第40話:迫り来る氷の主権者(第14章・第1部)
闘技場事故と、シーラ・クイエンの静かで複雑な変化の後、グランド・アルカナム・アカデミーには緊張
した平穏が降りていた。
ドミナント・レイディアンス・エンクレイヴは、圧力を通してさらに強くなった。陣形は鋭くなり、信頼は深まり、アレイラとファランの関係は、周囲の友情を飲み込むことなく、より開かれたものになった。シーラが時折
示す認識には、まだ温かさはない。だが、もう軽蔑もなかった。
しかし、《聖なる洗礼》以来、アレイラが意識の最も遠い縁で感じていた、蝕のように冷たい遠方の圧力は、アカデミー内部の嵐とともに消えはしなかった。
それは、強まった。
ある澄んだ美しい夕方、高度な多人数戦闘訓練によって、エンクレイヴ全員が心地よく疲れ果てた長い一日の後、彼らはいつものように、西の庭園にある高いテラスへ集まった。
浮遊灯は、穏やかに囚われた星のように頭上を漂っている。広大な校内の明かりは、金と銀の海となって眼下できらめいていた。
長い間、彼らはただ共に座った。共に戦い、互いへの忠誠を選んだことによって得た、深く心地よい沈黙の中で。
その時、アレイラは感じた。
突然、鋭く、間違えようのない、あの蝕の冷気を帯びた存在の急激な高まりを。
以前より近い。以前より明瞭。
そして、はるかに強く一点へ集中している。
内側の聖流は、純粋な本能によって燃え上がった。完全に制御する前に、金色の光が両手と腕に沿って明るく明滅する。考える前に立ち上がり、アカデミーの強力な結界の向こう、暗くなり始めた地平線を見つめた。
「アレイラ?」
ファランは瞬時に隣へ立ち、温かく力強い手を彼女の腕へ置いた。
「何です? 何を感じている?」
他の者たちも立ち上がった。彼女の力が突然変わり、身体を捉えた緊張を感じると、全員のオーラが鋭くなった。
「近づいている」
聖流が今も深い警告を響かせる中、彼女は静かに言った。
「冷気が……何か月も感じていた、あの広大な影が。もう遠くから見ているだけではない。何かが動いている。途方もなく大きな何かが」
ロニンの明るい目が細くなり、手はすでに練習剣の近くへ置かれていた。
「前に話していたシンジケートか? 幻視で見たもの?」
「今も、その全体像は分からない」
アレイラは言った。
「でも、古く、忍耐強い。アカデミーへ……そして私へ、注意を向けた」
重く電気を帯びた沈黙が、テラスへ落ちた。遠い冷気を前にして、浮遊灯さえ僅かに暗くなったように見えた。
キャサリンの普段の明るさは完全に消え、激しく守ろうとする気持ちへ変わっていた。
「どうすればいいの? そんなものと、どう戦うの?」
アレイラは、順位、妨害、危険を通して互いを選び続けた人々を見回した。ファランの決意は、彼らから離れて存在しているのではない。同じ輪の一部だった。
「備える」
彼女は言った。
「もっと分断しにくくなる。そして勇気と混乱の違いを学ぶ。それがこの壁へ届いた時、一緒に迎える」
雲の遥か上。
現実を歪める幾層もの結界、古代の幻術、そして太陽さえ覆い隠せる力の下で、ヴァロス・エクリプス・エアロポリスは、完璧で捕食者のような沈黙の中を漂っていた。
クリムゾン・ウィンター尖塔の内部で、クセニア・モロズクロフスキーは、生きた氷と血のように赤い水晶でできた背の高い窓の前へ立っていた。長い銀石板色の白髪は、毛先で氷青色に輝き、外の世界には存在しない風の
中で揺れていた。
柔らかな深紅の目は、彼女と他のソヴリンたちだけが完全に感じ取れる、遠くにある頑固な金色の光点へ向けられていた。
「小さな火花は、さらに明るくなった」
クセニアは囁いた。
「そして、留まることを選ぶ光を集めた。蝕の神は、興味深いと思うでしょう」
背後では、他の八人のソヴリンの深い影が、生きた夜のように動き、その巨大なオーラが尖塔の壁へ圧力をかけていた。
蝕は、もう遠い地平線から見ているだけでは満足しなかった。
動き始めていた。
アカデミーでは、闇がどれほど近くへ来ているか、まだ誰も理解していなかった。
翌朝、影がもう遠くへ留まる気はないという、最初の具体的で否定しようのない兆候が届いた。
夜明け前、皇帝級優先通信が学長へ届いた。午後までには、高度障壁班が北側結界付近の巡回を倍増させた。「異常な魔力攪乱」という制御された公式表現は、噂よりアレイラを怖がらせた。
その晩、柔らかな浮遊光の下、私設図書室へエンクレイヴ全員が集まると、アレイラは感じ取れるすべてを、言葉にできる限り明瞭に共有した。
「探っている」
アレイラは言った。




