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第5話:死の先に待つ第二王女への転生(第2章・第2部)

「目を覚ましたのね、私の小さなお星様」と、オノラ・キアロスクーロ王妃がささやいた。低く旋律的な声には、周囲の空気そのものをなだめるような優しい響きがあった。「よく眠れた?

とても穏やかな顔をしていたわ……まるで、はるか遠い何かを思い出しているようだった」

アレイラの新しい大きな瞳は、頭上の女性へ焦点を合わせた。オノラ王妃の顔は、自分の子を見つめる母親だけが見せられる美しさを持っていた――疲れていながら輝き、同時に激しいほど守ろうとしている。金と黒の髪が

肩の周りへ柔らかな波となって落ち、深い黄昏の青をした瞳には、普通ではないほど深い理解が宿っていた。

この人……この人は何かが違う、と転生した魂は思った。優しいだけじゃない。気づいている……目に見えるもの以上の何かを感じ取っているみたいだ。

小さな身体に空腹が生まれた――魂が純粋に肉体的なものだと理解できる、新しく強い感覚。赤子の小さな手が、王妃の衣の上で握られたり開かれたりした。オノラはすぐに気づき、理解したように微笑んだ。

「お腹がすいたのね? もちろんよね。さあ、こちらへいらっしゃい、私の大切な子」

慣れた優雅さで、王妃は抱き方を整え、授乳を始めた。その行為は自然で温かく、魂をしっかり現実へつなぎ留めるものだった。乳児の身体の中にいる魂にとって、それは何もかもが完全に変わったという、もう一つの深い

証明だった。王妃の瞳には恥ずかしさなど一切なく、あるのは愛と、母と子の間に存在する古く言葉にならない絆だけだった。

アレイラの小さな指が母親の肌に触れ、しばらくの間、転生した意識はただ……感じていた。温もり。規則正しい鼓動。王妃の血の中を流れる静かな魔力のうなり。それは穏やかな潮のように伸び、アレイラ自身の内側に隠

れた火花へ触れてくるようだった。

オノラは小さく息をのんだ。

もともと優しかった瞳が、さらに柔らかくなった――ほとんど畏敬さえ帯びていた。片手がアレイラの後頭部を支え、親指が細い産毛をゆっくり、安心させるように撫でた。

「……あなたは、ただの私の娘ではないのね?」彼女は、赤子にしか聞こえないほど小さな声でささやいた。「あなたの中には、もう一つの光がある。もう一つの魂が。あなたが目を開いた瞬間に感じた

わ……今は、もっとはっきり感じる。とても遠い場所から来たのでしょう、小さなあなた?」

アレイラの瞳がわずかに見開かれた。王妃の言葉は、恐れや疑いとともに語られたものではなかった。受け入れる心から語られていた――まるで、ずっと長い間この瞬間を待っていたかのように。

知っている……少なくとも、感じ取っているんだ。転生を。前の人生を。

赤子の中の魂は、驚き、安堵、そして突然鋭く突き刺さる罪悪感が絡み合う複雑な感情を覚えた。私

は、この身体を奪った。この人生を。もうこんなに愛してくれている、この両親を。私に、その権利があ

るの――。アレイラの目尻からこぼれた一滴の涙を、オノラの親指が拭った。


「しーっ。大丈夫よ」と王妃はつぶやいた。「以前のあなたが誰だったとしても……今のあなたはアレイラ・キアロスクーロ。私の娘。この王国の未来。神々があなたをこの道へ選んだのなら、私はその英知を疑わない。た

だ、あなたを愛するわ。あなたのすべてを。かつてあった魂も、これから形作られていく魂も」

その言葉は、転生した意識を温かな毛布のように包んだ。罪悪感は消えなかったが、和らいだ。この女性――この王妃――が差し出していたのは、裁きではなく理解だった。

入口から、柔らかな足音が聞こえた。エリー・キアロスクーロ王が入ってきた。高い身体は、優しい乳児室の光の中でも静かな威厳をまとっていた。後ろから、静かにしようと努力しながらも、ほとんど失敗している三人の

年上のきょうだいたちが続いた。

七歳でありながら、すでに王子らしい真剣さを身につけたドナヒューは、大きく目を見開いて新しい妹を覗き込んだ。「本当に小さい……」

五歳のジーヴァは母親の袖をつかみ、興奮してささやいた。「あとで抱っこしてもいい? 絶対に気をつけるから!」

まだ二歳のゲデオンは、ふらつく足で前へ歩き、指を差した。「赤ちゃん! 僕の妹!」

エリー王の厳しい顔立ちは、妻と生まれたばかりの娘を見下ろすと柔らかくなった。大きく優しい片手を、オノラの肩へ置いた。

「この子の様子は?」

「完璧よ」とオノラは答えた。その声には、二人にしか理解できない深い意味があった。「あるべき姿、そのものよ」

王はゆっくりとうなずき、アレイラの顔を見つめ続けた。ほんの一瞬、古く、すべてを知る何かがその瞳を通り過ぎた――先ほど魂が感じたものと同じ、静かな畏敬。

「この子の中では、血統が強く息づいている」と、彼は静かに言った。「私たちの誰よりも強い。神々は私たちへ、偉大な贈り物と……偉大な責任を授けられた」

アレイラの小さな身体が、母親の腕の中でわずかに動いた。内側の魂は、一つ一つの言葉と、その微妙な意味まで聞いていた。この人たちは、もう私の中に特別なものを見ている。普通の赤ちゃんを超えた何

か。異常なゴッド・リンク……あの映像で語られた運命……。

転生、新しい身体、愛情に満ちた家族、隠された力、そしてまだ完全には理解できない遠い脅威の影

――そのすべての重みが、乳児の心へ静かにのしかかった。どんな子供にも背負えないほどのものだった。それでも、温もりと静かな声に囲まれたこの瞬間だけは、なぜか耐えられるように感じられた。

オノラは授乳を終えると、アレイラを肩へ抱き上げ、ゆっくり規則正しく背中を軽く叩いた。赤子は満足

そうな小さな声を出した。王妃は銀の鈴のような声で、柔らかく笑った。


「ほら? もう、この場所なら安全だと分かっているのよ」

エリー王は身をかがめ、アレイラの頭へ優しく口づけた。低く落ち着いたその声は、誓いを立てる統治者の声だった。

「キアロスクーロ家へようこそ、アレイラ。お前は私たちの娘。私たちの光だ。そして私たちは、持てるすべてをもってお前を守る」

きょうだいたちはさらに近づき、幼い声を重ねながら興奮してささやいた。ドナヒューは、いつの日か

――ずっと大きくなってから――剣術を教えると約束した。ジーヴァは髪が長くなったら編んであげると言った。ゲデオンはただ、ふっくらした手を伸ばしてアレイラの小さな足を軽く叩き、幼児らしい厳粛さで宣言した。

「僕の」

アレイラの瞼は再び重くなった。内側の魂は、まだ形作られ、新しい存在へ順応している身体の疲労を感じた。だが疲れの下には、もっと温かなものがあった――ここに属しているという感覚の始まり。

これが、今の私の家族。もう気づいている母。私のために世界を相手にしてくれる父。疑うことなく私を愛してくれる兄たちと姉。

再び眠りへ引き込まれ始めたとき、アレイラの小さな手が伸び、オノラの指の一本を握った。王妃は感情に息を詰まらせた。

静かな乳児室で、動く星々の下、キアロスクーロ王家は新しい家族を囲んで共に立っていた。外では、王国が平穏の中で眠っていた。雲のはるか上、強力な結界に隠された闇の浮遊都市が、沈黙の中で待っていた。

だが、この瞬間、ここに存在したのは愛と新しい命だけだった。

かつてヒトシ・コウタリだったアレイラ・キアロスクーロは、二度目の眠りへ漂っていった。耳の下では王妃の鼓動が規則正しく響き、小さな肩の上には運命の重みがそっと乗っていた。

アレイラが誕生した後の日々は、珍しい月花の花びらのように開いていった――ゆっくりと、輝きながら、静かな驚異に満ちて。豪華な王室の乳児室と、日差しの満ちたキアロスクーロ宮殿の各部屋では、時そのものが角を

柔らかくしたように流れ、転生した魂が新しい現実へ少しずつ慣れることを許していた。

朝には穏やかな習慣があった。アレイラが一歳を迎える頃、オノラ王妃はしばしば彼女を月長石の揺り籠から抱き上げ、首都を見渡す広いバルコニーへ連れていった。眼下では、藍色と銀色の旗が高い尖塔からなびき、大通

りは商人や魔術師で満ち、宮殿の壁は防護ルーンの下で輝いていた。空気には夜咲きジャスミンと、厨房から届く焼きたてのパンの香りが漂っていた。

アレイラの小さな身体は、肌へ当たる太陽の温かさに本能的に応えた。キアロスクーロ家特有の、金色の斑点が入った印象的な紫色を受け継いだ大きな瞳は、あらゆる細部を吸収した。内側の魂は、この世界の圧倒的な規模

と美しさに驚嘆した――かつて知っていた日本の現代的な街並みとは、あまりにも遠くかけ

離れていた。


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