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ココロ

彼はそれまで王の子として、大切に扱われた存在だった。

割りと裕福に、贅沢に。

しかしながら、それが諸刃の上の危うい弥次郎兵衛なのだと理解するにはアレがきっかけだったかもしれない。


ある日、父王の膝にアレが陣取っていた。

当たり前のようにお菓子を食べている赤目の子供。


いつか自分も父と同じように赤くなる筈だと思っていたが、自分より小さい子供が赤目なのを確認して不安が落ちてくる。

衝撃。

あの子は小さいのに赤目なのだ。

そして自分が独占していた父の膝に当たり前のように座っている。

その上、自分が一番だったのに従者たちがあの子を優先する。

気に入らない。


どうしたら赤目になるのか調べていくと、自分が王族ではないという

事実しか出てこなかった。

王族は、覚醒者 赤目でなければ王の子といえ王家に残れない。

自分は成人したときに覚醒していなければ、父の実家に戻される。

そして本家の当主の采配で待遇が決まるらしい。


調べれば調べるほど、独立を考えた将来設計が必要だ。

アレのせいだ!と責任転嫁をして問題から目をそらす。

あの頃は子供だった。

もっとも今も、大人扱いされない子供だ。


覚醒者になるには儀式が必要で、儀式を受けれるのは三番目から。

第1子は対象外な上に、基本王の子は儀式対象者ではない。

アレが来る前から実家に厄介になるのは決定事項。


だからってアレを受け入れられない。


アレは三番目だが、儀式を受けたわけじゃない。

事故で怪我をして死にかけてーー。

それでも覚醒した。

死にかける。それがきっかけなのだろう。


儀式ではどんな毒を使うのか。

調べると記録は残っていた。

毎回毒は違うし量も違う。

必ず死ねる量から気分の悪くなるだけのぐらいな微量など。

結論は、何となく解る。

間引かれた。

一族の長の手に負えないような者、優秀過ぎた者、邪魔者。

儀式に隠された間引き。

それに気がついたとき、赤目になると父を困らせる事を言わなくなった。

それでも、赤目のアレが気に入らない。

事故で死にかけた可哀想な子供。

それは理解できている。

生き延びた運の良い子供。

しかし父親を独占しているのを見るのは切ない。

自分はソコを追われ、ソコに居ることを望まれる存在。

イライラする。

ムカツク。

ココロは歪んでいく。

止められない。

その一方で、アレを認めている。

もて余す感情にため息をつく。


アレは魅了のスキルを持っているはずだ。

側によると、相反する葛藤が沸き起こる。

こっそり鑑定をして見ればブロックされるし、文字化けするし。

なんだ?


力 聖霊竜(成体)雄

速 聖霊竜(幼体)赤

知 聖霊竜(幼体)金

運 聖霊竜(幼体)黒


??

ちょっと待て。鑑定が変だ。


魅 聖霊竜(成体)雌


くっ

フリーズ。

スキルが山ほど処理できずフリーズしました。

山ほど?

ついこの前までアレは使えるスキルを持っていなかったと思う。

アレで良く覚醒できたと陰口が囁かれていた。

王家に相応しくない覚醒者。

それでも覚醒した以上、王家を名乗れる。比護の対象になる。

王領に働く者たちは有無もなく覚醒者を優先する。

だからアレが滞在すると自分は二の次……。

堂々巡りの思考にため息をして、盗み見る。

鑑定をかけたことを気付かれてはいけない。

もし侍女にばれたらお仕置きが!

いや、ソンナコトキニシナイ。

昔、侍女に鑑定をかけて酷い目に合ったのは秘密だ。

アレはトラウマだ。忘却。よし忘れた!

ええと?


……聖霊竜(成体)雌の魅力?魅了? ってなんですか?


ビィの膝に子竜がいる。

鑑定。聖霊竜(幼体)赤

アレが竜か。

竜? 他にもいる。


きゅる?


鳴いてる。魅力値高いな。

てか、父上。鼻の下延びてますな。

あんな骨抜きな顔見たくないーー。

しくしく。


きゅるるきゅ、モグュモギュ


果物を手から食べている。

なんだ。アレは。

アノカワイイイキモノハ


くっ!


ふらふらと近付く。

「ビィ、それに触っても良いかな?」

日頃無視されている相手から声をかけられてどうする?

俺なら無視する。

無視されたらどうしよう。

日頃の行いが……汗

緊張する!

「はい」

ビィは普通に竜を渡してくれた。

おう! 今までの自分はなんて大人げなかったことか!

竜は膝の上で、きゅる?と喉を鳴らしている。


か、可愛い!


せっせと果物を与える。

気がつけば、腹をパンパンにして自堕落に寝っ転がった竜ができた。

なんか幸せだ!


「そう言えば、こいつらって幼体? なら親は?」

保護区で聖霊竜が繁殖期に入ったと報告があった気がする。

幼体がいるなら親がいないと。

そこまで考えてビィのステータスを思いだす。

雄と雌があったかもしれない。


「外にいると思うよ?」

窓から眺めると、ゆっくり飛行する巨大な竜が見えた。

王都の空の上に竜。


げふ!


やはりビィの事は嫌いだと思う。

八つ当たりだがーー。








</hr>

以下後書き でもそのうち後書きに部分削除するかも。

覚えていたらですが(汗)忘れてそうだ。

あとがきの方が長そう う~ん


現王の子の視点。名前はついてない。

ビィより年上。アルよりは下?

王の名前も王都とかの名前もなし。

名前募集中

クスリと笑える話を編むぎたいです。

外は凄い大騒ぎでしょう。ええ、大騒ぎです。


基本名前のついていないキャラばかりですね。

蛇とかスライムとか……いやスライムはラストに名前を貰える予定ですが。

マテという感じの名付けがあります。

すらり□ とかつけないからね!

本文にも竜(成体)なんたらのように、その認識する人間が知らない状態で 名前で出てもなぜわかる?って、鑑定だから出てもいいけれど

知らない個体名並んでもね?

彼より竜の方が上のスキルを持ってますから 鑑定不能でも良いか


でも 名前 ビィ

以下鑑定不能がずらずら じゃね?

たまたま通った鑑定表示で!

出ないとあの辺りが まるっと削除。文すくな!です。

まあ、現在のステータスああなってるのでビィがデコピンで竜を山に埋めたりするのです。因みに固定ではないので、運が良い時は力 三毛猫

速 ウサギ 系な時とか有るかも。ビィに近付く前にハムスターを連れていきましょう(どれかセレクトされるか運……笑)

知 蛇とか鼠とかヤバイです。ビィ大ピンチ!

まあ有効範囲内にちゃんと利口な生き物が居るだろうからそんなことにはならないと思いますが……汗

自分の数値が高い場合は自身の数値が優先する設定(抜け道 )が必要でしょうか?

ビィは元々ペーパーテストは完璧、 実技(スキル )を頑張りましょうな子供です。

使えなかったのは赤目の呪いです。種族の違いで入手経験値も必要経験値も違うからです。


人間がスライムを倒した! 経験値1入手。が

ビィがスライムを倒した! 経験値0.001入手。てな感じですから。

しかも処理システム軽減で小数点以下切り捨てとかつく感じです。

報われない……。

実際他人の三倍頑張ってるのにやっと人並みな方とか、勿論やらなくなったら授業についていけない。再度頑張っても追い付けない。結果挫折。俺ってバカ?ダメな子?落ちこぼれ社会のゴミ悪循環。

いや?単に学習障害ですけどね?

ちょっとできない子は、放置されすぎです。

問題行動あるわけでもない、大人しく手のかからない子は見過ごされてます。特定の事はできなくても病気をわざわざ見つけるまでない!見たいな?うちの子病気な分けないでしょ!前提もあるけどね。

見つけないまま大人に出ると社会についていけないんですよ?

グレーゾーン数値で ギリギリ微妙な線上は、病気だと思った方が良いです。ギリギリだから病気じゃない!と親は思いたいですが

本人は頑張っても頑張っても結果は出ないんです。

そのうち子供は疲れてしまいますからね?

だから頑張れとは言わないし大丈夫?とも聞きません。

大丈夫と聞かれたら、大抵大丈夫と返事言いますからね?

頑張れ?その子は十分頑張ってるのにまだ足りないと?

グレーゾーン 例数値69迄病気認定 結果は70だったんだけど?

このたった1の差で病気じゃないと言われる?

普通の標準な人は100~120あるけどね。って感じ。

120ある人と70の人が同じ枠に入れられる。

すぐに落ちこぼれ直行。

69だった人は病気だから補助つきますよ~

できなくても当たり前です~

あなたは70ですね。自分で出来て当たり前ですね(放置)自分でやってね

まだできていないの?はぁ?なんで出来ないの?サボったんだろ!


この対応の違い。けっこう有ります。

まあしてる人は無自覚らしいですけどね。

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