次の職業として選択することができるが、この【(そう)剣士】であれば最低三種全ての剣術を取得することが可能。だが、こんな破格の性能だと当然デメリットもある。それが


 「所要経験値大幅増加?」

 「あぁ、この【(そう)剣士】のレベル上げに必要な経験値が通常の派生職だけでなく上位職をも超えるほど必要になるみたいなんだ」

 「だけど、それなら何とかなるんじゃないのか【祝福の卵】があるんだし」

 「そうなんだよな」

 

 皆さん忘れているだろうが、俺には【祝福の卵】という所得経験値の倍化がある。そのため今までの行動経験値の高さもうなずける。しかし、それでもこの派生職に必要かレベルアップ経験値は膨大なモノみたいだ。

 

 「しばらくは第一職業にこいつが入ることは間違いがないだろうな」

 「それなら、いっそのこと【軍師】を外して別の下級職を入れるってのもありだと思うぜ」

 「なるほどな」


 確かに【軍師】のスキル、アビリティは取得されたまま残るが軍師のレベルが上がらなくなり関連するスキル、アビリティの熟練度は微々たるものになってしまう。しかし、もともと使用頻度が低すぎるというのもあるため大した問題でもない。むしろ下級職に就いてさらなる手段向上のほうが【祝福の卵】をもっている俺としては効果的だろうという判断だ。なにせ第四職業でもアビリティ、ジョブレベルが上がっているので下級職のほうが向いていると思う。


 「にしても、下級職にするとしても何にするんだ?」

 「んー、一応考えている職業があるんだよ。………これなんだけど」

 「…マジ?こんな変わり種か?」

 「まぁ俺の戦い方だとこれ以上手段を考えるよりも変わり種を作ってみるのもありなのかなって思ってな」

 「確かにそいつを使っている奴なんて多分いないと思うけど……まぁそういう考えもありなのか。おれもそれは参考にしていこうかな。まぁそれはとる気にならないけどな」

 「だまらっしゃい!いいんだよ、別に」


 もちろん、()()を取る意味は特にない。だけど今までの戦いで感じたのとその敵が意外にも苦戦したからってのがある。まぁこれが下級職にあったていうのも面白いけどね。

 


 と、報酬の山分けに職業について話し合っていたところにジョブチェンジを済ませた四人がやってきた。


 「お、無事転職できたか?」

 「おうよ、【魔凱騎士】になったがどうやら俺のほうには続きがあるみたいだ。しばらく離れないと厳しいな」

 「そうなのか、特殊ジョブクエストの一環なのか。わかり次第報告してくれ」

 「おうよ!ボス。そういえばジャックスのほうはどうなんだ?派生職とか二種類あったみたいだが」

 「こっちは特にないですが、しばらくはLv30を目指して【雷魔導士】の取得を目指したいですね」

 「そうか、しばらくはレベル上げに専念するほうがいいかもな」

 

 【蒼聖】はレベル上げを当面の目標として動くみたいだ。


 「そういえば、ゲシェムはこれからどうするんだ?」

 「うーん、特に決めてはないんだよな」

 「………もしよかったら、俺たちと一緒に来ないか?」

 

 意外にもフィーロからお誘いがきた。


 「意外だな、お前から誘いに来るとは思わなかったわ」

 「俺もこの心変わりには驚いている。だが、今回の戦いでパーティの不足分を補っていたのが決め手だったな」

 「…………誘いはありがたい。だが」

 「やはり無理か、気にしないでくれダメもとで頼んだようなものだからな」

 「そういってくれると助かる。また機会があったら一緒に冒険しよう」

 「なら、その時を楽しみにしているよ」

 

 と、フィーロと固い握手をした。

 

 「拙者も今度会うまでに強くなっておくでござる!またお相手願うである!」

 「おっ!それなら俺もだな!お前から貰った剣を使いこなして今度は勝つからな!」

 「あぁ楽しみにしてるよ」

 

 と、時雨とガン鉄とは再戦の約束をした。


 「多分これからもゲシェムさんよりは劣りますが付与と雷だけでもあなたに上回れるように強くなります!そちらも頑張ってくださいね!」

 「おう、ジャックス。一つアドバイスすると全体のコントロールができれば付与魔導士としてさらに強みを発揮することができるからな。全体を観る能力を鍛えたほうがいいぞ」

 「ほんとですか!?ありがとうございます。今後の鍛えることにします」


 ジャックスとはこの攻略の間、魔法についての談義でかなり仲良くなったと思う。俺があまり使わない付与魔法についてだったり、詠唱システムについて教えてもらった。

 こっちも魔法陣について教えたりしたが、やはり完全に理解するには【魔導黙示録(メイジアポカリプス)】は必須になりそうだ。


 「じゃあな、ゲシェム。今度会うときはユン達と探索できる時だな」

 「あぁ、その時を楽しみにしているよ」

 「言ってろ。こっちも次は負けないつもりで鍛えるからな!覚悟しとけ!」

 「おう、そっちも楽しみに待ってやるよ」

 「畜生、俺より一か月も遅いプレイなのに追いかける立場になるとは思わなかったわ」

 「それは俺も思わなかったわ」


 と、お互い笑いあって俺たちは別れた。










 その翌日、俺はまた草原についた。


 以前受けていたクエストの報告を終えて、また検証を始めるためにこの地に戻った。

 前に転移していたのはダンジョンがあったのは『ビリーブ』ではなく、迷宮都市『オルカン』というところだったようだ。

 一応ここはその『オルカン』周辺の草原地帯である。まぁ基本地続きだし、さほど変わらないんだけどね。


 で、これから行うことは転職とその検証だ。


 一応、やりたいことも定まってきたところだし第一から第五の優先度も考えてほかの職業に関しても少し入れ替えていこうと思う。


 ということで、これが転職結果だ。おりゃあぁぁぁ!



《職業:【剣士Lv20】から【(そう)剣士】へ転職しました》

《職業:【(そう)剣士】選択によりアビリティ:【双剣術】を習得しました》

《職業:【(そう)剣士】選択によりアビリティ:【創剣術】を習得しました》

《職業:【(そう)剣士】選択によりアビリティ:【操剣術】を習得しました》



《職業:【(そう)剣士】選択と今までの行動実績よりによりスキル:【創剣】を取得しました》



《職業:【軍師Lv1】から【糸使い】へ転職しました》

《職業:【糸使い】選択によりアビリティ:【軟糸】を習得しました》

《職業:【糸使い】選択によりアビリティ:【硬糸】を習得しました》

《職業:【糸使い】選択によりアビリティ:【操糸術】を習得しました》





《職業:【(そう)剣士】選択により称号:【例外の選択者】を獲得しました》

《これまでの行動実績より【未知への探求者】を獲得しました》


 うん、予定通りなのはいいのだが……最後のやつは一体何だよ!




 



 二の章 【巴導士・星占師】編 終了時ステータス




nemu:ゲシェム (人族)Lv50

job:1:(そう)剣士Lv1 2:星占師Lv10 3:巴導士Lv2 4:糸使いLv1 5:斥候Lv3 


HP:600

MP:600


STR:70

INT:200

VIT:70

MND:70

AGT:70

DEX:62

LUK:70


SP:100


CS:【改文曲筆トランスブリッシュ】


Skill:5p

【研究】【神読み】

【蠹魚召喚】【魔導陣】【魔導黙示録メイジアポカリプス】【魔の権威】

【多重思考】【神速思考】【神童】

【使い魔】【アルカナ生成】【大局視】

【創剣】

【祝福の卵】【●●●●】



Ability

【速筆】

【巴術Lv4】【魔紋制御Lv2】 

【占星魔法Lv12】(【天体魔法】)

【剣術Lv25】【危機察知Lv5】【索敵Lv3】【罠解除Lv1】【兵法】

【双剣術Lv1】【創剣術Lv1】【操剣術Lv1】

【軟糸Lv1】【硬糸Lv1】【操糸術Lv1】


称号

【本の虫】【蠹魚】【稀代の天才】

【魔導の神髄に触れし者】

【領域の第一人者】

【例外の選択者】

【未知への探求者】



nemu:ルカ (狐)Lv8

job:幻影術士Lv4


HP:130

MP:230


STR:15

INT:37

VIT:18

MND:20

AGT:52

DEX:22

LUK:57


SP:0


CS:【福禍鬼霊ふくかきりょう】


Skill:0p

【幻影】【狐火】【魅了】【立体機動】


Ability

【火魔法Lv5】【付与魔法Lv2】【回避Lv5】

【疾走Lv3】【見切りLv2】



称号

【ゲシュムの使い魔】【妖狐】 

今話のまとめ

・またな【蒼聖】のみんな!

・●剣士すげー

・変な称号手に入れたpart2


ルカのステータスに若干変動があるのはSPを使ったのもありますが、幻影術士によるINT補正もあります。


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